旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

乗りつぶし台湾 捷運新莊線

2014-10-16 15:00:00 | 台湾日記

朝食バイキング

中華民國102年11月27日星期三(水曜日)、今回の旅の最終日の朝を台北の定宿で迎える。今朝も白いご飯に味噌汁(即席)の朝食。おかずも美味しい。ごちそうさまでした。


coffee 食後のコーヒーsymbol6



客室数もそんなに多くない小さなホテルだが、実に落ち着く。調度品などのセンスもいい。次回の利用をまた楽しみにして、日本を遠く離れたお気に入りの宿をチェックアウトする。


東呉大飯店 (台北市大同區延平北路)


往来の多い延平北路に面している!

表の喧噪とは別世界のようなホテルの落ち着いた空間がいい。




悠遊卡 EASYCARD

ホテル最寄駅から捷運(地下鉄)を利用する。悠遊卡(IC乗車券)で入場する。票價(運賃)は8折(2割引)となる。台北中心部とは反対の迴龍行の列車に乗る。新莊線の乗りつぶしである。全線が地下を走るのであまり面白味はないが。大橋頭を出発すると、淡水河の底を潜り、台北市より新北市に入る。以前は鉄道のなかった地域に路線が延びて、台北中心部へ直通するのだから劇的に便利になっただろう。


新莊線車内の様子!


車内掲出の防犯ポスター

ちょっと蛭子さんの画を思わせる。吹き出しは仮名文字の「へ」ではなく、注音符號の「ㄟ」だろう。発音は「ei」らしい。


月台(プラットフォーム)


metro 捷運新莊線で迴龍站到了symbol6

台北捷運 新莊線 大橋頭(10:18)→迴龍(10:39) 2413 35元(悠遊卡28元)
※ダイヤ不明のため実際の時刻。


台北捷運 新莊線 迴龍站 (新北市新莊區中正路)

新莊線の終点、迴龍で降りる。「102年6月29日通車營運」とあるから開業して約5ヶ月。この辺りは捷運が出来る前から都市化していたようだ。


迴龍站の駅頭の様子!




台北の平野が尽きて山が見える!

駅前に停められているのが、自転車ではなくスクーターなのが台湾らしい。ここから新北市と臺灣省桃園縣龜山鄉の境は近く、見えている山は桃園縣になろう。


路網圖(路線図)

再び新莊線に乗り、三つ戻る。路線名にもなっている新莊で下車する。


metro 捷運新莊線で新莊站到了symbol6

台北捷運 新莊線 迴龍(10:49)→新莊(10:56) 2438 20元(悠遊卡16元)
※ダイヤ不明のため実際の時刻。


台北捷運 新莊線 新莊站 (新北市新莊區中正路)

広い道もあったのだが、細い路地を抜けて目的地へ。途中の飲食店からはいい匂いがする。まだお腹は空かない。


新北市新莊體育館 (新北市新莊區中華路)

体育館が目的地ではない。


棒球場 Baseball Fierd(野球場)は800m先!


footmark2 體育館(体育館)より棒球場(野球場)へ向かっていますsymbol6




池の向こうに棒球場が見えた!


池の名前は景觀湖


新莊棒球場 (新北市新莊區和興街)

目的地はここ。野球日本代表(侍ジャパン)と台湾のチームとの試合(2013 BASEBALL CHALLENGE)が行われた球場である。11月8日から10日の3試合のうち、最初の2試合がここ新莊で行われた。報道では台北となっていたが、台北市ではなく新北市である。最後の3試合目は台北市の天母棒球場で行われた。今日は中には入れないので、垣間見てみよう。









ここで台湾のおっさんの「ヘイヘイヘイ」の応援が行われていたのか。試合内容よりも応援が面白かった事が印象に残っている。テレビで見ていてスタンドもいい雰囲気だった。


照明 ここまで中華民國102年11月27日撮影(悠遊卡の画像を除く)

ナイトゲームで行われたが、照明が暗いという事だった。サインが見辛いとか。確かに日本の球場よりもライトの数が少ないようだ。


【参考】マツダスタジアムの照明 平成26年5月4日撮影


footmark2 球場の周りを一周してみるsymbol6 これより中華民國102年11月27日撮影


售票口(切符売場)


外野樓梯D

野球は棒球だが、内野は内野、外野は外野と言うようだ。


再び景觀湖!



運動公園を後にして駅に戻ろうとしたら、ちょうど公園にやってきたご年配の男性に話し掛けられる。國語(北京語に相当?)だか台湾語だか知らないが解らない。そんな語学力でよく台湾旅行出来るなと思うかも知れないが、旅人としては何も困らない。「私は中国語が解りません」と中国語で言えばよいが、解らないので言えない。英語なら言えるが、じいさまが英語が解らなければ話にならない。うちの親よりも歳が上の様にお見受けする。ならばと、日本語で「日本人です」と言ってみると、じいさまは「そうか、日本人か」と明瞭な日本語で言って、そのまま公園に入っていった。


新莊區公所 (新北市新莊區中正路)

別の道を通って駅へ戻る。途中で区役所に相当する新莊區公所があった。「區」だけ文字の色合いが違う。以前は臺灣省台北縣新莊市だったが、民國99年(2010)に台北縣が直轄市の新北市となり、新莊市は新莊區となっている。一文字だけ取り替えたのだろう。 (つづく)