東武鉄道 伊勢崎線 新越谷駅 (埼玉県越谷市南越谷)
令和元年12月22日日曜日。会津に出掛けてきた。新越谷駅で切符、ファミリーマートでサンドイッチを買って出発する。
伊勢崎線で新越谷を出発
東武鉄道 伊勢崎線 区間急行列車 [10030系] (春日部)
伊勢崎線で春日部に到着
伊勢崎線 区間急行 新越谷(8:09)→春日部(8:21) クハ16657
春日部の売店で麦酒を買ってくる。駅構内では、あの人気アニメのキャラクター推しが凄い。
特急スペーシアが入ってきた!
特急りょうもうには時折り乗っているが、スペーシアに乗るのは久しぶり。先週は西武特急に乗ったが、今週は東武特急に乗る。
東武鉄道 特急〔きぬ107号〕 1107列車 [100系] (春日部)
特急スペーシアで春日部を出発
100系〔スペーシア〕の普通車の車内の様子!
100系〔スペーシア〕の普通車の座席!
特急券 春日部→鬼怒川温泉(1,250円)
企画乗車券「ゆったり会津 東武フリーパス 喜多方」(新越谷発着)
(7,110円)
無料(FREE)ではないのにフリーパスとは如何に。フリー区間とは無料区間ではなくて、自由乗降区間と読み替えてみる。東武鉄道日光線下今市-東武日光間、鬼怒川線全線、野岩鉄道会津鬼怒川線全線、会津鉄道会津線全線、東日本旅客鉄道只見線会津若松-西若松間、磐越西線会津若松-喜多方間が自由乗降区間となっている。特急券を購入すれば特急列車も利用出来る。この切符を使った方が単純往復するだけでも安くなる。
サッポロ黒ラベル(250円) テリヤキチキンとたまごのサンド(298円)
先週と同じく、ファミリーマートのサンドイッチで麦酒。今日は昼めしが主なので、サンドイッチくらいでちょうどいい。車内販売の売り子さんも回ってくる。昨今、車内販売が減っているようだが、東武特急では健在のようだ。麦酒ぐらい買えばよかったが、2杯も要らない。列車は東武動物公園で伊勢崎線と分れ、日光線に入る。
利根川を渡る! (栗橋-新古河)
栗橋に東北本線との渡り線がある。東北本線は利根川を渡ると茨城県だが、日光線はまだ埼玉県である。茨城県ではなく、群馬県を経由して栃木県に入る。
山が近くなってきた… (栃木市付近)
車窓には日光杉並木! (明神-下今市)
下今市で日光線と別れ、鬼怒川線へ!
大谷川を渡る! (下今市-大谷向)
複線の日光線を快走していた列車も、鬼怒川線に入ると速度が遅くなる。鬼怒川線は単線で線形も悪い。速度よりも、鬼怒川温泉や東武ワールドスクェアに直通する事に意味があるのだろう。ゆるゆると走って、鬼怒川温泉に到着。
東武鉄道 特急〔きぬ107号〕 1107レ 春日部(8:33)→鬼怒川温泉(9:59) モハ109-5
特急料金1,250円
快速〔AIZUマウントエクスプレス1号〕 3155列車 [AT-750形] (鬼怒川温泉)
特急は少し遅れて到着したので、速やかに次の喜多方行の快速列車に乗り換える。電化区間だが、気動車(ディーゼルカー)が出発を待っている。東武鉄道の車両ではなく、会津鉄道の車両である。東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道、東日本旅客鉄道の4社を直通運転する。
AT-750形の車内の座席!
〔AIZUマウントエクスプレス〕は、名古屋鉄道から譲渡された車両だった頃に乗った事があるが、すでに引退している。今の〔AIZUマウントエクスプレス〕も座席はリクライニングシートになっており、なかなか乗り心地はいい。ディーゼルエンジンの音を響かせて、鬼怒川温泉を出発。
温泉街を行く! (鬼怒川温泉-鬼怒川温泉公園)
川沿いに大きな温泉旅館・ホテルが立ち並ぶ。既に廃業してしまった建物も目に付く。
新藤原に到着。東武鉄道鬼怒川線より、野岩鉄道会津鬼怒川線に入る。比較的新しい路線で、トンネルが多く、線形もよい。
五十里湖 (湯西川温泉-中三依温泉)
野岩鉄道に入っても温泉と名の付く駅が多数ある。上三依塩原温泉口という駅がある。塩原温泉と言えば、東北本線・新幹線の西那須野、那須塩原からのJRバス路線があるが、野岩鉄道の駅からもバスの便がある。
山には積雪が… (南会津町付近)
栃木県より福島県に入り、会津高原尾瀬口に到着。野岩鉄道会津鬼怒川線より、会津鉄道会津線に入る。福島県に入ったが、12月というのに雪景色ではない。暖冬である。会津田島に到着。ここまでは浅草からの直通列車がある。電化区間はここまで。この先は電車は入れない。気動車の〔AIZUマウントエクスプレス〕は問題なく進む。
阿賀川を渡る! (湯野上温泉-塔のへつり)
近くには景勝地の塔のへつりがあるが行った事がない。また湯野上温泉からは江戸時代の宿場町の雰囲気を残す大内宿へのバス便があるが、こちらもまだ行った事がない。ねこ駅長のいるという駅を過ぎ、列車は若松の市街地に入ってきた。西若松で会津鉄道会津線より東日本旅客鉄道只見線に入る。列車は会津若松に到着。定期列車としては会津若松止まりだが、土曜・休日は磐越西線に乗り入れて、喜多方まで直通する。平野部の磐越西線をこんなに速度が出たのかと思う程に快走する。終着の喜多方に到着した。
快速〔AIZUマウントエクスプレス1号〕 8217D列車 [AT-750形] (喜多方)
快速〔AIZUマウントエクスプレス〕で喜多方に到着
快速〔AIZUマウントエクスプレス1号〕 3155レ 鬼怒川温泉(10:01)→喜多方(12:22) AT-752
※新藤原-会津高原尾瀬口間は3155D列車、会津高原尾瀬口-会津若松間は3156D列車、会津若松-喜多方間は8217D列車で運転。
車体には「あかべぇ」のイラストが!
JR東日本 磐越西線 喜多方駅 (福島県喜多方市町田下無番地)
駅頭の様子!
12月の喜多方は雪道かと思ったが、全く雪は見られない。徒歩で目的地へ向かう。
若喜商店 (福島県喜多方市字三丁目)
昭和6年建築の洋風建築が。散策するのによさそうな街だが、今日の目的はそれではない。市役所近くの目的の店に到着。行列の出来る人気店だが、あまり列はない。そう思ったが、防寒のための風除けのシートの向こうに待つ人がいた。自分は駅から歩いてくるので厚着をしているが、車で来た人はあまり着こんでおらず寒そうである。思ったより早く暖房の効いた店内に入れた。店内に待っている人がいるので、すぐ席に案内される訳ではない。少しして順番となり、注文をしてレジで先に会計を済ませる。カウンターに案内され腰を掛ける。
お酒 ほまれ(380円)
冷やを頼むと、冷えたお酒が出てきた。お燗はしないが、外が寒かったので常温がいいのだが、まあ仕方がない。このお店は3度目だが、これまで車でしか来た事がないから、お酒を飲むのは初めてである。喜多方のお酒を飲んで、料理を待つ。
肉そば(1,000円)
お待ちかねの一杯が運ばれてきた。
麵が見えないくらいのチャーシューが♪
麵はこんな感じ♪
あっさりした味の坂内食堂さんの喜多方ラーメン。ああ、この感じ。久しぶりで美味しい。実は肉そばの肉の量は自分には多すぎると思うので、支那そば(700円)でもよかったのだが、写真を撮るのに肉そばの方がいい。8年前に他人の撮った肉そばの画像を見て、この店に来たのだ。肉をアテにお酒を飲み、ラーメンを平らげた。ごちそうさまでした。
坂内食堂 (福島県喜多方市字細田)
思ったより早くラーメンが食べられたので、ゆっくり駅へと戻る。
雪吊りすれど、雪は無し!
雪がない方が生活は楽だと思うが、降らない事でいろいろ影響もあるだろう。
松本屋 (福島県喜多方市字三丁目)
大和川酒造店 (福島県喜多方市字寺町) いずれも令和元年12月22日撮影
先程、お店で飲んだのと別の酒蔵。喜多方市には数多くの酒蔵があるのだそう。 (つづく)