旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

磐越西線

2020-01-30 18:30:00 | 鉄道

出札口と改札口 (喜多方)

肉そばを食べて駅に帰ってきたが、次の上り列車の出発まで1時間以上もある。



駅には待合室があって、暖かい室内で座って待つ事が出来るが退屈である。


往復乗車券 喜多方-山都(400円)

下り列車があるので、隣の駅まで行ってみる事にする。隣の駅で上り列車を待てば、少しは時間がつぶれる。


プラットフォームには酒樽が積み上げられている!

喜多方はラーメンで有名になっているが、酒処なんだなと思う。


JR東日本 磐越西線 普通 233D列車 [キハ47形] (喜多方)

てっきりキハ110が来るのだと思っていたが、国鉄の気動車がやって来た。


行先標(サボ)も健在!


キハ47形の車内の様子!


キハ47形の座席!

素晴らしい。令和になっても昭和の汽車旅が味わえる。残念なのは、誰かが持ち込んだ、たこ焼きかお好み焼きの臭いが車内に漂っている事。


metro 磐越西線で喜多方を出発symbol6


会津盆地を行く! (喜多方-山都)

田んぼに雪が全く見られない。


一ノ戸川を渡る!


JR東日本 磐越西線 普通 233D列車 [キハ47形] (山都)

今回の旅の中で、乗っていて一番楽しい列車だった。このまま新潟県まで行ってしまいたいが、次の駅で下車する。


metro 磐越西線で山都に到着symbol6

磐越西線 普通 233D 喜多方(14:49)→山都(14:59) キハ47-1516


プラットフォームの側には煉瓦の油庫が!

明治42年に建てられたのだそう。


列車は新津へ…

駅から出ようと駅舎に向かうと、改札に女性の方が。駅員の服装ではない。全くの無人駅かと思っていたが、簡易委託駅だったようだ。


JR東日本 磐越西線 山都駅 (福島県喜多方市山都町広野)

駅舎は洒落た感じで、まだ新しい。


駅頭の様子!



近くに川が流れているので、付近を散策してみる。




山都橋

この道を行けば、会津坂下に至る。会津坂下には只見線が通っている。さて、山都橋の名を見て、文字は違うが山口県・広島県境を流れる小瀬川に架かる大和橋を思い出す。大和橋はバス旅で蛭子さんたちが県境越えをしている。数年後、1本下流の栄橋(架け替えのため仮設橋梁)でも県境越えをしている。


阿賀川を渡る!

福島県(陸奥)では阿賀川だが、新潟県(越後)に入ると阿賀野川と呼ばれ、日本海に注いでいる。長野県(信濃)で千曲川、新潟県(越後)で信濃川となるのと同様か。前出の小瀬川も山口県(周防)での呼び名で、広島県(安芸)では木野川だったが、川が県境(国境)となっており、上流下流で分けられないからか、河川名としては右岸の小瀬川となっている。


道路が付け替えられている!


付け替え前の道路の先に前の橋が架かっていたのかと思う…


再び橋を渡り、駅へと戻る!




駅に戻ってきた!

山都はお蕎麦が有名なのだそう。今日は喜多方で肉そばを食べたばかりなので食べないが、時間を取って山都のお蕎麦を食べてみたいと思う。さて、暖房の効いた待合室で列車を待つ。列車の本数は少ないのに、暖かくしてあってありがたい。窓口の女性がお客と話している。皆、顔見知りのようで、よそ者は自分だけである。切符を買うなら、こうゆう駅で買いたかったが、無人駅だと思い込んでいたので、喜多方で往復乗車券を買ってしまった。




JR東日本 磐越西線 普通 234D列車 [キハ110系] (山都)

今度は思った通りキハ110がやって来た。会津若松で待っていても、結局この列車である。


キハ110系の座席

民営化後の車両だが、座席はクロスシートで車窓を楽しむのによい。しかし、北国のよく暖房の効いた車内の気持ち良さに、ウトウトしてしまう。


JR東日本 磐越西線 普通 234D列車 [キハ110系] (会津若松)


metro 磐越西線で会津若松に到着symbol6

磐越西線 普通 234D 山都(15:39)→会津若松(16:16) キハ110-213
◆喜多方-山都間の往復運賃400円
※喜多方-会津若松間は企画乗車券を利用



跨線橋を渡ろうとしたら、奥の方に連絡通路が出来ていた!

一体いつの間に。前回、会津若松駅に来たのはトリノオリンピックの時だったから、14年近く前である。ホテルでカーリングの中継を見ていた。


駅構内には張り子のあかべぇが!


JR東日本 磐越西線 会津若松駅 (福島県会津若松市駅前通り)




駅前フジグランドホテル (福島県会津若松市駅前町)

駅前のホテルに投宿。フジグラン(本社松山市)を思い出すが関係ない。


客室の様子!



カーリングをやっているが、オリンピックを見たのはこのホテルではない。


客室からの眺め!

最高の眺めである。雪が積もったとこも見てみたい。




富士の湯 (福島県会津若松市駅前町)

宿泊客はホテル近くの日帰り温泉施設の無料入浴券をもらえる。ホテルと温泉施設の屋号から、同じところがやってらっしゃるのかなと思う。受付でホテルで貰った入浴券を出すと、タオルと館内着を無料で貸してくれる。タオルだけ借りて、お風呂に入る。天然温泉、源泉100%だそう。利用者は多くて賑わっている。若松は大きな街なのだなと思う。


瓶のコーラ(110円) ここまで令和元年12月22日撮影

いい湯だった。湯上りに瓶のコーラを飲む。ブッシュマンを思い出す。そもそもホテルから出てお風呂に行くのは面倒だと思い、部屋のユニットバスで済ませてしまいそうだが、これは出掛けてきてよかった。いい気分でホテルに戻り、ウトウトする。




夜食… 令和元年12月23日撮影

目を覚ますと、夜も更けている。夕食はホテルに入っている中華料理店に行くつもりだったのに、もう時間が遅すぎる。温泉に入って気持ちよかったので、よく寝てしまったようだ。日付が変わって令和元年12月23日月曜日。朝まで何も食べないのもどうかと思い、ホテル内の自動販売機で発泡酒とおつまみを買ってくる。客室に用意されていたお菓子も食べる。夕食に行こうと思っていて、寝てしまっていたのが、今年だけて2回目である。これだけ食べて、少し落ち着いて本式に就寝した。 (つづく)