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旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

LCCで沖縄 沖縄都市モノレール線

2020-07-27 11:00:00 | 鉄道

沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線(ゆいレール) 旭橋駅
(沖縄県那覇市泉崎)

この後は終点まで一気に沖縄都市モノレール線を乗りつぶしてしまう。未乗車区間は美栄橋以遠である。自動改札機に1日乗車券のQRコードを読ませて入場する。


旭橋は相対式プラットフォーム!

これまで乗り降りした駅は1面2線の島式プラットフォームだったが、この駅は2面2線で相対式の構造となっている。行き先によりプラットフォームが異なる。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (旭橋)

那覇空港行が接近する。




そして出発してゆく…



現在、2両編成で営業しているが、今後は3両編成として、輸送力を増強して混雑の緩和を図るそう。定員は2両(164名)から3両(265名)となる。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (旭橋)

てだこ浦西行がやってきた。


metro ゆいレールで旭橋を出発symbol6



車内では駅到着前にチャイムが流れるのだが、各駅で異なった沖縄の曲となっている。てぃんさぐぬ花♪と安里屋ユンタ♪は判ったが、後は知らぬ曲ばかりである。観光客には沖縄らしくていいだろうが、毎日聞いている乗客はどうなのか。さて、おもろまちという平仮名の駅名がある。漢字がないので、「おもろ」の意味が解らない。おもろさうしの「おもろ」だろう。調べると歌の意だった。おもろさうしは歌集である。それにしても建物が多い。丘陵地にギッシリと建て込んでいる。起伏のある地形なので、勾配に強いモノレールは適しているのだろう。車窓に首里城を見て首里に到着。開業以来、首里が終点だったが、昨年に路線は延伸している。新規開業区間を列車は走る。那覇市より浦添市に入る。沖縄らしい独特のお墓が並ぶ墓地も見られる。墓石ではなく、祠か並んでいる。


東シナ海が見える! (経塚-浦添前田)




列車はトンネルに入る! (浦添前田-てだこ浦西)

終点のひとつ前の駅を出ると、眺めの良い高架を走っていたモノレールは、地上に降りてきて、そのまま地下トンネルに。トンネルを抜けると高架線。終点のてだこ浦西に到着した。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (てだこ浦西)

これで沖縄都市モノレール線の乗りつぶし終了。同時に沖縄県内の鉄道の乗りつぶし終了(索道を除く)。

沖縄都市モノレール線 普通 旭橋(12:11)→てだこ浦西(12:37頃) 1105 ※参考運賃340円


metro ゆいレールでてだこ浦西に到着symbol6

ここも駅名に平仮名が入る。「てだこ」は太陽の子の意。浦添を都とした英祖王は「てぃだこ」と呼ばれていたそう。三山時代とか、尚氏の三山統一よりも前の時代の事である。浦添市の東部なのに「浦西」とは、添市と中頭郡西原町の市町境に近いからか一文字ずつ取ったのかとも思ったが、添市西原町という町名も近くにあり、そちらのような気もするが判らない。


てだこ浦西側の末端を望む!

写真右の高架道路は、沖縄県道38号浦添西原線バイパス。


車止め!

この先は中頭郡西原町。昨日、ここを沖縄自動車道を走行中に反対側から見掛けた。


付近には沖縄自動車道幸地BSが!


高速バスのりばの案内板も!


1面2線の島式プラットフォーム


那覇空港方を望む!



改札を出て、てだこ浦西駅を望む。他の高架駅は新交通みたいな駅だったが、ここは普通の2本のレールを走る鉄道の高架駅みたいな印象。


トンネルから列車が出てきた!








沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 てだこ浦西駅
(沖縄県浦添市前田)

大きな駅前広場も整備され、やはり普通の鉄道の駅のようである。




沖縄都市モノレール 工作車 MB-2


駅前にPark & Rideの駐車場以外に何もない!

コンビニエンスストアもない。清涼飲料水の自動販売機を見掛けるくらい。今は付近の沖縄道にはバス停のみだが、インターチェンジを設けて、高速バスターミナルを整備するそう。札幌で言うと大谷地みたいな役割か。そしてこの近くにも大型商業施設が建設中である。




改札口

1階が改札階。2階がプラットフォームになる。念願の沖縄都市モノレールの乗りつぶしは終えたので、1日乗車券で那覇観光に出掛ける。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (てだこ浦西)

列車が到着する。この列車には乗らず、今プラットフォームで出発を待っている列車に乗り込む。車内はガラガラである。同じ始発駅でも那覇空港とは違う。


1000形の車内の様子!

ガラガラというか、先頭車両は貸切である。ゆいレールの座席は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)が主体である。


運転席後ろにクロスシート有

1車両に4席だけ、2両編成なので8席だけクロスシートが存在する。先頭車両は前面が、後尾車両は後面の展望が楽しめる。先頭車両の方に腰掛ける。


metro ゆいレールでてだこ浦西を出発symbol6

浦添市より那覇市に入る。


沖縄でかぶりつき!

モノレールのかぶりつきもいいなあ。このまま乗っていたいが、首里で下車する。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (首里)


metro ゆいレールで首里に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 てだこ浦西(12:56)→首里(13:04) 1110 ※参考運賃270円


首里城を背後に列車が行く!

平成15年8月10日、沖縄都市モノレール線那覇空港-首里間が開業した。長らく首里が終点となっていたが、令和元年10月1日に首里-てだこ浦西間が延伸開業した。まだ開業して1年経ってない、新しい路線を乗って来たのだ。さて、尚氏が三山統一して首里が都となる。那覇は首里の外港で、島であった。後に首里と那覇とを結ぶ道、長虹堤が築かれたそう。昭和29年に那覇市に編入されるまでは首里市だった。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 首里駅
(沖縄県那覇市首里汀良町)




鳥堀交差点(沖縄県那覇市首里汀良町・首里鳥堀町)
いずれも令和2年7月2日撮影

昨日は那覇ICからこの道を通った。今日は横切って首里城に向かう。 (つづく)