うどん自動販売機
令和5年7月7日金曜日。七夕だが天気はよくない。そもそも昔の暦で行われていた行事を無理やりグレゴリオ暦に当てはめるから、梅雨の七夕というおかしな事になる。昭和55年、初めて仙台に行った時に8月に七夕をやっていて不思議な感じがしたが、ひと月遅らせるのは理に適っていると思う。旧暦の7月7日だと満月で天の川が見えないという事はない。光害で見えないところはあるだろうが。
さて島根県に来ている。うどんの自動販売機というものがあって、昔はよく見掛けたものだが、今は販売機自体も製造されておらず、ほとんど見掛けなくなった。しかし島根県では今も現役なのだそう。山口県より島根県、周防国より石見国へ中国山地を越えてやって来た。実は山口県内にもうどん自動販売機はあって、今日も来る途中にお店(小郷橋のところ)は見掛けている。こちら島根県のお店はテレビ番組で紹介されていたので来てみたかったのだ。
天ぷらうどん(400円)
別にある両替機で千円札を百円玉にくずす。天ぷらうどんにしてみる。硬貨を投入してボタンを押す。思いの外、早く出来上がった。旨そう。
麵はこんな感じ♪
えび天も
実に美味しい。昭和の頃に食べた自動販売機のうどんは業者さんが補充していたであろう画一的な味(それも良き)だったが、今はこちらのお店の厨房で手作りして補充しているのだそう。自動販売機で提供されているが、味は普通の美味しいうどん屋さんという事である。柚子が一片、添えられているのがよかった。ごちそうさまでした。
後藤商店 (島根県益田市安富町)
石見空港(IWJ RJOW) (島根県益田市内田町)
石見空港に立ち寄る。愛称は「萩・石見空港」。「萩・」の文字を後から足した感がある。萩は島根県・石見国ではなく、山口県・長門国にある。
柿本人麿 石見のや 高角山の 木のまより わがふる袖を 妹みつらむか
しまねsuper大使の吉田くん
ターミナル内にはANA全日本空輸(NH)のカウンター
東京国際空港(HND RJTT)との便が二往復のみ。以前は大阪国際空港(ITM RJOO)の便もあったのだが。全日空の子会社のANKエアーニッポン(EL)が就航していたが、吸収合併で今は全日空の便となっている。ちなみに石見空港の3レターIWJはかつて岩国飛行場(RJOI)で使っていたそう。民間航空再開で岩国飛行場の3レターはIWKとなった。
島根県観光キャラクター しまねっこ
レストラン キッチンそらら
発着は朝夕だけだからか、この時間は営業していない。石見空港が出来たばかりの頃、お昼ご飯を食べて帰った。30年振りの空港再訪である。石見空港で飛行機に乗った事はないし、見た事もない。航空機を利用するでもなく、北は稚内空港(WKJ RJCW)、東は中標津空港(SBH RJCN)から西と南は北九州空港(KKJ RJFR)までいくつかの空港を訪れている。近くを通ると立ち寄ってしまう。
エアポートショップ萩・石見
売店は営業中。源氏巻と地酒とペットボトルにしまねっこのイラストのある水を買ってゆく。
三里ケ浜ビーチハウス (島根県益田市高津町)
瀬戸内側から中国山地を越えてきて、せっかくなので日本海を見てゆく。
うーん、曇り空。雨が降ってないだけいいか。
高島
青空と青い日本海が見たかったが仕方がない。ラジオのAM放送では朝鮮半島からの電波がよく届く。近くの浜田のNHKより、遠くのKBSの方がよく聴こえる。
神楽のさと 島根県益田市 いずれも令和5年7月7日