道の駅より芦ノ湖を望む
令和6年11月11日月曜日。神奈川県足柄下郡箱根町に来ている。都内など渋滞で運転が大変だったが、もうすぐ関東を抜ける。その前に道の駅で小休止。
芦ノ湖を行く箱根遊船の遊覧船
以前は西武グループの遊覧船だったが、今は富士急グループの会社となっている。芦ノ湖では小田急グループの船に乗った事があるが、こちらの会社の船には乗った事がない。
道の駅 箱根峠 (神奈川県足柄下郡箱根町箱根)
肝心の道の駅の建物を写していない。外壁?工事中だったもので。お店は営業中。道路は国道1号の現道沿いにある。写真は大阪方。この先で国道1号箱根新道が合流して箱根峠を越える。
東京・日本橋方
坂を下ると芦ノ湖畔の元箱根に至る。
道の駅を出発。箱根峠を越えて神奈川県より静岡県、相模国より伊豆国に入る。峠の坂を下って三島市から駿東郡清水町へ、伊豆国より駿河国に入る。国道1号は三島市より往復4車線以上ある区間に入るが交通量は多い。バイパス群を進み、東名高速道路清水IC近くで国道1号を離れて臨海部のしみずマリンロードへ。国道1号静清バイパス清見寺ICからしみずマリンロードに入れたようだが行き過ぎた。清水駅の裏側、商業施設も見える。美味しい海鮮もいただけるようだが今日はお魚は食べない。国道149号に入る。距離の短い港国道で清水港と清水駅とを結ぶ。清水港からは国道150号となる。福岡県北九州市の国道198号・国道199号を思わせる。三保松原方面と分岐し、国道は駿河湾に沿った気持ちのよい道となる。久能山東照宮はここにある。参詣した事はないが日光の方もまだお参りした事はない。
安倍川を渡り、石部トンネルを抜け、新日本坂トンネル(下り線2205.7m)を抜けると静岡市より焼津市に入る。国道150号新日本坂トンネル(上り線3,104m)がもう1本、他にも東名の日本坂トンネルが3本(下り線・上り線右ルート・同左ルート)、東海道新幹線の日本坂トンネルが1本(複線)、東海道本線の石部トンネルが2本(下り線・上り線)と多くのトンネルが狭い範囲に集まる。新幹線の日本坂トンネルは昭和16年に弾丸列車のトンネルとして着工。弾丸列車計画は成らなかったがトンネルは昭和19年に開通して東海道本線で使われた。昭和39年開業の新幹線に使われるようになると、在来線の東海道本線は放棄されていた旧線のトンネル(旧石部トンネル・旧石浜トンネル)を今の石部トンネルに仕立て直して使用している。東海道本線が日本坂トンネルを使用していた時の渡り線のような線路跡が列車内から見られた。ちなみに旧東海道や現在の国道1号はこの付近ではなく内陸側の宇津ノ谷峠を通過して焼津市ではなく藤枝市(旧志太郡岡部町)に入る。新東名高速道路はさらに内陸を岡部トンネルで抜けている。
焼津市に入りカーナビゲーションに目的の飲食店を設定したのだが、間違えてサイゼリヤにしていた。サインが緑色だから選択時に間違えた。改めて設定し直して目的地に到着。午後3時を過ぎている。待つ事なく席に案内される。
マットがきました♪
ビールテイスト飲料(500円)
今日は麦酒は飲めないが、似たような飲み物を注文する。冷えててシュワシュワして旨い。
季節の野菜スープ ※セットに含まれます。
スープが旨い。
パン ※セットに含まれます。
パンも旨い。セットではライスまたはパンが選べる。ご飯はどこで食べても美味しいだろうが、最初にここのパンを食べたら実に美味しかったので、大体パンを選ぶ事が多い。
ドリンク ※セットに含まれます。
コーヒーも旨い。ホットのブレンドコーヒーを選ぶとおかわり自由。
げんこつ倶楽部(ハンバーグ250g)(1,760円)
げんこつおにぎりフェアのメニューでセットではドリンク・季節の野菜のスープ・ライスまたはパンが付く。次のフェアの期間は12月6日から11日まで。
いただきます♪
五箇月ぶりのさわやかさんのハンバーグ。やっぱり旨い。つけ合わせの野菜も旨い。サービスもいい。これを食べるために静岡県まで来る価値はある。久しぶりの味に大満足。ごちそうさまでした。
炭焼きレストラン さわやか 焼津店 (静岡県焼津市東小川)
会計の時に美味しかった旨を伝える。飴ちゃんを貰い店を出る。焼津は遠かったが待ち時間なして入店出来たのはよかった。お店のサイトから待ち時間が確認出来るので、あまり混雑しないであろう店舗を確認して候補にしていたのだ。御殿場市の大型商業施設にある店舗を午前11時過ぎに確認すると6時間待ちになっていて驚いた事がある。食べる頃には晩御飯になっている。富士川以東の店舗は御殿場市のその大混雑するとこ以外は行ったので、今日は焼津までやって来たのだ。
さわやかさんを出発。東名焼津IC前を通り、国道1号藤枝バイパスへ。しかし東京方面へは広幡ICでは県道から入れない。新東名藤枝岡部ICからの専用なのか。側道を走り次のバイパスとなる岡部バイパス内谷ICより流入する。さっさく道の駅に入る。
道の駅 宇津ノ谷峠 藤枝市側 (静岡県藤枝市岡部町岡部)
国道1号岡部BP上り線に設置
道の駅宇津ノ谷は、ここ藤枝市側と新宇津ノ谷トンネルを抜けた静岡市側にもある。静岡市側は上下線に一箇所ずつあり、計三つの施設からなる。藤枝市側と静岡市側とで運営会社が異なる。
東京・日本橋方を望む いずれも令和6年11月11日撮影
道の駅を出発。このまま国道1号を帰ってもいいが、中部横断自動車道の走ってない区間を通ってみようと思う。新東名から分岐する新清水JCT付近は通っているので無料区間となる富沢ICから入ろうと思う。国道1号静清BP興津ICで流出して国道52号へ。二桁国道なので重要な路線なのだろう。新東名新清水ICが随分山間にある。日も暮れてきた。静岡県より山梨県、駿河国より甲斐国に入り富士川沿いに降りてきた。対岸には身延線が通っている。山梨県の最南端、南巨摩郡南部町にある富沢ICより中部横断道に流入する。暫定2車線だが通行料金無料なのがいい。但し無料の新直轄区間に休憩施設はない。南部町内の南部ICで流出。隣接する道の駅なんぶで小休止。
道の駅を出発。南部ICより中部横断道に流入する。前回通った時は無料区間はここまでと言う六郷ICで流出したが、今日は鉄道で言うと乗りつぶしのようなものだから有料区間に入ってゆく。富士川TBを通過。真っ暗な山中を走ってきたが、甲府盆地のきれいな夜景が広がる。途中のICで流出する車が多く交通量は減ってゆく。甲府市街地へ行くなら南アルプスICなどで流出した方が遠回りにならずいいのでしょう。今回は双葉JCTまで走破する。そして中央自動車道上り線に入る。中部横断道のうち静岡県と山梨県とを結ぶ新清水JCT-双葉JCT間は前回と合わせて走破。山梨県と長野県とを結ぶ区間については山梨県内に開通区間はなく、開通している八千穂高原IC-佐久小諸JCT間は走破しているので、現在開通している区間は走り終えた事になる。中央道双葉SAを通過。中央自動車道西宮線は全線走破しているのでもう流出してもよい。双葉SAはSIC併設であったが知らなかった。甲府昭和ICで流出して国道20号上り線へ。中部横断道は全く混雑していなかったが、帰宅時間で国道20号の流れはやや悪くなっている。このまま国道20号を帰ってもいいが、東京都内はあまり走りたくない。国道140号で秩父へ抜ける。途中、桜井ランプより自動車専用道路の西関東連絡道路を走行する。甲府市と山梨市とを結び通行料金無料。こちらも交通量は多いが途中ランプで減ってゆく。岩手ランプで現道と合流する。一般道になっても走りやすい。坂をどんどん登り、道の駅みとみで小休止。国道の交通量が少なかったので道の駅にも他の利用者は僅かである。お手洗いを借りるのに階段を使うが日も落ちて薄暗いので足元が見づらい。階段辺りにも照明があればなと思う。
道の駅を出発。すぐに雁坂トンネル有料道路料金所がある。通行料金740円。収受員さんのお気を付けての暖かい言葉をいただく。雁坂トンネル(6,625m)を抜けて山梨県より埼玉県、甲斐国より武蔵国に入る。山梨県側の国道140号と比べて埼玉県側は線形がよくない区間が多い。それだけ地形が険しいのだろう。収受員さんの言葉通り気を付けて運転せねば。7kmの区間を2kmに短絡する大滝トンネルの工事が行われている。秩父本線の踏切を二度渡る。山間から街に入ってきた。秩父市街地で国道140号から国道299号へ。西武秩父線に沿う。鉄道は線形がよかったが、国道は曲線が多い。正丸トンネル(1,918m)を抜ける。国道は飯能市街地に向かうが川越市方面に向かうべく埼玉県道15号川越日高線に入る。いや、旧道に入ったようで幅員は狭い。すぐに県道に合流して事なきを得る。川越市街地で喜多院付近を通る。一度訪れた事がある。国道16号に入りさいたま市を通過。春日部市内で中川を渡って武蔵国より下総国に入る。江戸川を渡り埼玉県より千葉県に入る。復路は神奈川県も東京都も通らずに千葉県に帰る事が出来た。