旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

IRいしかわ鉄道線

2023-09-26 23:00:00 | 鉄道

改札から少し離れている4番のりばへ

令和5年9月18日月曜日。flag1 敬老の日。金沢駅に来ている。金沢周辺はICOCAが導入されて交通系ICカードが利用出来る路線なのでSuicaを使おうかと思ったが、切符の写真を撮りたいと思いなおし自動券売機で乗車券を購入する。自動改札から入場して乗車する列車の乗り場に向かうが、何だかはずれの方に停まっていた。


Ishikawa Railway


IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 普通 449M列車 [521系IR04編成] (金沢)

金沢以東は北陸本線時代に何度も乗っているが、JR西日本よりIRいしかわ鉄道に移管され、IRいしかわ鉄道線となったので初めて乗る路線という体裁である。車両は福井金沢間で乗ったのと同じ521系。JRの昔の車両かと思えば新型車両である。福井金沢間は2両編成だったが、この列車6両編成くらいだったと思う。送り込みも兼ねているのかも知れないが。金沢富山行普通列車に乗車。車内は転換式クロスシート。余裕で窓側の座席に腰掛ける。実に快適。


metro IRいしかわ鉄道線で金沢を出発symbol6




乗車券 金沢から 倶利伽羅経由 ▶ あいの風とやま線 500円区間
(870円)

金沢から高岡までの連絡乗車券を購入。IRいしかわ鉄道は途中の倶利伽羅までで、その先はあいの風とやま鉄道の路線となる。どうでもいいが名前が長すぎる。流山線だと流鉄の2文字である。それはさておき、運賃の内訳はIRいしかわ鉄道線金沢倶利伽羅間370円、あいの風とやま鉄道線倶利伽羅高岡間500円となる。


津幡停車中!


津幡で七尾線が分岐する

七尾線はJR西日本の路線だが、金沢へ直通運転する列車は必ずIRいしかわ鉄道線経由となる。盛岡IGRいわて銀河鉄道と花輪線を思わせる。盛岡で花輪線からの直通列車を降りると三セクの改札を出て、離れた場所のJR改札に入って乗り換えという事になり実に不便だが、金沢ではJRと三セクで改札が別々という事はなくラッチ内で乗り換えられる。


倶利伽羅停車中!

画数の多いこの駅が石川県側のIRいしかわ鉄道と富山県側のあいの風とやま鉄道との境界駅。石川県河北郡津幡町にあり、IRいしかわ鉄道の管理駅。整備新幹線が建設され並行在来線が第三セクターに移管されると、県別に別会社となる事が多い。運賃も別々となり割高感がある。熊本県と鹿児島県とに跨る区間は肥薩おれんじ鉄道の1社なのに。金沢高岡間は2社に跨って連絡乗車券が買えるけど、金沢直江津間の3社連絡乗車券の扱いはない。もともと同じ北陸本線なのに。何はともあれIRいしかわ鉄道線の乗りつぶしは終了。営業キロ17.8、所要18分。乗務員の交代もない。これよりあいの風とやま鉄道線の乗りつぶしに入る。さて福井県と石川県の県境通過は気付かなかったけど、ここは倶利伽羅トンネルを抜けるので気付く。石川県より富山県、加賀国より越中国に入る。


北陸新幹線新倶利伽羅トンネルの出入口付近 (倶利伽羅-石動)

石川県・富山県県境にはこの場所より北に北陸新幹線加越トンネルがフル規格で建設されていたそう。加賀・中国境を貫く加越トンネル。しかし経路が変更されてトンネルは建設中止となり放棄されたそう。代わりに新倶利伽羅トンネルが建設されたが、新幹線鉄道規格新線(スーパー特急)に計画変更されて石動駅の約1kmの金沢方で北陸本線と北陸新幹線(スーパー特急)の線路が繋がる予定だった。しかしスーパー特急からフル規格に再度計画が変更され、この辺りで北陸本線とスーパー特急が繋がる事はなかった。九州新幹線も筑後船小屋新八代間は在来線を走り、他はスーパー特急の予定だったが全線フル規格に変更された。


福岡停車中!

ここが筑前の福岡と間違えて来る人がいるという越中の福岡か。JR線ではなくなったから間違える人も減ったかな。現在では東京大阪から福岡までの普通乗車券を買えないだろう。


福岡駅 (富山県高岡市福岡町下蓑)


能越自動車道と交差 (福岡-西高岡)

能越自動車道は南で小矢部砺波JCTで東海北陸自動車道、北陸自動車道に接続する。北へは富山県・石川県境を越えて七尾ICに至る。登国と中国とを結ぶ。最終的には輪島市に至る計画である。


あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 普通 449M列車 [521系IR04編成] (高岡)
※金沢-倶利伽羅間はIRいしかわ鉄道線。


metro あいの風とやま鉄道線で高岡に到着symbol6

IRいしかわ鉄道線 普通 449M 金沢(15:07)→高岡(15:46) クモハ521-55 運賃870円
※倶利伽羅-高岡間はあいの風とやま鉄道線。


列車は富山へ…



富山県内の北陸本線はあいの風とやま鉄道に移管されたが、城端線、氷見線は今もJR西日本の路線である。単線非電化であり、構内には気動車が何両も見られる。城端線で一駅行った新高岡で北陸新幹線に接続する。つまりJR線だけで金沢へ行く事も可能。運賃の他に特急料金がかかるが。




改札口(ラッチ内より)

橋上駅舎となっており、城端線、氷見線の乗りつぶしに来た頃と変わっている。自動改札機があるが、交通系ICカード専用のみ。乗車券は改札掛に渡す。


改札口(ラッチ外より)


自由通路




自動券売機

出札口(みどりの窓口)もあります。券売機で乗車券の買える範囲は西がIRいしかわ鉄道線経由で北陸本線大聖寺まで、東は市振まで。高岡でも直江津までの連絡乗車券は買えない。IRいしかわ鉄道線経由で七尾線和倉温泉まで。城端線、氷見線は全線。富山接続で高山本線猪谷まで。ICOCAエリアで交通系ICカードが使えるが、大阪福井方面に跨っての利用不可。範囲は北陸本線大聖寺金沢間、IRいしかわ鉄道線金沢倶利伽羅間、あいの風とやま鉄道線倶利伽羅越中宮崎間、七尾線津幡和倉温泉間。但し七尾和倉温泉間ののと鉄道普通列車では利用不可。城端線高岡新高岡間。以上。


あいの風とやま鉄道 あいの風とやま鉄道線 高岡駅JR西日本 城端線 高岡駅《古城公園口》
(富山県高岡市下関町)




ホテル・アルファ-ワン高岡駅前 (富山県高岡市下関町)

今日はこちらのホテルに投宿、するのではない。




ホテル・アルファ-ワン高岡 (富山県高岡市下関町)

近所にあるこちらのホテルに投宿する。高岡にはα−1さんが二つある。駅前のホテルはレストランがなかったので、ある方のホテルを予約したのだ。無料の大浴場があるのもこちら。朝食バイキング付きの限定プランで5,600円だった。


客室の様子




客室からの眺め

落花生の小袋が無料でもらえたので、ホテルの自動販売機で金麦(160円)を買ってくる。シャワーを浴びてお相撲を見ながら金麦を飲んでいると眠くなってきた。ハッと目覚めると午後8時を回っている。さっそく夕食に出掛ける。雨が降っているそうで、フロントで傘を貸してもらう。駅からホテルに来るまでに飲食店はないか見ていたが、適当なお店は見なかった。居酒屋は何軒かあったけど。駅周辺を歩いてみる。末広町電停の側を通り、アーケードに入る。イベントをしており飲食店が出店してお酒を出している。賑やかな音楽がかかっているが、今日は疲れていてそんな気分ではない。飲み屋はいくつもあるのだが余りお金は使いたくない。途中で高級ホテルの前を通り、馴染みのチェーンのホテルに戻ってきた。では駅からホテルの間にあった居酒屋に入ろう。


お通し(350円) 生ビール中(550円)

お通しも麦酒も旨い。すぐ飲んでしまいそう。


刺身三種2貫サス昆布〆(1,100円) ご飯セット(350円)

ご飯セットでお刺身定食風に。


お刺身が旨い!


浦霞(780円)

ならば清酒を。魚に合い実に旨い。


サス昆布〆 これまで令和5年9月18日撮影

サスとはカジキマグロの事。富山の料理が食べられてよかった。お酒は富山の酒ではなく、みちのくの酒を注文した。12年前に鹽竈神社を参拝した後、立派な蔵を見て写真を撮っている。


浦霞醸造元 株式会社佐浦 (宮城県塩竈市本町) 平成23年6月1日撮影

塩竃でも津波による浸水被害があったそう。


牛たん定食ランチ(1,200円) 平成23年6月1日撮影

松島に移動し、瑞巌寺のお参りを済ませ、牛たんの利久さんに入る。


浦霞(735円) 平成23年6月1日撮影

初めて飲んだ浦霞旨かった。今日飲む浦霞も旨い。ごちそうさまでした。


日本海庄や 高岡店 (富山県高岡市下関町) これより令和5年9月18日撮影




tv ホテルに戻りBSを見てみる

吉田さん、台湾に行っていたのか。後ろの炊飯器は自助の白飯かな。


18天台灣生啤酒飲みたい…


檳榔は食べられるのか




別の店にて…


金牌台灣啤酒

このコップ欲しい。ところで啤酒100元は変わってないのに、円安で高く感じるなあ。


牡蠣旨そう…


紹興酒

紹興酒は昔横浜で飲んだっきりだな。




魚を蒸したの食べたいけど高い高い


玉泉清酒

台湾の清酒があるのか。



台北で月桂冠(日本からの輸入)を飲んだ事はあるけど、今度台湾の清酒も飲んでみようかな。


tv 後は動画を見る これまで令和5年9月18日撮影

そして日付が変わるとBSでサマンサを見てから就寝した。


sun 富山県のお天気を見る これより令和5年9月19日撮影

令和5年9月19日火曜日。高岡のホテルで起床する。ホテルの大浴場?で朝湯に入ってきた。


まだ30℃超えるんかい


天気はよさそう



以前、魚津市でテレビを見ていたら名古屋局からニュース(東海北陸)をやっており驚いたが、今の時間は県域放送だった。なお富山県の民放は3局しかない。そして総合テレビは1chではなく3chなのだが、地上波のチャンネルを変える事はなかったので気付かなかった。衛星波はいくつかの局を見ていたのだが。


客室からの眺め


和洋バイキング

朝食付きのプランを利用しているので宿泊料金に含まれる。素泊まりから変更すると前売券が1,000円、当日が1,100円となっている。料理の内容は氷見うどんや昆布巻蒲鉾など郷土料理があって嬉しい。食べ過ぎてしまう。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

美味しかった。ごちそうさまでした。



時間ギリギリまで動画を見て過ごし、快適なホテルをチェックアウトする。 (つづく)


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