旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

猛暑の中の酒パーティ

2019-08-15 16:01:35 | 


 8月13日、マザーズ社の従業員11名(正確には従業員10名と同社顧問弁護士1名)が、猛暑の中を我が家に集まり時ならぬ酒宴を開いた。開会13時を約していたので、そろそろ酒器の準備でもするかと腰を上げた正午12時、ケイタイのベルが鳴るので出ると、「チョット早いんですが八幡山駅に着いたのでお邪魔していいか?」と言う。いいも悪いもいないではないか。炎天下に放置するわけにもいかず、「どうぞ」となるや、入れこんだ先遣隊6名が現れる。
 とにかく乾杯! と言うわけで、『水芭蕉スパークリング純米吟醸辛口』とビールで乾杯。ただし、ビールを飲んだのはほとんどいなかった。『水芭蕉』を醸す永井酒造の社長は、シャンパン酒に勝る「世界一の乾杯酒」を目指しているが、さすがにこの酒は喜ばれた。その後、三々五々集まって来た11名と共に飲んだ酒名だけを並べておく。
・日本酒では、『作(ざく)恵乃智』純米吟醸、『陸奥八仙華想い』純米大吟醸、『黒牛碧山』純米吟醸、『富のことぶき』純米大吟醸など
・蒸留酒では、泡盛『久米島の久米仙』(三升釜、43度)、球磨焼酎『六調子』(7年熟成25度)、麦焼酎『壱岐33』、加えて、中国が世界に誇る『貴州茅台酒』(53度)など

 今回わざわざ我が家で酒宴を張りたいと言い出した動機は、私の書斎にある酒専用の冷蔵庫を開けて、そこにある酒を次々と飲みたいというのが狙い。つまり以上の酒はたまたまこの時期、我が冷蔵庫にあったに過ぎない。意外に蒸留酒が多いのは、「夏はやはり蒸留酒を飲みたい」という欲望からのものだ。冷たく冷やした日本酒もいいが、夏は度数の強い、サラリとした蒸留酒の味も捨てがたい。これらを、それぞれ持ち寄った料理やつまみで楽しく飲んだ。料理もつまみもいずれも美味しく、有り余るような量であった。こちらの出したものは、同じく冷蔵庫の片隅に、泡盛用にしまっておいた「豆腐蓉」と「くさや」、それに娘の揚げた天ぷらぐらいのものだ。
 12時に始まった宴は、延々と5時間を超えた。それだけではない。その後、日が落ちてようやくのれんを掲げた私の「行きつけの飲み屋『豊利野』」に皆で繰り出した。さすがの私も酔っぱらって、宴の終わりは定かでない。



  
   楽しいパーティでした。中央奥に飲み干した酒ビンが並んでいる
   それを拡大したのが下記

    


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