旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

高校卒業65周年記念同窓会に参加して

2019-11-09 09:44:02 | 時局雑感


 私は、大分県立臼杵高等学校の第6回卒業生である。昭和29(1954)年3月のことで、今年はその65年目にあたる。飲み屋の若い子にそのことを話したら、「いつの時代のことですかねえ。私はまだ生まれていなかったので…」という返事であった。
 久しぶりに帰郷し参加すると、37名の同期生が集まってきた。世話役を務める幹事の報告によれば、同年卒業生の総数は234名、うち既に亡くなったのが53名で、生存者は181名ということだ。従って37名の出席率は、対象者181名の20.4%に当たる。卒業生234名に対する存在率は15,8%である。
 84歳という年齢からして、この数字が高いのか低いのか私は知らない。ただ、集まった37人は元気が良かった。11月2日午後5時、臼杵市きっての料亭『喜楽庵』で開宴、11,000円のコース料理を平らげて、折しも行われていた「うすき竹宵」祭りに繰り出し、8時から再び第二次会場に集まり12時まで語りつくした。
 終戦を迎えたのが10歳。戦中戦後の苦難を乗り越え、戦後復興をそれぞれ担った自負を持つ人間として、、それなりの強靭さを備えているのかもしれない。

  
    
        
        たちまち昔話に花が咲く……

  
    竹宵も見ました
    
     ふぐも食べました(実家にて)


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