旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

年々早まる桜の開花、遅々として進まぬ福島原発の廃炉…

2021-03-14 14:05:49 | 時局雑感



 九州や中四国では、すでに桜が開花している。高知などでは10日に開花したところがあるらしく、広島の11日、福岡の12日など、随分早くなったのではないか? 東京も今日(14日)、平年より22日早く開花したようだ。
 何度も書いたが、私は大分県の臼杵で育ったが、4月8日の入学式頃が桜の満開で、臼杵城址で行われる桜まつりは4月の10日と決まっていた。温暖化のせいか何か知らないが、人類の犯した環境破壊と無縁ではあるまい。
 それに反し、福島の原発廃炉処理は全く進んでいない。事故発生10年目を迎えて、ある先生が次のようなことを言っていた。
「そこに溜まったデビルを取り除くには、それを処理する高能力のロボットを必要とするが、開発のめどはたっていない。それができたとしても、周辺の膨大な汚染土壌を含め引き取る場所はないだろう。引き取り手が現れてもそこへの輸送手段を含めて解決のめどはない。国は、このことを早く国民に話すべきだ…」
 私たちは、日本というこの美しい国に、だれも住めない一角を生み出したのだ。人類は、処理する術を持たない核という危険物を生み出し、それを安易に使ってきたのだ。いや、今もそれを使い続けているのだ。

3月17日 以下写真を追加

 
      
  松澤病院の桜も開花していました

 

菜の花や花壇の花々も咲き誇っていました



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