昨年に引き続きコロナ禍の下で誕生部を迎えた。ただ、昨年の同時期の投稿では、コロナについて触れていない。未だコロナの弊害をあまり強く感じていなかったのかもしれない。
一年経った今、コロナはより一層勢いを増し、それに立ち向かう政府は三度目の緊急事態宣言を発して、われわれの日々の行動を抑え込もうとしている。その前夜に誕生日を迎えた私は、いよいよ残り少なくなった余生を前に、何を為すべきかを問うことになった。
誕生日というものは、これまでどう生きて来たかということよりも、「これからどう生きようか」ということを思うものだ。今思う「短いこれから」に何をしたいか?
これまで交流を重ねてきた人たちともう一度会いたい。
臼杵を中心にした中学、高校、大学の仲間たち…
30年勤めた三井銀行の先輩や仲間たち…
中でも、青春を賭して戦った組合活動の仲間たち…
三井ホームの仲間、YDK社を通じた秋田の人々…
純米酒普及推進と酒を通じた仲間や酒造関係者…
世界は別にしても全国を回った旅先での思い出の人々…
書き連ねながらハッと思ったことは、これらはいずれも「人流」と「酒と会食」を伴う。これはコロナの最も喜ぶところで、つまり、今や政府が断固取り締まろうとしているものだ。
人生最後の生きる望みの前に、コロナと政府が立ちはだかっているのだ。
さて、どうする?
久しぶりにマザーズ社に出社すると、社員が誕生日を祝ってくれた