コロナに対する緊急事態宣言で大騒ぎをしていたところ、政治の世界では大変なことが起こっていた。半年以内に総選挙を控え、その消長を占う前哨戦と言われる三つの国政選挙(衆院北海道2区、参院長野と広島の補欠選挙)で、国民と野党の統一候補が勝利し、自民党が全敗したのである。
予てから、失政の続く安倍、菅政権への支持が下がらず、50%近い高支持率が続いていることを不思議に思っていたが、ここに来て、ようやく国民も正常な判断を下したのではないかとホッとしている。
勝利の要因は、すべて野党の共闘にある。50%近い支持率の政権党に勝つには、野党がバラバラに戦っても勝てるはずなく、統一以外にない。私は「国民と野党の共闘」という点に意味を求めており、野党の共闘は「国民の願いに沿うもの」ということを各野党は肝に銘じてほしい。
各野党よ。来るべき総選挙で国民の願いに応えるべく、野党共闘の実を上げるために全力を傾注してくれ!