狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

北朝鮮 又してもミサイル乱射か

2006-09-03 13:15:16 | 普天間移設

「鶏が先か卵が先か」という問いは難問だが、「ミサイル乱射を批判するが先か、それに対抗する迎撃ミサイルを批判するのが先か」の答えは簡単だと思うが・・・。

7月24日の当日記「ミサイルより破片が怖い」で次のような記事を書いた≪・・・沖縄市の東門市長は北朝鮮のミサイル乱射にはコメントを避けたが、迎撃ミサイルが成功して破片が落下するのは許せないそうだ。

破片だって陸地に落下しないほうが良いに決まっている。

でも破片は心配でも将軍様のミサイルには何の不安も無いの? ≫

東門沖縄市長は北朝鮮のミサイル乱射を批判する前に、迎撃ミサイル批判し、迎撃が成功して破片が落ちても許せないらしい。

北朝鮮のやることは、何でもOKでアメリカのする事は名でも「反対!」と言えば沖縄市長は勤まるらしい。

 米国のミサイル迎撃実験が成功 の報道を受けて北朝鮮が東門市長と同じく迎撃ミサイルを批判した。

米国のミサイル実験を非難、戦争の威嚇と北朝鮮
2006.09.02
Web posted at:  14:14  JST
- CNN/AP

ソウル――朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の統一運動団体「祖国平和統一委員会」は2日、米国のミサイル実験を非難、北朝鮮に対する戦争開始の威嚇行為である、とする声明を発表した。

米国のミサイル実験の意味するところは明確ではないが、米国は1日、北朝鮮のミサイル脅威などに対処する、地上配備型の迎撃ミサイルの実験に成功している

祖国平和統一委員会の声明は、朝鮮半島の緊張を高めているのは米国であることが明瞭に判明したと主張、北朝鮮は自衛の抑止力の増強に向かうだろう、としている。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮の核開発では、核実験の準備を進めているとの情報が流れている。

                     ◇

北朝鮮は、

「相手が防御するなら、こちらにも考えがある」。

「又ミサイル乱射するぞ!」とばかりに準備中という。 


 北朝鮮、ミサイル再発射の可能性…韓国聯合ニュース
北朝鮮の核問題

 【ソウル=平野真一】韓国の聯合ニュースは3日、政府消息筋の話として、北朝鮮が7月5日にミサイルを発射した同国南部の江原道安辺郡旗対嶺付近で最近、大型車両数台が動いているのを米韓情報当局が捕捉し、7月5日に続いてミサイルを再発射する可能性があると報じた。

 大型車両にミサイル発射台が装着されているかどうかは確認されていないものの、その可能性があるという。

 同筋は車両の動きについて、「情報当局はノドンやスカッド・ミサイルの発射準備の一環である可能性を排除していない」と述べた。北朝鮮は先のミサイル発射の際、同国北東部・咸鏡北道花台郡大浦洞(現名称・舞水端里)の基地から発射した長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の1発を除き、ノドンなど計6発を旗対嶺から発射している。

 同ニュースはまた、米韓軍当局が、ミサイル再発射の時期について、ワシントンで米韓首脳会談が予定されている今月中旬ごろに行う可能性があると見ていると指摘した。

(2006年9月3日18時25分  読売新聞)

                   ◇
【蛇足】東門沖縄市長のように北朝鮮のミサイルならOKと言う人が日本にはいるという例をmumurブログから転載。

新潟日報の読者の声の「味わえる文」紹介を紹介したい。

≪ July 27, 2006
北朝鮮のミサイル発射は「ゆとりを持った挑戦行動」である
新潟日報 
7月27日付朝刊 「窓」(ネット上のソースなし)
「北」挑発に乗らず対話を 星野隆士 60 自営業(新潟市)

 「北先制攻撃論は危険大」(本欄十四日付)、「対『北』へ監視、迎撃充実を」(同二十四日付)にもそれぞれそれなりの理論がある。しかし、「北」の挑発行為を真に受けて、いずれの行為に出た場合でも、日本は戦争状態に陥ることになることだけは確かである。
 北朝鮮はどれだけ日本を憎く、恨み骨髄であるのか測りかねるが、彼らとてわれわれ日本人、日本政府が思うほど単細胞ではなく、むしろ一枚も二枚も上手で、世界情勢に精通していることも確かだ。悪の枢軸と言われようと、何と非難されようと抜群の行動力を各国に示し、その存在を誇示しているのも確かだ。日本に向けて、しかも米国の特別な記念の日に照準を合わせ、どの程度の反応を示すかを確認しようという、一種ゆとりを持った挑戦行動ともいえる。
 彼らの思惑通り、結果的に鼻にも出来ない日米同盟の再確認、さほど痛手にもならない交流制限。ただ、空砲ミサイルの連射による日本の肝試しと、威信のない日本政府の困惑ぶりの露呈と、無力さ再発見にその狙いがあったと見るほかはない。
 隣国には友好国、支援国もある立場をすべて計算しつくした上での脅迫行為である。日本はそれも読めずに報復だ、迎撃だ、先制攻撃だと大騒ぎしたが、言わない方がいい。仮に戦争状態に突入すれば、日本は滅亡することが必定だ。根気よく対話を重ねることだ。


これほどの上質のブツはめったにお目にかかれないので、じっくり舐めるようにと味わってください。≫(引用ここまで)

なるほど何所にでも東門沖縄市長のような奇特な考えの人は棲息しているものだ。

じっくり舐めるように味わってみよう。 

久し振りに食欲が進みそうだ。
 


 

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