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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

シンクロ世界大会と北朝鮮制裁

2006-09-15 19:54:23 | 外交・安全保障

◆着々進む「北朝鮮制裁」

テレビでは連日水着の美女が乱舞している。

シンクロのワールドカップが14日、横浜国際プールで開幕し、29の国と地域がエントリーし、17日まで続く。

当初北朝鮮は参加の予定だったが直前になって不参加を表明した。

北朝鮮が不参加の理由が、拉致問題解決のための北朝鮮制裁に絡んでいることはあまり報じられていない。

法務省が北朝鮮選手団13人のうち、団長を含む役員3人の入国を拒否し、これを受け、北朝鮮選手団は大会参加をボイコットしたというのが北朝鮮不参加の真相。

法務省によると、平壌水泳連盟委員長の団長や監督ら3人の入国を拒否した。  

入国拒否の理由は「選手団の中に体育関係者ではなく政府関係者が含まれている疑いがある」と言う。

この措置は北朝鮮のミサイル発射実験以降に強化した対北朝鮮制裁措置に基づき、先月末に京都で開かれた世界宗教者平和会議総会に参加する予定だった北朝鮮宗教人代表団に対してもビザ発給を拒否している。

対北制裁は北が一番困る「金融制裁」実行へと進んでいる!

 
対北金融制裁19日にも…団体・個人指定、送金禁止 (読売 06/9/15)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060915i201.htm?from=main2

北朝鮮の核問題

 政府は14日、北朝鮮に対する金融制裁措置を19日にも発動する方針
を固めた。

 北朝鮮のミサイルなど大量破壊兵器の開発に関与している疑いのある団
体や個人を対象に、日本国内の金融機関の口座からの預金引き出しや海外
への送金を禁止する。北朝鮮のミサイル発射を受けた7月15日の国連安
全保障理事会の対北朝鮮決議に基づく措置だ。その後も、北朝鮮がミサイ
ル発射の凍結など決議の内容に応じる姿勢を示さないため、外国為替・外
国貿易法(外為法)に基づく制裁が必要だと判断した。

 政府は米国や豪州、韓国など関係国と協議し、発動時期や具体的な制裁
内容を最終的に決定する。具体的には、指定した団体・個人について、日
本国内の金融機関の口座からの預金の引き出しや海外送金を許可制とし、
大量破壊兵器の開発に関与していないと明らかにできない場合は許可しな
い方向で調整している。

 国連決議に基づく金融制裁は、閣議決定を必要としないが、閣議で了承
する手続きを取る見通しだ。

 小泉首相は14日夜、金融制裁について「まだ決めていない。米国や韓
国と連携、協力しないといけない」と記者団に語った。

参考エントリー:

「北朝鮮非難決議」を揃って評価の全国紙

◆誘拐犯の息子を逃がした外務大臣

 小泉首相が北朝鮮に訪問するまでは、拉致問題解決について、

拉致された横田めぐみさんをとり返すには金正日か息子の正男の拉致しかないだろう

と半ば諦めとも冗談ともつかぬ事が言われていた。

ところが、小泉内閣が成立したわずか5日後の2001年5月1日、

その冗談が現実となった。

日本をなめ切って不法出入国を繰り返していた金正日の長男、金正男が偽造旅券で不法入国しようとして身柄を拘束されたのだ。

飛んで火にいる夏の虫、あの金正男が自ら逮捕されたのだ。

それも家族そろって一網打尽に。

これこそ千載一遇のチャンスだった。

だが、当時の外務大臣田中真紀子と外務官僚はこの二度とないチャンスを自ら返上してしまったのは承知の通り。

当時の出来事を時系列で並べてみよう。

2001年4月26日 -小泉純一郎 第87代内閣総理大臣に就任。

2001年5月1日 -金正日総書記の長男の金正男(30)が、偽造旅券を所持し日本に不法入国しようとして身柄を拘束された。

2001年5月4日 -日本政府の国外退去処分により4日午前日本を離れ中国・北京に到着。

2002年9月17日 - 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正日総書記と初の首脳会談、日朝平壌宣言に調印。
 

金正男の身柄拘束・国外退去当時の担当閣僚が、外務大臣が田中真紀子、官房長官が福田康夫だというとなんとなく理解できる。

ついでに言うと当時の自民党幹事長は山崎拓。

当時、韓国を始め世界のメディアは、はっきり金正男と書いているのに「金正男らしき男」の「ディズニーランド観光」などと間抜けなことを言っていたのは日本のマスコミと政治家だけだった。

現在金正男の日本密入国の目的は麻薬の取引だったということはわかっている

田中真紀子や外務省の「国外退去処置」に賛同の意を表した議員、福田官房長官およびその周辺の議員はすべて拉致問題解決の重要なカードを自ら送り返したことになる。

誘拐犯の親玉(金正日)の長男である麻薬犯(金正男)を専用機でお送りした田中真紀子や関係議員、関わった外務官僚。

そして犯人の言い分を一方的に鵜呑みにして、

「金正男らしき家族がディズニーランド見物に不法入国将としてつかまった」といった間抜けな報道をしたメディア。

彼らは万死に値するとも思うが、死ぬどころか現在でもゾンビのように世間に戯言を撒き散らしている。

その田中真紀子が安倍候補を「線香花火」だと批判しているらしい。

小泉首相が首にしたのは当然だ。

泣きながら「行けといいながら、スカートを踏んでる男は首相だった」とマスコミに訴えた。

言いえて妙だが、誘拐犯の親玉の息子を専用機でお返しするようなヤツのスカートは誰だって踏むだろう。

田中真紀子に安倍候補を批判する資格は無い!

★参考:北朝鮮経済制裁はあるかhttp://www.youtube.com/watch?v=KZ0peOpDKfU

◆産経新聞

安倍政権は「線香花火」、田中元外相が短命説
 
 田中真紀子元外相と平沼赳夫元経済産業相(いずれも無所属)が4日、民主党の小沢一郎代表に近い議員グループ「一新会」が神奈川県箱根町などで開いた会合でそれぞれ講演した。
 「安倍政権」について、田中氏が「線香花火だ。ぱっと(火が)付いたら、すぐ落ちてしまうことに国民はすぐに気付く」と"短命"を予想すると、平沼氏も「来夏の参院選は(与党敗北で)政局になる可能性が大きい」との見方を示した。(略) 

田中氏は小泉純一郎首相の政権運営に関し「大きな音の花火で、国民は政治が変わるのではと驚いたが、5年たって『何だったのか』と思っている」と指摘。安倍晋三官房長官評としては「首相になれば課題をすべて解決できるような経歴を積んだ人ではない。小泉首相はマスコミ人気が先行したが(安倍氏も)同じようなラインの人」とも述べた。(略) (09/04 20:36)

 


飲んだら寝るな! 飲酒運転多発

2006-09-15 07:18:55 | 未分類

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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酒は百薬の長と酒好きが言えば、いやあれは悪魔の水だと酒嫌いは異論を唱える。

酒にまつわる諺は数々ある。

「酒に害はない。泥酔する人に罪がある」

「酒一杯にして人、酒を飲み

  酒二杯にして酒、酒を飲み

   酒三杯にして酒、人を飲む」

「酒は海よりも多くの人間を溺死させた」

「酒を飲めない人は人生の50%を無駄にしている。
 酒を飲む人は人生の大半を無駄にしている」

酒好きであれば諺の持つ真理をなんとなく理解できる。

沖縄の酒飲みは当然「ヌチグスイ(命薬)」と信じて泡盛に親しんできた。

先日の毎日新聞に酒の誕生についての面白い寓話があった。

悪魔が、純朴な農民を堕落させるため、わざと穀物を余分に実らせ、酒を造らせたのだという。

酒は人を狡猾な狐に変えてだまし合いをさせ、次に怒りっぽい狼に変えて争わせ、はては水たまりをころげる豚に変えて悪魔を喜ばせた。

だが人間にもそれなりの理性と知恵を働かした。

酒は飲んでも飲まれるな、と悪魔の誘惑を抑えて酒の楽しみ方を学んだ。

ところが悪魔の方も反撃を試みた。

走る凶器といわれる車の運転と酒とを結びつけた。

それによって人間の理性と知恵を麻痺させ、人間を凶器を暴走させる理性無きものに堕落させたのだという。

               ◇

◆飲んだら寝るな!

飲酒天国沖縄では駐車場の無い居酒屋は経営できないと言われている。

先日運転免許の更新を終えたが、そのときの講習でも沖縄の飲酒運転検挙率はダントツ全国一と知らされた。

この事実は免許更新の度に講習で知らされるので沖縄のドライバーなら周知の事実だ。

今朝のテレビワイドショーでも沖縄の飲酒運転ダントツという不名誉な事実が全国報道されていた。

「飲んだら乗るな!」は沖縄ではもはや交通標語にならない。

沖縄では『飲んだら乗るな』に加えて,

『飲んだら寝るな』が交通標語になっている。

飲んだ後はおとなしく寝てしまったら交通事故も起きないだろうって?

ここでは寝る場所を問題にしている。

昨年のクリスマスの前、共同通信が「『飲んだら寝るな!』 路上寝に頭痛める沖縄県警」と言う記事を配信した。

沖縄県では、酒に酔って路上で寝込み、車にひかれる事故が増加しており、県警は飲酒の機会の多い年末年始、酔客の「路上寝」に頭を痛めていると言う。

◆「飲んだら寝るな!」 路上寝に頭痛める沖縄県警

 飲酒運転の摘発件数が全国で最多クラスの沖縄県で、酒に酔って路上で寝込み
車にひかれる事故が増加しており、沖縄県警は飲酒の機会の多い年末年始、
酔客の「路上寝」に頭を痛めている。
 県警交通企画課によると、12月に同県浦添市の路上で飲酒の上、寝ていた男性が
車にひかれ死亡した。同様に路上寝による事故が今年、11月末までに23件発生。
このうち死亡事故は5件に上り、県内交通死亡事故の約1割を占める。
 同課の砂川道男管理官は「例年、酒を飲む機会の多いこの時期に路上寝の通報が増える。
『飲んだら乗るな』に加えて『飲んだら寝るな』という状況だ」と困惑顔。

(共同通信) - 12月23日16時20分更新

◆八重山商工のふるさとは「路上寝天国」

沖縄は離島であるため独特の地域的特色があると言われるが、離島の中の離島八重山・石垣市の八重山商工が離島のハンディを乗り越えて甲子園で大活躍したことは記憶に新しい。

ところが八重山は沖縄の中でも特に路上寝込みが多く、人口千人当たりの路上寝込み者が一〇・四件で沖縄一、・・・と言うことは、日本一と言う不名誉な栄冠を得た。

八重山商工の活躍を尻目に大人たちは、酒を食らって路上寝込み日本一の栄冠を得た。

大人として恥ずかしい話だ。

一方沖縄本島南部の糸満署の調査によると、糸満、東風平、具志頭の三市町村で今年一月から六月にかけて、酔いつぶれて道端に寝込んでしまった人に関し百十八件の通報があったと言う。

保護されて警察署で朝を迎えたり、寝ている間に財布を盗まれたりした人をはじめ、車にひかれて死亡したケースまであった。

通報のたびに警察官が駆けつけ、本人が目を覚ませば帰宅してもらうが、どうし
ても起きない場合は警察署で保護することもある。

翌朝、本人は酔い覚めとともに、われに返るが「なぜ自分がそこにいるのか分からない人が多い」という。

夢心地の間に財布を抜かれ、十万円を盗まれるという手痛い代償を払った人も。
 
糸満市では、自宅の敷地に寝ていた夫に妻が気付かず、妻の車にひかれて足首を骨折したという男性もいた。

せっかく家まで帰ったのだから庭で寝ないで家の中で寝れば良いのに・・・。 

一方で、命を落としたり、大けがをしたりしたケースもあったというから、事態 は深刻だ。

東風平町内の路上では五月九日未明、路上で寝ていた男性(43)が車 にひかれて肩や脇腹の骨を折る大けが。

その約十日後には、同町内でやはり路上寝の女性(39)が乗用車にひかれて死亡した。

飲んだら家に帰って寝ろ!

家まで帰ったら庭で寝ずに、家の中で寝ろ!


◆飲酒運転と路上寝込みが結びついた惨劇

最近も沖縄の伊平屋村でも道路寝込みと飲酒運転が重なった重大事故が起きている。

飲酒運転の県立高校職員が道端で寝ていた同僚をひいて3キロ以上も道路を引きずった上死亡させたのだ。

いっしょに酒を飲んだ教員五人が同乗しており、道交法違反(酒酔い運転)ほう助の疑いで書類送検されている。

飲酒運転と路上寝込みが結びついた恐ろしい惨劇だった。

飲酒運転で同僚を3キロ引きずり死なせる

 沖縄県警は1日までに、同僚の高校事務職員を車ではねて3キロ以上引きずって死なせたとして業務上過失致死の疑いで、同県嘉手納町水釜、県立浦添工業高校の実習助手友寄祐哲容疑者(46)を逮捕した。友寄容疑者は飲酒して運転しており、同乗していた高校教諭3人と、高校臨時教諭2人の計5人を道交法違反容疑(酒酔い運転ほう助)で書類送検した。

 友寄容疑者は「泡盛を20~30杯飲んだ。引きずった感触はなかった」と話していたという。

 調べでは、友寄容疑者は8月25日午前0時半ごろ、沖縄県伊平屋村島尻の県道で、酒に酔って寝ていた同校事務職員儀間秀之さん(28)に気付かずに車ではね、巻き込んだまま約3・4キロ引きずった疑い。

 高校教諭や臨時教諭の男女5人は友寄容疑者の飲酒運転を承知の上で同乗した疑い。

 友寄容疑者らは儀間さんを含めた県立高校関係者約10人とキャンプやダイビングのため伊平屋村に来ており、24日午後6時半から村の公民館でバーベキューを開始。友寄容疑者らは飲酒後、車で飲食店に向かった。

 25日午前0時45分ごろ、「人が倒れている」と通報があり、警察が捜査していた。(日刊スポーツ)

[2006年9月1日21時55分]


◆親切に起こしたら殴られた

道路寝込み沖縄一の八重山も負けてはいない。

石垣市美崎町で六月三十日、路上に寝ていた男(46)を起こそうと声を掛けた男性(47)が逆に殴られ、頭などにけがをしたと言う報道もある。

これじゃ「若いお巡りさん」もやさしく、

♪ もしもし道路で寝ている 酔っ払いさん
 早くお帰り 夜が明ける
  野暮な説教 するんじゃないが
   ここらは近頃 交通ラッシュ
    夢の続きは 明日にしたら
     そろそろ道路の 夜も明ける ♪

・・・なんて呑気に歌っている場合ではない。

やさしく起こして殴られるより、道路の端に交通の邪魔にならないように放り投げるより手は無いようだ。

たまりかねて、昨年五月には、八重山警察署協議会が、大浜石垣市長に対し「路上寝込み防止および禁止宣言」の採択を要請したという。

うーん、「路上寝込み禁止条例」なんて聞いたことがない。

よく地方へ行くと「核廃絶平和宣言都市」なんて大きな立て看板の目立つ自治体がある。

八重山・石垣市ではその内「路上寝込み禁止宣言都市」の立て看板が道路に目立つようになるかも知れない。

 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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