狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

「人間・安倍晋三の実像」(1)

2006-09-25 11:12:29 | 県知事選
政治
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「人間・安倍晋三の実像」(1)

学生時代
「人間・安倍晋三の実像」(1)
新潟方面にスキー旅行に行く途中。(1975年ごろ)
【ライブドア・ニュース 09月19日】- 早いもので8日の自民党総裁選告示から数えて11日。明日の総裁選挙で、安倍晋三官房長官が自由民主党第21代の総裁に就任する。これだけの若さ(51歳)で、またこれだけの短期間に総裁=総理大臣にまで上りつめた例はかつてない。安倍晋三というのは、果たしてどんな人物なのか。節目に関わった友人、関係者の証言等を基にして、その人間性を点描してみたい(文中一部敬称略、参考文献は最終日に掲載)。

 ◇ ◇ ◇

やさしいサラブレッド

 ここに1枚のセピア色の写真がある。当時の流行(はや)りの服装だった、アイビー調に全身を固め、人なつこそうな笑顔で友人の体に寄り添う安倍。これは、大学2年当時、親しかったクラブ仲間4人とともに新潟・湯沢にスキー旅行に出かけた時のものという。車は安倍のマークIIだった。

 安倍の人付き合いの良さは格別のものがあった。ただ、その性格はおとなしく真面目だった、というのが多くの友人に共通の見方のようだ。

 大学で所属したアーチェリー部の同期生・浜部千秋氏(52)はこんな思い出を語っている。

 「同じクラブなのですぐに知り合いにはなったんですが、特別に目立つ存在ではなかった。早口で、上から下までアイビー姿のメンクラ(メンズクラブ)から飛び出してきたような姿が印象的。ただ、付き合いは良かったですね。私が安倍晋太郎の息子だということを知ったのも1年近く経ってからぐらいで、全然ぶらないし、冗談もよく飛ばすいい奴だとの印象ですよ」

 浜部氏は、前記のスキー旅行と同様に、クラブ仲間と一緒に安倍と何回か旅行に出かけている。やはり大学2年当時に遠出をした、富士急ハイランドへのスケート行もそのひとつ。

 クラブの2年生のほぼ全員(14人ほど)で出かけたというが、その帰りに安倍はクラブの仲間たちを、御殿場にあった祖父の家、つまり岸信介邸に招いている。

 「表札に『岸信介』って出ている家に大勢で泊めてもらいました。マントルピースのある広いリビングに招き入れられて、みんなで飲んだり食べたりしていた時も安倍はワンオブゼム。まるでそれが当たり前のように、自然体で振る舞っていた。家柄が良いというのは、こういう事なのかと妙に感心した覚えがありますね」

誠実な人柄と協調性

 安倍晋三官房長官は、2歳上の長男(寛信)と同様、小学校から成蹊学園に通った。この成蹊ボーイとして高校、大学(法学部政治学科)を通しての付き合いがあった鈴木茂之氏(52)も、安倍の人間性に同じような感想を抱くと話す。

 「おとなしくて真面目な人間でしたよ。そして、そういったタイプのグループに属していましたね。ただ、周りも政治家の息子だと意識はしていなかったし、本人も威張ったりはしない。成蹊はもっと自由で、差別のない学校だったからね」

 鈴木氏は、高校時代は同じクラブ(地理研究部)、大学時代も同じゼミ(行政学・佐藤竺教授)に属していた。前出の浜部氏も一緒にいて政治的な話を聞いたことはないというが、これは鈴木氏も同じような思い出を話す。

 「誰かとは話していたのかもしれないが、おとなしいタイプなので発言も余り印象に残ってはいませんね。僕たちはお兄さんがいることを知っていたから、てっきりお兄さんが政治家を継ぐものと思っていたんですよ。人前で話すのが得意なタイプにも見えませんでしたからね」

 ところが、鈴木氏も安倍が衆院議員になり、しばらくして北朝鮮問題などで積極的に発言する姿に驚かされることになる。

 清和会(森派)の取材経験の長い政治評論家の浅川博忠氏は、安倍家が二男を政治家向きと判断したことについては「お母さんの洋子さんの意向が働いたといいますね。洋子さんは彼を“未完の大器”と考えていたようです」と話す。

 この話に呼応するかのように、「真面目でおとなしい」と評される一方だった安倍は、自分の強い意志を幹部政治家として発言するようになった。「血筋かな。自分の意見をきっちりしゃべっているのを聞いて、少し驚いた」(鈴木氏)と、以前とは違う成長ぶりがかつての仲間をとらえることになる。

 しかし、その人柄に対しては、揺るぎない評価もついて回っているようだ。

 「誠実で行動力のある人。人との和を大切にする奴ですね」(浜部氏)との言葉は、何人かのクラブ仲間にほぼ共通する。そして「変わっていないところは優しさ、思いやり、気遣いのあることかな。そういうところは細かい人ですよ」とは鈴木氏の言。

 その格別な“優しさ”は、政治の場にどのような結果をもたらすのだろうか。(つづく

■関連記事
「人間・安倍晋三の実像」(2)
「人間・安倍晋三の実像」(3)

ライブドア・ニュース 満富俊吉郎、徳永裕介
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2006年09月19日11時15分
コメント (1)

飲酒運転

2006-09-25 08:43:44 | 県知事選

「ホリエモン」がテレビでもてはやされていた頃、「ネットで新聞に死んでもらう」といった意味のことを言っていた。

その時は、何を大ぼら吹いているんだといった程度にしか考えなかったが、最近のネットの急速な普及・拡大を見ていると「ホリエモン」もまんざら大ボラ吹きではなかったような気になる。

 時々ライブドアニュースも覗かしてもらっているが、新聞とは違ったある意味週刊誌的角度から書かれた興味深い記事に出会う。

 話題になっている飲酒運転を戒める記事を書いていた朝日新聞・中川裕史記者(27)が「酒気帯び運転」で検挙され即日首になっていたニュースは笑わしてくれた。朝日新聞社、酒気帯び運転の記者を懲戒解雇

この恥さらし記者、自分が酔っ払い運転で摘発され首になる前に書いたもっともらしい記事の見出しがもう一度笑わしてくれる。
飲酒運転摘発、厳しい姿勢で・・・・だとサ。
 
偉そうに社会正義を振りかざす新聞記者達の飲酒運転についての実態を、PJニュースが告発している。

でも、そ言うPJニュースの記者さんは大丈夫でしょうね。

以下PJニュース の転載。


◆PJニュース 「朝日」だけでない?飲酒運転=マスコミの病巣

【PJニュース 09月24日】- 今月19日に山梨県甲府市内で酒気帯び運転の疑いで検挙された朝日新聞社の男性記者(27)を、同社は21日、懲戒解雇処分にした。

また、この記者が所属していた朝日新聞甲府総局の総局長ら3人も、管理監督責任を問われて減給処分となった。

幼い子ども3人が犠牲となった福岡市の事件以来、飲酒運転の摘発が全国で続いている。  

今回の朝日新聞記者の場合、本人が警察取材の担当で、公務員の酒気帯び運転検挙の記事も書いていたことなどから、同社内からも「飲酒運転を追及する記者がこのような問題を起こしてしまい」という言われ方をしている。

しかし、冷静に見ると、マスコミ各社が使うこうした表現には注意を要することに気づく。  ともすると、問題の責任を個人的、限定的な方向に導こうとするベクトルが感じられるからである。

酒気帯び運転で検挙された記者が警察取材担当であったことは、道義的に非難されるべき要素であるにせよ、問題の本質ではない。

マスコミの使命と社会への影響力を考えれば、マスコミの社員は本来、その担当業務に関係なく、高い倫理性が要求されて然るべき職種なのだから。むしろ、今回の「飲酒運転」は、もっと根深い問題をマスコミ全体に提起しているのではないか。  

これまで、マスコミ関係者のスピード違反や飲酒運転による検挙が、警察との癒着の中でしばしばもみ消されてきたことは、マスコミ業界、とくに報道関係の人間ならば、おそらく誰でも知っている事実なのではないだろうか。

そこには「マスコミと警察のもたれ合い」「違反運転に対するマスコミの認識の甘さ」という深刻な問題が横たわっている。  

わたしがかつて東日本の地方都市の役所に勤務していた当時、その町の地方支局に勤務していた朝日新聞の記者がスピード違反の検問に引っかかったことがあった。

その記者は、すぐに地元警察署に出向いて副署長に頭を下げ、スピード違反をもみ消してもらった。「もみ消した」とは言っても、そういう話は田舎の役所ではたちまち広がってしまう。  

しばらくして、その記者にたまたま会った際にスピード違反の件を尋ねると、「いやぁ、その話は勘弁してよ」と苦笑いでお茶を濁されたが、私はその後、彼が転勤するまで警察に批判的な記事をぱったり書かなくなってしまったことを知っている。  

ちょうど同じ時期、わたしの学生時代からの友人であるNHKの記者は、東日本の別の地方都市で、アナウンサーが飲酒運転の検問に引っかかった案件の“もみ消し”に走らされていた。

飲酒運転の検問に引っかかったアナウンサーは、不倫関係にあった支局の女性スタッフとラブホテルから帰る途中だったということで、NHKの地方支局としてはもみ消したい事実が複合的に存在したようだ。  

友人は「どうして自分が不倫中のアナウンサーの尻ぬぐいをしなきゃいけないのか、納得できないよ。

だけど、上司の指示は業務命令だから、仕方ないんだよなぁ」と、当時、私と顔を合わせるたびに嘆いていた。ちなみに、そのアナウンサーは同じ支局の中で3人の女性スタッフと同時に不倫関係にあったが、彼の妻と3人の女性は、それぞれその事実を知らなかったという。  すでに数年以上前の事案なので、いずれも時効になっていよう。

朝日新聞の記者も、NHKのアナウンサーも、その後、左遷されることもなく、今も現役で活躍中であると聞く。しかし、マスコミ不祥事の“もみ消し”が、どうやら組織的に行われてきたという歴史的事実はぬぐい難いものがある。

そこが問題である。“もみ消し”を平然と指示するマスコミ各社の組織的体質、それを容認してきた警察側。そのもたれ合いこそ、是正しなければならない。この癒着が日本のマスコミの病巣であることは論をまたない。  

マスコミに従事する諸氏は、今一度、胸に手を当てて考えてもらいたい。“もみ消し”が比較的簡単に行える、つまりネームバリューのある大手マスコミの社員ほど、これまで飲酒運転に対する認識が甘かったのではないか。マスコミと警察の癒着体質の改善ができなければ、飲酒運転の撲滅キャンペーンも一時的かつ空虚なものに終わってしまう危険性が極めて高いと言わなければならない。【了】

 

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。 パブリック・ジャーナリスト 成越秀峰【神奈川県】

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