狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

総理の足元に火の手! 特捜の捜査開始は?

2009-09-23 12:33:28 | 県知事選

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歴代二位の高支持率でスタートした鳩山内閣。

マスコミがおべんちゃらを言うのは新内閣に対するご祝儀だとして、首相と幹事長が足元に火がついたまま船出する内閣と政党も珍しい。

マスコミ、特にテレビメディアは一切触れようとしないが、鳩山首相、小沢幹事長の政治資金疑惑の厳しい追及を、選挙中には控えていた検察。

このままウヤムヤにしては国民が納得しない。

鳩山首相の「故人献金」疑惑や小沢幹事長の西松建設の違法献金事件に絡む刑事裁判などは、

秘書の問題だから我関せず、とシラを切るわけには行かないだろう。

かつて鳩山幹事長が会見で「政治とカネ厳しく追及していく」と、偉そうなことを言っていた。

それがこれだ。

収支報告書などの訂正が相次いでいることに関して、事務的なミス、職員がやったなどとする言い逃れともいえる発言が多い点について、「資金管理団体、政党支部の代表者は政治家本人の責任。領収書の多重使用などは事務的なミスではない」と

 

マスコミがスルーしている鳩山首相の足元の火について、

珍しく昨日の沖縄タイムスが報じている。

共同配信と思われるので検索したが見つからないので、文字お起こしをしておいた。

沖縄タイムス 2009年9月23日

総理の足元 慎重捜査

献金問題で地検特捜部

鳩山由紀夫首相の政治資金問題に、検察がどう切り込むか注目が集まっている。 戦後の疑獄事件と趣は異なるが、総理の足元が捜査対象になることには変わりない。 「下手に動けば憶測を呼ぶ。 政治利用されるのは避けたい」(捜査関係者)。刑事告発を受けた東京地検特捜部は、かつてない慎重な構えを見せている。

査の焦点は、首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書の「虚偽記載」。 5万円を超す個人献金のうち,死亡した人や献金を否定する人が2006~08年の4年間で193件、総額約2177万円に上る、とされる。 首相自ら6月の記者会見で明らかにし「経理担当だった公設秘書(解雇)が私への個人献金があまりにも少ないので『大変だ』と思ったようだ」と弁明した。
特捜部は、7月3日、「鳩山由紀夫を告発する会」と称する団体から政治資金規正法違反(虚偽記載など)容疑で首相や元公設秘書ら3人に対する告発状の提出を受けたが、政権交代まで動く気配を全く見せなかった。 
懇話会に会計帳簿の提出を求めたり、関係者から事情を聴いたりする本格的捜査はまさにこれから。 
「新政権に対する国民の期待は高い。 邪魔するかのように受け止められるのは本意ではない」(検察幹部)と、そのタイミングを慎重に計っている。

                    ◇

「新政権に対する国民の期待は高い。 邪魔するかのように受け止められるのは本意ではない」・・・

これが検察幹部の公式見解なら由々しき問題だが・・・。

国民の期待が高いという理由で、権力者の疑惑解明に遠慮があるようではもはや法治国家ではない。

マスコミではあまり大きく報じられなかったが、上記記事の「鳩山由紀夫を告発する会」が検察に告発した記事を探してみた。

 

民主・鳩山氏らへの告発状、地検に提出 虚偽献金容疑

朝日新聞 2009年7月3日13時20分

 民主党の鳩山代表の政治資金管理団体の収支報告書に、故人や献金していない人の名義が記載されていた問題で、「鳩山由紀夫を告発する会」と名乗る東京都内の団体が3日、鳩山代表と会計責任者らに対する政治資金規正法違反(虚偽記載など)容疑での告発状を東京地検特捜部に提出した。

 告発状などによると、会計責任者らは故人の元大学教授などが寄付をしたとする虚偽の記載をした04~07年分の政治資金収支報告書を提出。鳩山代表は監督責任を怠った疑いがあるとしている。

 一方、西松建設がダミーの政治団体経由で、自民党の林幹雄国家公安委員長が代表を務める政党支部と藤井孝男元運輸相の資金管理団体に各100万円の寄付をしたとして、作家の宮崎学氏が同日、同社元社長国沢幹雄被告(70)=小沢一郎民主党前代表側への違法献金事件などで公判中=に対する同法違反(第三者名義寄付)容疑での告発状を特捜部に提出した。
http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY20090
7030175.html

                   ◇

麻生政権のとき、西松事件で小沢氏の公設秘書が逮捕されたとき、総選挙を見据えた国策捜査だと騒がれた。

選挙も終わり新内閣がスタートした今、もはや検察が疑惑の案件の捜査に乗り出しても異論のあるはずは無い。

逆に捜査が無いほうが新政権側に立った「逆国策捜査」といわれても仕方が無い。

日本は三権分立の国だとすれば、この人物を法務大臣にしたのはいかがなものか。

足元に火が点いている鳩山、小沢両氏の思惑が働いているのではないか。

千葉法務大臣はこんなことを発言している。

【動画】
千葉法務大臣 都合の悪いことは指揮権発動するぞ 

【記者質問】
民主党は今年六月にですね、政治資金に関する第三者委員会の報告書の中で、えーと、政治的に非常に大きな捜査に関しては、法務大臣の指揮権発動も選択肢としてはありえると、いう考え方を示しているんですけれども、法務大臣として指揮権発動についてはどのような見解をお持ちでしょうか?

【千葉法務大臣】
検察というもの、行政のひとつですから、それに対して法務大臣が一般的に指揮権をもっているということは、わたくしは認識を致しております。ただ、あの、個別の事件についてどのような権限があるかといえば、ひとつはやはり、恣意的なあるいは党派的な、まぁそういうものを排除をする、しかし国民の視点にたって検察の暴走をチェックをする、こういう点からきちっと指揮権というものを踏まえて、対処をしていくべきだと、いうふうに考えております。

現在進行中政治資金に関する捜査について、指揮権発動の有無を問われ、通常なら否定すべき質問に対して、千葉法務大臣は否定もせずに「検察の暴走」という言葉を使って暗に圧力をかけた。 検察は万が一も考慮に入れて、捜査をするなら一気呵成に逮捕し、大臣の指揮権発動の時間を与えないことが肝要である。

民主党政権を応援していたはずの朝日が鳩山氏の「故人献金」追及には朝日の特ダネだったせいかミョウに張り切っている。

山口 一臣「週朝日」編集長の山口一臣氏も、この通り鼻息荒く追及している。

検察は面子にかけても、朝日には負けてはおれまい。

   「内憂外患」

   自民党が狙う!鳩山「架空献金スキャダル」山口一臣

政治資金が不足したときの補充や鳩山氏個人の支出のために預けていた鳩山氏個人のカネを、秘書が勝手に他人名義で資金管理団体に寄付していた―――鳩山氏の説明を要約するとこうなる。これを信じる人がどれくらいいるだろう?
信じてもらうには、それなりに説得力のある「理由」が必要だろう。

 鳩山氏の説明によれば、秘書は弁護士のヒアリングに対して「本体、当該秘書が直接、これらの方々に寄付をお願いすべきであったものを怠ったことから事実でない記載をし、それを繰り返してしまった」と話したという。加えて鳩山氏は、「私に対する個人献金があまりに少ないので、そのことがわかったら大変だとの思いがあったと推測している」と述べ、同席した弁護士も「(担当者の)自己保身だと思う」と強調した。

 推測としては確かに成り立つ話だ。「企業・団体献金より個人献金」と主張している手前、あまりに個人献金が少ないとかっこうがつなかいという動機もあり得る気はする。鳩山事務所では秘書に対して個人献金を集めるノルマがある、などの事実があればより説得力は増すだろう。だが、そのような事実は鳩山氏の説明の中には出てこなかった。 さらにもし、鳩山氏が個人献金が少ないことを気にしていたとしたら当然、政治資金の管理状況などについても関心が高かったはずだ。すべて秘書まかせで、何年間も不適切な処理に気づかなかったということと矛盾するかもしれない。そもそも政治家が個人献金の多寡を気にするという話はあまり聞いたことがない。

 要は、秘書が虚偽記載を続けていたことに関する説得力のある動機が思いつかないということだ。鳩山氏の「~と推測している」、弁護士の「~と思う」という曖昧ま発言も気になる。自分の公設秘書なのだから、「どうしてこんなことやったんだ」と一言聞けば済むはずだ。国民が知りたいのは、推測ではなく事実である。鳩山氏の秘書はなぜ、何年にもわたって不適切な処理を続けていたのか。そこには明確な意図があった、と考えるのが自然だろう。

 問題発覚のきっかけは、わが親会社の朝日新聞が「故人献金」の存在を指摘したことだった。それを週刊新潮がさらに深堀りをして、複数の「架空献金」があることをスクープした。
 会見での説明によれば、年に400万円から700万円、05年からの4年間で193件2177万8000円にのぼり、名前を使われた人が約90人いたという。だが、「架空献金」はこれだけでなかった可能性も出てきた。

 7月2日付の産経新聞に、〈議員献金も個人資産?〉という記事が掲載された。与党プロジェクトチーム(PT)の調べとして、鳩山氏が支部長を務める民主党の政党支部に03年から07年までの間に選挙区内の道市町議会議員42人(元職含む)から、総額約1650万円の個人献金があったことがわかったという。〈献金はすべて毎年12月25日にそろって行われており、金額もほぼ同額で計画的に行われた可能性がある。PTでは「献金は鳩山氏個人の資産を原資としていた可能性があり、政治資金規正法違反や詐欺の疑いもある」(自民党幹部)とみている〉というのだ。会見後、新たに出てきた新事実だ。

 一般に地元出身の国会議員が系列の県市町村議員に寄付をすることはよくあるが、地方議員が国会議員に「上納」するという話はあまり聞かない。不自然な行為といえる。自民党幹部が指摘するように、鳩山氏個人の資産を原資としていた、つまりこれも「架空献金」だった疑いがある。「一連の架空献金には何らかの意図があった」との疑いがさらに強くなったと言わざるを得ない。

 それはいったい何なのか。先の週刊新潮の記事では、日大法学部の岩井奉信教授が「マネーロンダリングが、真っ先に疑われますね」として、以下のように解説している。「大口の献金を貰ったが、法廷上限を超えていた。それを完全に裏金扱いするのもさすがにマズいと考え、適当に支援者名簿の中から名前を借りて小口に分散させた」
 これはかなり説得力がある。では、その大口献金の拠出者とは誰なのか?
・・・続きを読む

        ◇

某テレビワイドショーで、出演者の誰かが「今後首相の故人献金はどうなりますか」と話題を振ったら、

「そんなチマチマした後ろ向きの問題より、マニフェストの実行といった前向きの問題に注目すべき」(主旨)とコメンテーターに一蹴されていた。

首相の犯罪はマスコミがいうように小さな問題なのか。

実際に指揮権発動はしないまでも、法務大臣が検察に強力な圧力を加えるという形の政治主導で、

首相と党幹事長の「犯罪」を闇に葬るようなことがあれば、日本は独裁政治への道をまっしぐらに進むことになる。

           

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コメント (10)

「東アジア共同体」の幻想 友愛外交の愚かさ

2009-09-23 07:44:44 | 外交・安全保障

 

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
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シナ 「日本を本気で怒らせてみたいが、潜水艦で領海侵犯しても怒らない」

韓国  「竹島を占拠しても、日本の漁船拿捕して漁師殺しても怒らない」

シナ・韓  「俺らは日本人を怒らせようと凶悪犯罪者を大量に輸出してみたんだが、逆にビザ免除に動いてくれて・・・‥」

北朝鮮 「・・・テポドン等を派手にぶっ放してみたんだが、1年程度の入港禁止で許してくれるそうだ」

シナ  「尖閣近海でガスを吸い取っても怒らない」

韓国  「存在もしない従軍慰安婦で騒いだら、怒るどころか国が謝ってくれる」         「じゃあ、どうすれば・・・」

北朝鮮 「日本人を拉致してもお米をくれたし、工作員が日本に住むのを許してくれる」

シナ・韓・北 「福沢諭吉は≪悪友は断つ≫と言っていたが・・・」

シナ   「鳩山は悪友とも、友愛で行くらしい」

      「朱に交われば赤くなる、を知らないようだ」

                   *

「東アジア共同体」を提案=戦略互恵発展を確認-鳩山首相、中国主席と会談

【ニューヨーク時事】鳩山由紀夫首相は21日夜(日本時間22日午前)、中国の胡錦濤国家主席とニューヨーク市内で約1時間会談し、日中の戦略的互恵関係を発展させていくことを確認した。首相は、アジア重視の立場から提唱している「東アジア共同体」構想について「日中両国が違いを乗り越えて信頼を築き、それを軸に構築したい」と提案した。
 戦略的互恵関係について、胡主席は(1)首脳往来の頻度を上げる(2)民間の交流を活発化する(3)経済・貿易を発展させる(4)アジア、地球規模の問題で協力する(5)食い違いのある問題は大所高所から対応する-ことを挙げた。1995年年の村山富市首相談話を踏襲するとした首相の歴史認識を「評価する」と述べる一方、東アジア共同体については特に言及しなかった。
 
日中間の懸案である東シナ海のガス田開発問題について、首相は「東アジアをいさかいの海ではなく、友愛の海にしたい」と述べ、日中共同開発に関する協定の早期締結に向けた作業の加速化を促した。これに対し、胡主席は「大局的な正しい処理が必要だ。事務レベルで接触し、信頼を高めたい」と述べるにとどまった。
 北朝鮮の核問題に関し、両首脳は「朝鮮半島非核化の目標に向け、互いに協力していく」ことで一致。北朝鮮の金正日労働党総書記が多国間対話の用意があると示唆したことを踏まえ、胡主席は「北朝鮮が6カ国協議に戻るよう中国は努力している」と述べた。
 地球温暖化対策をめぐり、鳩山政権が2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減する目標を決めたことついて、胡主席は「積極的態度を評価する」と述べた上で、12月の国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の成功に向け「中国も努力する」と述べた。 
 首相はチベット情勢に関し「基本的には中国の内政問題と理解するが、対話を通じて解決してほしい」と要請。両首脳は、食品安全に関する両国民の信頼回復に努力していくことで一致した。
 胡主席は、日中韓首脳会談を近く中国で開催する方針を説明、首相の訪中を招請した。(2009/09/22-15:26)

                   ◇

胡錦濤国家主席の前に平伏してシナへの恭順を誓う鳩山首相に、先人の含蓄に満ちた言葉を送ろう。

なおこの言葉を発した賢人の名は敢えて伏して、その発した年代と共に文末に記す。(クイズです)

<シナ・朝鮮が独裁体制であれば日本もそうかと疑われ、・・・国際法や国際的マナーなど踏みにじって恥じぬ国であればそれを咎める日本も同じ穴の狢かと邪推され、朝鮮で政治犯への弾圧が行われていれば日本もまたそのような国かと疑われ、等々、例を挙げていけばきりがない。・・・・・・・・ もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない

「東アジア共同体」の一員としてその繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。

日本は、むしろ大陸や半島との関係を絶ち、先進国と共に進まなければならない。

ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならないのだ。

この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。

悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。

私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。

鳩山首相は「東アジアをいさかいの海ではなく、友愛の海にしたい」と卑屈な態度を示しているが、いさかいの元凶はシナであることには一言も触れていない。

東シナ海のガス田開発は、中国が日本の排他的経済水域内に一方的に採掘施設を建設していることを初対面ということで抗議ができないなら、せめて明確にしておくべきだった。

「いさかいの海から、友愛の海にしたい」と自分から言い出すのは、

まるで、日本側が、いさかいの原因をを作ったかのような印象を世界に与える。 これほど卑屈になる必要がどこにあるのか。

臭いものに蓋をしての友愛なんて続くものではなく、属国化以外の何ものでもない。

先人のアドバイスに従い、このような「東アジア」の悪友とは気持ちの上では絶交して、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。

鳩山首相は温室効果ガスの25%削減を国連で公約し、拍手を受けたと喜んでいるようだが、これは国際競技大会で自らハンディキャップを課すようなもの。

専門家の試算にとると、温室効果ガスを1990年比で25%削減すると、国民負担は世帯あたり年間33万~91万円と推定されている。

便益だけ強調して費用を無視するのは、民主党の政策の特徴とはいえ、それを世界にまで公約して後でその尻拭いを国民に迫るのだろうか。 国民が選んだのだからと。

なるべくハンディを課されるのを嫌がる各国にとって、鳩山首相のお人好しな発言に競技相手は拍手をして当然だろう。

国連での喝采は「お人好し外交」への歓迎の喝采であった。

外交の舞台で、相手国の指導者がバカが付く人好しであることほどやりやすいことはない。

「鳩山イニシアティブ」と舞い上がっている場合ではないのだ。

前に「相手の嫌がることはやらない」といってひんしゅくを買った首相もいたが、「相手の喜ぶことのみする」首相はなお始末に終えない。

譲歩に次ぐ譲歩で、領土も資源も、つまり尖閣諸島はおろか石垣島、いや沖縄そのものまで献上するようにならないことを願いたいもの。

 

【おまけ】

 シナ・朝鮮二国と日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、それでも過去に拘り続けるシナ・朝鮮の精神は千年前と違わない。

この近代文明のパワーゲームの時代に、教育といえば儒教を言い、しかもそれは表面だけの知識であって、現実面では科学的真理を軽んじる態度ばかりか、道徳的な退廃をももたらしており、たとえば国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。 

、現在のシナ・朝鮮は日本にとって何の助けにもならないばかりか、この三国が地理的に近い故に欧米人から同一視されかねない危険性をも持っている。

すなわちシナ・朝鮮が独裁体制であれば日本もそうかと疑われ、向こうが儒教の国であればこちらも陰陽五行の国かと疑われ、国際法や国際的マナーなど踏みにじって恥じぬ国であればそれを咎める日本も同じ穴の狢かと邪推され、朝鮮で政治犯への弾圧が行われていれば日本もまたそのような国かと疑われ、等々、例を挙げていけばきりがない。

これを例えれば、一つの村の村人全員が無法で残忍でトチ狂っておれば、たとえ一人がまともでそれを咎めていたとしても、村の外からはどっちもどっちに見えると言うことだ。

実際、アジア外交を評する場面ではこのような見方も散見され、日本にとって一大不幸だと言わざるを得ない。

  もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。「東アジア共同体」の一員としてその繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。

日本は、むしろ大陸や半島との関係を絶ち、先進国と共に進まなければならない。

ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならないのだ。

この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。

悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。

私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。(明治18年3月16日)≫福沢諭吉 「脱亜論」抜粋

 

この文を明治18年に書いている福沢諭吉先生は、まるで「100年後のおめーらのやる事は全てお見通しだ!」とでも言っているようだ。

【おまけ2】

「政治主導」「脱官僚」のドタバタ騒ぎがこんなところでも。

日中首脳会談説明、「政治主導」のはずが官僚に「助けて」 

連休返上に文科相陳謝…ドキュメント民主政権 

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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