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日米首脳会談:同盟の深化へ協議開始 普天間移設は先送り
2009年11月13日 21時40分 更新:11月14日 2時31分
鳩山由紀夫首相は13日夜、オバマ米大統領と首相官邸で約1時間半会談した。首相は10年の日米安全保障条約改定50年に向け日米同盟の深化を目指す政府間協議を始めることを提案し、大統領も同意した。両首脳は同盟関係を基礎に、地球温暖化対策や核軍縮など世界規模の課題で日米協力を進めることで一致。懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は結論を先送りしたが、同県名護市辺野古に移設する日米合意通りの早期決着を大統領が迫る場面もあり、日米間の認識の違いも残した。
政府関係者によると、普天間問題は大統領が取り上げ「早ければ早いほどいい結論が出せる。そうすれば新しいテーマに移ることもできる」と指摘。首相は「前政権の合意は重要だが(衆院)選挙で県外・国外(移設)と言ったことも理解してほしい。沖縄県民の期待も高まっている。必ず答えは出すので私を信頼してほしい」と述べ、日米の閣僚級作業グループを設置して協議し早期の解決を図ることを確認した。
一方で両首脳は同盟協力の強化をアピール。会談後、共同記者会見を行い、首相は「日本外交にとって日米同盟がすべての礎だ。世界環境の変化によって日米同盟をさらに深化・発展させ、建設的、未来志向の新しい日米同盟を作り上げていきたい」、大統領も「両国だけでなくアジア太平洋地域の安定と繁栄のための基軸だ。同盟関係を強化し、新たなパートナーシップを作りたい」と強調した。
また、首相は海上自衛隊によるインド洋の給油活動に代えアフガニスタンへの民生支援を充実させる方針を説明。5年間で50億ドル拠出することを伝え、大統領は謝意を表した。
核軍縮では、大統領が「首相と『核のない世界』というビジョンを共有している」と表明した。首相は「日本国民も期待しているので、機会があればぜひ行っていただきたい」と広島、長崎訪問を要請。大統領は「将来、訪問できれば名誉なことだが、短期的には訪れる計画はない」と述べるにとどめた。
首相は「東アジア共同体構想」について「アジアにおける米国の存在が高まることを期待したい」と米国の関与を前提としていることを強調。大統領も「アジアの重要なプレーヤーとして積極的に関与していく」と応じた。
オバマ大統領は13日午後、大統領専用機で羽田空港に到着した。1月の就任後、初の来日。鳩山首相との会談は9月の米ニューヨーク以来2回目。アジア歴訪の皮切りで、14日に東京都内でアジア政策演説を行い、シンガポールに向かう。【高山祐】
◇
いくら論点をそらしても日米両首脳の一番の懸案事項が「普天間移設」であることは、両首脳が一番承知している。
「普天間基地移設問題」は先送りしたが、これはオバマ大統領がが鳩山首相のパーフォーマンスにしばし付き合っただけ。
そんなに長く結論を待つつもりはない。
オバマの結論ははっきりしすぎている。
鳩山首相が「日本外交にとって日米同盟がすべての礎だ」といくら外交辞令をくり返しても、
日米両政府が10数年かけてたどり着いた国家間の合意を、
政権が変わったからという理由で安易に反故にされたら、
日米同盟も何もあったものではない。
周知の通り、普天間基地には住宅、学校などが隣接していて大変危険であり、移設をしなければならないのは県民の総意である。
さらに、それは日米両国家の共通の認識でもあり、移設先を模索した結果、辺野古に決まっていたのだ。
だが、民主党は総選挙にあたって、辺野古への移設反対を唱え、社民党、国民新党と3党合意で県外移設ということを打ち出した。
当時、民主党も社民党も国民新党も野党であり、県外のどこに移すのか何の目算もなく、ただ自民党が決めたことには反対というのが実態であった。
国外は勿論、国内のどこを探しても、米軍基地を受け入れられる場所はない。
だが、政権政党となれば、移設先を定める責任が出てくる。
ところが自民党が決めた辺野古をすんなり認めたくない。
ここが友愛鳩山がハムレット並みに悩む所以である。
オバマは腹の中の結末(辺野古)を押さえて、しばし鳩山首相のパーフォーマンスに付き合ったというのが、昨日の日米首脳会談の実態であろう。
会談中、大統領もたまりかねて時々本音を出したのが次のくだり。
>名護市辺野古に移設する日米合意通りの早期決着を大統領が迫る場面もあり、日米間の認識の違いも残した。
>普天間問題は大統領が取り上げ「早ければ早いほどいい結論が出せる。そうすれば新しいテーマに移ることもできる」と指摘。
鳩山首相は「早ければ早いほどいい」と迫る大統領に対して、期限の明記されていない空(から)手形を振り出して、さっさと東南アジアの旅に発った。
オバマ大統領と同じ民主党のクリントン大統領のとき「ジャパン・パッシング」という言葉がよく使われた。
反米的印象をアメリカに与え、「東アジア共同体」に友愛を感じる鳩山政権。
もしここで日米同盟に軋みが出ると、またジャパン・パッシングに戻ることになりかねない。
アメリカはジャパンをパッシングしてどこへ行くのか。
行く先は中国に決まっている。
特に米中関係が良好な現在ではなおさらのことである。
◇
【付記】
心臓に病を抱えたサラさん(サラの日記 )が、石垣市に巣食う「全体主義」を告発しています。
はじめてご覧になる方には、
にわかには信じられない、ビックリ映像です!
ですが、見ているうちに、命がけで語るサラさんの言葉が胸を打ちます。
映像はウソをつきません。
1/3【石垣島の闇】沖縄・石垣市長レイプ疑惑を問う[桜H21/10/26]
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【大高未貴】沖縄・石垣市長レイプ疑惑について[桜H21/10/29]
【大高未貴現地報告】「石垣市長強姦未遂」疑惑を問う[桜H21/11/2]
【追記】
大浜市長の記者会見の映像
1/2【大高未貴現地報告】「石垣市長強姦未遂」疑惑を問うPart2[桜H21/11/5]
2/2【大高未貴現地報告】「石垣市長強姦未遂」疑惑を問うPart2[桜
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