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在日米軍再編:普天間移設 4閣僚名で合意文書 日米作業グループ、作成方針確認
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐる日米閣僚級作業グループで、年内をめどに外相、防衛相、米国務長官、米国防長官名で合意文書を作成する方針を確認していたことが19日、分かった。鳩山由紀夫首相は同日、作業グループに日本政府として案を示す考えを表明。作業グループの結論がそのまま事実上の新たな日米合意となる見通しとなった。
首相は既に作業グループの結論に関し、「一番重い決断として受け止める」と述べている。一方、米側はキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に移設する現行計画の履行を求め、岡田克也外相の提案する米軍嘉手納基地への統合案も拒否している。
このため、合意文書には少なくとも両論併記で現行計画の容認が盛り込まれるとみられる。首相は19日、首相官邸で記者団に対し「論理的には(現行計画の)日米合意も一つだ。選択肢を検証している」と語った。これに関連し19日、首相、外相、北沢俊美防衛相は首相官邸で会談し、防衛相は作業グループで提案する、現行計画を前提とした沖縄の負担軽減策を説明した。これに対し首相は「私が案を作る」と述べ、政府として案をまとめる考えを表明した。【仙石恭、野口武則】
◇
日米作業グループで議論を戦わしているように見えるが、日本側の意味ありげな「模索」は、すべて米側が「歌舞伎」と冷笑する結論の見えたパーフォーマンスにすぎない。
米側のグレグソン国防次官補は「現行案は唯一実現可能な選択肢」と、先月来日したゲーツ国防長官を彷彿とさせる言説で日本側を押さえ込んでいるという。(2009年11月18日 東京新聞朝刊)
日本側が岡田外相の「嘉手納案」という実行不可能な対案しか持ち合わせず右往左往する一方で、米側は先月のゲーツ国防長官の恫喝以来、その主張に寸分の揺れも見られない。
10月20日に日本を訪れ岡田、北沢という素人大臣に「国家間の合意」がどんなに厳粛なものか恫喝とも取れる態度で迫った時、すでに「辺野古移設」は決定していた。
日本の素人大臣に「約束は守れ」と迫り、震え上がらせたゲーツとはどのような人物か。
ゲーツ国防長官は次の二つの点でオバマ新政権が頼りにするユニークな人物である。
(1)アメリカでは政権が変わると当然のように各部署の長官の首のすげ替えが行われるが、
ゲーツ国防長官はただ一人、前ブッシュ政権からそのまま引き継いだ長官である。 オバマ大統領は共和党政権が行ったからからといって「日米間の合意」を反故にすることなく、当時の国防長官を引き続き任用したのであり、普天間移設に関しては10月20日にゲーツが来日した時に全て決着がついたものとしていたのだ。
(2)ゲーツ国防長官がCIA長官であったことは知られているが、歴代CIA長官の中でも政治家からの横滑りではなく、CIA要員(正社員?)から長官までのし上がったのはゲーツただ一人だけという。(佐藤優氏談) だとしたら鳩山、岡田、北沢といった学級委員のような関係大臣が、ゲーツの恫喝で震え上がったのも仕方のないことだろう。
■「作業グループ」、結論ありきの猿芝居
日本側大臣のブレ発言で複雑そうに見える「普天間移設」も裏から見ると10月20日のゲーツの訪日時に既に幕は下りていたのである。
日本側のパーフォーマンスに米側が付き合っているといった日米作業グループの経緯はこうだ。
◆日本側⇒県外、国外は無理だが「嘉手納を検証」(岡田外相)
◆米側⇒辺野古で首尾一貫
米側が鳩山新政権の面子を立てて上記日米の両論併記で「新・日米合意書」を作成し、これを重く受け止めた鳩山首相が「私が政府案をまとめる」というのが「歌舞伎」の筋書きのようだ。
そして結論はこうなるであろう。
「県民の思いを勘案してあらゆる可能性を模索したが、現状では自民党が決めた辺野古案に苦渋の決断をせざるを得なかった」と。
三流役者の演じる歌舞伎は大体こんな粗筋だろうが、「県外」という寝た子を起こされた「県民の怒り」はどう落とし前をつけてくれるのか。
その最悪の場合が昨日のエントリーで危惧した「検定意見撤回」とのバーター取引である。
一昨日の沖縄タイムスが恥じもなく「政治主導による歴史の書き換え」を主張していたが、琉球新報は「政治で歴史を書き換える」といった歴代シナ王朝のような愚かな主張は避けているように思われた。
とかろが、タイムスに一日遅れの昨日の紙面は、社説まで動員してタイムスの応援記事。
これについては稿を改めて論評したい。
11月20日川端文科相、教科書検定意見は「適正」との認識 1
社説 11月20日 教科書検定問題 歴史ゆがめる制度の改善を
◆
『教育再生の動きを止めるな!!』
教育講演会
講師 参議院議員 山谷えり子先生(元首相補佐官)
入場料 1000円
「日本の素晴らしい歴史と生命を守りたい。教育再生、拉致問題の解決、家族の絆、地域社会の再生にひたすら働いてまいります。」
この事を願い国会議員としてご活躍中の山谷えり子先生による教育講演会を開催します。
国政の現場で首相補佐官として教育基本法改正の為に働かれ、今も日教組問題究明議連事務局長や、日本のうたとおはなし伝承普及議員連盟幹事長等も務めておられます。
民主党政権下における教育行政の現状と課題についても、生の声を拝聴したいと思います。ふるってご参加下さい。
●とき:2009年 12月6日(日) 13:30開場 14:00開演
●ところ:カルチャーリゾート・フェストーネ(旧沖縄ハイツ)地図
●入場料:1000円
【講師のご紹介】 山谷えり子先生
昭和25年 東京都生まれ、福井県育ち。
昭和48年 聖心女子大学文学部卒業
サンケイリビング新聞編集長、テレビキャスター、エッセイスト
平成12年 6月 衆議院議員初当選
平成16年 7月 参議院議員(全国比例区)初当選
平成17年 11月 内閣府大臣政務官<小泉内閣>
平成18年 9月 内閣総理大臣補佐官(教育再生担当)<安部内閣、福田内閣>
平成20年 10月 自民党女性局長
11月 自民党拉致問題対策特命委員会 事務局長
平成21年10月 参議院環境委員長
主な著書 『嫁姑合戦』(TVドラマ化)、「走りつづけて・父・山谷親平五千六百一回目の朝」、
「はりきりママのかしこい子育て」など。
事務局 TEL098-889-1305、2023 FAX098-889-6496
※この「教育講演会」は、競艇の交付金による日本財団の助成金を受けて実施します。
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