玉城さんはもっと左に突き抜けて欲しい。「沖縄から自衛隊と米軍を追い出し、代わりに中国軍を駐屯させます」と玉城さんが主張したら、佐喜真さんにも勝算あるかも。
【おまけ】
沖縄が味方に付けるべき相手は中国、ロシア、北朝鮮のうちの1国。または3国全て。
琉球新報は次の参院選で「オール沖縄」が推薦する伊波洋一元宜野湾市長を支援する。
その伊波洋一は「中国の脅威」を問われ、「中国は脅威ではない。アメリカが脅威」と言い放った男。
一方、安全保障に詳しい細谷雄一慶大教授は「沖縄メディアには間接的に中国の工作資金が流入している」と公言している。
中国の工作資金が流入した琉球新報なら、「中国、ロシア、北朝鮮を味方」と考えても可笑しくない。
沖縄県民が日本国民なら、沖縄タイムス・琉球新報の2売国新聞を購読するのを止めるべきだ。
【島人の目】苦難覚悟で沖縄独立も
辺野古移設反対が多数を占めた県民投票の結果を受けても、安倍政権が「基地負担を軽減するため辺野古に新基地を造る」と沖縄を愚弄(ぐろう)する言葉を吐き続けるなら、もはや島はさらなる苦難を覚悟で独立を志向したほうがいいのかもしれない。その場合、沖縄が味方に付けるべき相手は中国、ロシア、北朝鮮のうちの1国。または3国全て。
民意を無視する安倍一強はしょせん独裁体制。毒をもって毒を制する。安倍強権内閣と鋭く対立している今の韓国も沖縄のパートナーになり得る。韓国に「恨の心」がある限り、彼らは沖縄の屈辱も理解するだろう。懸念は沖縄がそれらの「大国」にのみ込まれて、安倍政権下の“植民地”状態を脱して新たに彼らの「植民地」になってしまうことだ。沖縄が中国に於(お)ける「チベット化」を避けるには、大きな知恵と肝っ玉が必要だ。
幸い沖縄には、大国の間隙(かんげき)を縫って独立を保った奇跡のミニ国家、琉球王国の伝統とノウハウがある。それを生かせば道が開けるだろう。だが沖縄が目指すべきは断じて琉球王国の再興ではない。琉球王国とは何か? それは過去の世界の国々と同様の、未開で野蛮な独裁国家にすぎない。琉球王国の場合は、その上に「ミニチュアの」という枕詞(まくらことば)が付くだけだ。未開の、超ミニチュアの独裁国家が琉球王国である。
沖縄はそんな邪悪な国家体制を目標にしてはならない。独立沖縄は民主主義体制の、貧しくても「明るい沖縄共和国」であるべきだ。個人的には僕は沖縄の独立には反対する立場である。だが沖縄が本気で独立に向けて立ち上がるなら、そしてもしも必要なら、僕はここイタリアを引き払ってでも、故郷の島に移り住み闘いに参加しようと思う。
(仲宗根雅則、在イタリア、TVディレクター)
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2022年03月21日 13:20