狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

何がなんでも県民大会 ソットして欲しい?そんなの関係ねぇ

2008-03-04 06:37:11 | ★米兵事件

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米兵外出禁止きょう再検討 軍関係家族に不満募る  (3/3 10:14

基地外に住む「ナンパ男」のために何の罪もない全米兵、及びその家族が無期限に基地内閉じ込められるのは精神的にも良く無いと思うがね。

日頃人権問題を叫ぶ連中に限って「米兵外出禁止」を叫んでいるがこれこそ人権侵害でしょう。

 

容疑者の米兵の釈放を受けて、自民党県連は県民大会への参加を見合し、「11万人」集会で大活躍の「毒おにぎり議長」も実行委員会長就任を辞退したい模様。

代わって「メチル禍死」の小渡ハル子沖婦連会長と、「おじや強奪」の玉寄沖子連会長が県民大会予定通り 呼び掛け団体が確認  と張り切っている。

挙げた拳の下ろすタイミングを見失ったのが本音だろうが。

だが肝心の「米兵の女子中学生暴行に抗議する」という大会テーマが消えてしまった。

虚空に向かっての県民大会はお年寄りの暇つぶしと言われかねない。

それで急遽テーマを変更して「米兵のあらゆる犯罪・事故に抗議する」にするというから笑ってしまう。

だったら酔っぱらった米兵がガラスを割って工場事務所に入っても、

建造物侵入 米兵逮捕

地元紙がボツにしていた二月前の当て逃げ事故も、引っ張り出してくれば充分県民大会をの対象になる。

1月北中城で当て逃げ事故 車両は米軍属所有  (3/3 16:03)

そりゃそうだろう。 不良米兵と不良中学生の火遊びが県民大会の重要テーマになるくらいだから。

どんな些細な事件事故でも無いに越したことはないが、それにしても米兵に限って「あらゆる」とはね。

これでは米兵が酔っ払って電柱に立小便しても「県民大会」を開くのだろうか。

で、その時のシュプレッヒ・コールは?

勿論、「場所をわきまえろ! デンチュウでござるぞ!」(前にも使った?失礼)

こんなことは毎日起きているのに、⇒卒業式の夜、高校生ら43人飲酒補導  (3/3 10:16)

このほうが沖子連、沖婦連主催での県民大会に相応しいと思うのだが。

このおじーとおばーのお二人、いつまで暴走を続けるのだろう。

誰かこの二人を止めて!

 

「毒おにぎり」・「おじや強奪」・「メチル禍」 三人組の悲惨な体験

 

【追記】

今朝(4日)の琉球新報、

一面トップ

在沖米軍 夜間外出禁止を継続

新たに基地外禁酒

米兵の中には不満が鬱積している若者も多いと思われるが、

こんなことを続けていると暴動でも起きかねないよ。

社会面

米兵事件抗議 6団体 開催一致

参加に躊躇する団体が多い中で物好きな6団体とは、

県婦人連合会(沖婦連)、県子ども会育成連絡協議会(沖子連)、県生活協同組合、県青年団協議会、県高校PTA連合会、青春を語る会

県生活協同組合(コープ)がしっかり参加しているが、毒餃子問題もまだ解決しないのに、「プロ市民活動」に現(うつつ)を抜かしている場合ではないと思うがね。

今回は年寄りの暇つぶしに付き合うのは6団体だが、

昨年の「県民大会」の実行委員会参加団体は63団体だった。

かんべんして欲しいね。

6.9「沖縄戦の歴史歪曲を許さない沖縄県民大会」実行委員会参加63団体

★実行委員会代表呼びかけ人

高嶋伸欣、佐久川政一、大濱敏夫、松田寛

★6.9 実行委員会参加団体(順不同)

(1)社大党、(2)社民党、(3)共産党、(4)民主党、(5) 沖教組、 (6) 民主教育をすすめる沖縄県民会議、(7)連合沖縄、(8)県労連、(9)自治労、(10)国公労、(11)フード連合、(12) 1フィート運動の会 (13)全水道、(14)平和運動センター、(15)医労連、(16)沖縄平和ネットワーク、(17)「とめよう戦争への道」百万人署名運動沖縄の会、(18)沖縄県歴史教育者協議会、(19)沖縄教育支援ネットワーク、(20)沖退教、(21)高退教、(22)「ジェンダー問題」を考える会、(23)マスコミ労協、(24)沖縄九条連、(25)虹の会、(26)平和教育をすすめる会、(27)全港湾、(28)私鉄沖縄、(29)統一連、(30)中部地区労、(31)北部地区労、(32)住基ネットに反対する市民ネットワーク沖縄、(33)平和市民連絡会、(34)反戦地主会、(35)中部地区労OB会、(36)沖縄市九条の会、(37)普天間爆音訴訟団、(38)第9条の会沖縄うまんちゅの会、(39)一坪反戦地主、(40)なはブロッコリー、(41)民主青年同盟、(42)基地・軍隊を許さない行動する女たちの会、(43)沖縄医療生協平和行動委員会、(44)大学人九条の会、(45)自由法曹団沖縄支部、(46)沖縄県平和委員会、(47)とめよう戦争への道沖縄の会、(48)医療生協、(49)新日本婦人の会、(50)沖縄民医連、(51)アイ女性会議、(52)沖縄YWCA、(53)東本願寺沖縄開教本部、(54)九条の会糸満、(55)沖縄人権協会、(56)沖縄県憲法普及協議会、(57)日本科学者会議沖縄支部、(58)沖縄生協連(59)沖縄地区数学教育協議会、(60)沖縄労組交流センター(61)恨之碑建立をすすめる会沖縄、(62)日本中国友好協会沖縄県支部、(62)政労連沖縄地連、(63)高教組(■沖縄平和ネットワークhttp://okinawaheiwa.net/project/resolution070609.html

 

【おまけ】
━━━━━━━━━━━━━
沖縄タイムスと「バカの壁」
━━━━━━━━━━━━━


            伊勢 雅臣

現在、問題となっている米兵の暴行事件を沖縄タイムス紙がどう扱って
いるか、調べてみた。「なるほど沖縄タイムスとは、こういう新聞か」
と驚かされた記事があったので、ここで紹介したい。

3月1日付け朝刊1面のコラム欄「大弦小弦」の一文である。まず、謝
罪に訪れたライス長官と福田首相の会見シーンの描写から始まる。

ライス米国務長官が先日来日し米兵暴行事件について「極めて遺憾であ
り申し訳ない」と謝罪した。事前に報じられた範囲の表現にとどまり、
目新しさはない。

驚いたのは、福田首相との会談で足を組み右足を伸ばして座るライス長
官の写真だった。対照的に首相は両足をそろえ、ひざの上で指を組んで
いる。28日付の本紙朝刊一面、「極めて遺憾」という見出しと写真がし
っくりこない。

「両足をそろえ、ひざの上で指を組んでいる」首相のきまじめな姿勢に
対して、「足を組み右足を伸ばして座るライス長官」の写真が、「極め
て遺憾」という見出しと「しっくりこない」と個人的な感想を述べる。

ちょうど朝刊編集の作業をしている最中に見つけたので、担当デスクに
そのことを進言した。するとデスクは眉間にしわを寄せ「2人とも笑っ
ている写真しかないから送り直してもらったんだ」とさらに渋い顔。

これでは、ライス長官は尊大に足を組み、笑ってばかりいたような印象
を受ける。結びはこうだ。

十数年前のこと、地方の市長選では珍しく候補者座談会を開いた。翌日
1面の両雄が握手を交わす写真に、ある陣営は大喜び。「うちの候補が
背も高くて堂々と写っている」というわけで討論の内容は二の次だ。

それほど写真は印象を左右する。ライス長官のしぐさはアメリカ人の、
あるいは個人の「スタイル」なのか。そう理解しようとしてもまだスッ
キリしない。意識的にそうしたのか、無意識に日米関係が表れた瞬間だ
ったのか…。

会談の途中にライス長官が足を組んだ時もあったろう。アメリカ人なら
よくある事だ。そして首脳どうしが会うのだから、お互いに笑顔を交わ
すのも外交として当然であろう。

「討論の内容は二の次だ」というのは、このコラムも同様で、会談の内
容は二の次どころかまったく触れずに、ライス長官が「足を組み、笑っ
ていた」という一瞬の情景だけから「無意識に日米関係が表れた瞬間だ
ったのか」とまで、驚くべき深読みをして見せる。

おそらくこのコラム氏の頭の中には、「米国が軍事的に日本を利用して
いる日米関係」という固定観念で凝り固まっているのだろう。その固定
観念を通して見れば、ライス長官の足組は、ただちに「日米関係が表れ
た瞬間」と反射的に解釈できるのだ。ここには論理も何もない。単なる
個人的印象だけの世界である。

養老孟司氏のベストセラー『バカの壁』では、次のような一節がある。

自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまってい
る。ここに壁が存在しています。これも一種の「バカの壁」です。

このコラム氏に、中国の脅威だとか、それに対する日米同盟の重要性な
ど説いても、そんな「自分が知りたくないことについては自主的に情報
を遮断」してしまうだろう。

新聞は、我々誰もが持つ「バカの壁」を打ち破るために、多面的な情報
を提供するという社会的使命を持つ。それを始めから「情報を遮断」し
て、特定の偏った情報しか流さないのでは、報道機関というより政治的
宣伝機関である。

こういうコラムを第1面に堂々と掲げる沖縄タイムスは、やはり「過激
派、新左翼の機関誌」なのだな、と思われた。

                     *

問題の沖縄タイムス「大弦小弦(3月1日)⇒ 山城興朝

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コメント (2)

告訴取り下げの真相、検事正会見から読む

2008-03-03 07:42:09 | ★米兵事件

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沖縄タイムス 2008年3月1日(土) 朝刊 26・27面  
 
痛恨 被害者守れず/地検苦渋 天を仰ぐ

 また被害者を守れなかった―。米兵による暴行事件は二十九日、容疑者の釈放という予想外の形で幕が引かれた。日米両政府は安保体制のほころびに危機感をあらわにし、一部メディアは好奇の目を向けた。あまりにも大きな負担を背負った被害者から、届いたのは「そっとしておいてほしい」という言葉だった天を仰ぐ那覇地検の検事正。首長や市民団体は、支援が徹底できなかった痛恨を語った。米軍基地が集中し、犯罪が頻発する現実とどう向き合うか。日米両政府は、再発防止の取り組みを誓い、県民大会の模索も続く。
 「容疑者を本日釈放した」。那覇地検五階会議室での記者説明。山舗弥一郎検事正は午後九時四十分、駆け付けた二十人の報道陣を見渡し、一言一言かみしめるように書面を読み上げた。「本日付で不起訴処分」。大きく息をついた後、「申し上げられることは以上」と言葉を切った。

 張り詰めた空気の中、報道陣から矢継ぎ早に質問が飛んだ。「告訴取り下げの理由は何か」「容疑の事実関係はどうなのか」。山舗検事正は「被害者の気持ちに反するので詳細は言えない」と、何度も繰り返した。

 被害者感情に話が及ぶと、天を仰いだ後「そっとしておいてほしい、ということのようだ」と説明。会議室は一瞬、静まり返った。

 告訴を取り下げるような働き掛けがあったかとの問いには「一切ない。失礼だ」と声を荒らげた。捜査の適正性を問う質問には「(親告罪なので)告訴が取り下げられたら絶対、起訴できない。被害者の気持ちを重視し粛々とやるしかない」と顔を紅潮させた。その後も「事情を理解してほしい」と繰り返し、説明は二十分で終了した。


                  ◇     ◇     ◇ 

泰山鳴動鼠一匹

山から出てきたのは凶悪なる強姦魔ならぬ、

ただの「ナンパ男」だった。

告訴取り下げの記者会見に駆けつけた沖縄タイムス記者は己の動揺を隠すため報道というより文学的表現に走った。

太字で強調した部分は記事の主旨にはあまり関係ない部分だが、その情緒的文面から記者の動揺する心情が垣間見れる。

それを並べてみたら見事な叙事(情?)詩となった。

一瞬、「喝采」の冒頭の歌詞が脳裏をよぎった。(♪いつものように幕が開き、・・・届いた手紙は、黒い縁取りがありました♪ー関係ないか)

また被害者を守れなかった

予想外の形で

幕が引かれた  

届いたのは

「そっとしておいてほしい」という言葉だった 

天を仰ぐ那覇地検の検事正

痛恨を語った

一言一言かみしめるように書面を読み上げた

天を仰いだ後

「そっとしておいてほしい、ということのようだ」

会議室は一瞬、静まり返った。

大きく息をついた

「申し上げられることは以上」

記者会見する山舗弥一郎検事正の苦悩を表した記事だが実は同時に沖縄タイムスの動揺も表している。

沖縄タイムスが虚に吼えまくったツケは大きい。

衝撃の「告訴取り下げ」から二夜あけた日曜日になっても紙面に動揺はは隠せない。

タイムス・コラムの筆者も正直に驚きを吐露している。

⇒「大弦小弦」崎浜秀也

そして社会面では相変わらずこのような未練たらしい記事をデカデカと書いている。

⇒ 重大さ変わらない/暴行事件・米兵不起訴 

社説も動揺を隠し切れない。↓

沖縄タイムス社説(3/2)【告訴取り下げ】被害者の声に応える道は

 <「そっとしておいてほしい」―被害者とその家族の訴えを私たちはどう受け止めればいいのだろうか。
 女子中学生への暴行事件で逮捕されていた米海兵隊員は、被害者側が告訴を取り下げたため不起訴になり、釈放された。

虚に吼えて世間を騒がしたツケは琉球新報も同じ。

やはり動揺はタイムスと同じ。 

琉球新報社説 (3/2 ) 告訴取り下げ 犯罪の容疑は消えない  

何ともやり切れぬ気持ちだ。告訴を取り下げた少女に、どんな心境の変化があったのか。事件後に浴びせられた心ない非難の声。あるいは、一部週刊誌による無節操な取材や報道。「なぜ、自分が責められねばならないのだろうか。やはり、自分が悪かったのか」。>

 

沖縄タイムス、琉球新報の師匠とも言える朝日新聞も同じようなタイトルで負け惜しみ。

朝日新聞2008年03月02日米兵釈放―それでも事件は消えない

朝日社説については、「松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG 」さんが、完膚なきまで論破されているので是非ご一読下さい。


■告訴取り下げの真相■

沖縄タイムスが思い入れたたっぷりに山舗検事正の記事を書いているのに対して、琉球新報は質疑応答の形式でこれを報じている。

本音を語れない検事正の苦渋が答弁ににじみ出ている。 

検事正に成り代わって本音で答弁してみよう。(カッコ内の茶色文字

那覇地検・山舗弥一郎検事正の会見要旨

「2月29日付けで、二等軍曹を釈放した。 告訴取り消しが不起訴の理由だ。 被害者感情がないかは、言及しない。 あくまで親告罪の取り下げだ。 釈放は本日午後8時42分(告訴取り消し)今日夜にあった。 時間は把握していない」

ー 2等軍曹は容疑事実を何と言っていたか。

「告訴がなくなった時点で、訴訟条件を満たしておらず、コメントするのは適切ではない」

容疑者は逮捕当初から、終始一貫して容疑を否認し無実を訴えている。

 ー 告訴が継続していたら起訴できたか。

「内容の事実が存在したか否かではない。告訴がないイコール不起訴だ」

(起訴は無理筋。 それでもあえて起訴までいけば少女の狂言がマスコミに晒され、同時にマスコミ論調に押されて拘留期限延長までした警察・検察の強引な取調べも落ち度として露呈する。 従って拘留期限ギリギリになって、少女に告訴取り下げしてもらう以外に警察・検察は選択肢はなかった。 )

ー 強制わいせつなど他の犯罪要件を検討したか。

「少なくとも、内容面であれこれ言える段階でなくなった。被害者の気持ちを考えて他の罪で起訴するのは適当でない」

被害者は未成年なので、告訴取り下げに関係なく、「青少年保護条例」適用により逮捕・起訴出来る案件。 だが適用の条件として容疑者が未成年と認識していないことが要件。 当時被害者は私服であり、夜の8時過ぎに繁華街で見知らぬ米人の誘いに乗ってバイクの後部座席で容疑者に同行している。 容疑者が「成人と思った」という証言を覆す立証は困難で青少年保護条例適用による立件も不可能と判断した。)

ー 告訴取り下げは被害者の少女本人の意思か。

「そうだ」

最終的には本人の意思だが、そこに至るまでの「阿吽の呼吸」でどちらからともなく取り下げに至った。 取り下げがなかったら警察・地検は追いつめられていた。)

ー 被害者は事件とかかわりたくないということか。

「そういうことだ。 『そっとしてほしい』というようなことだ」

それは、そうだろう

ー 2等軍曹の身柄は。

「米軍に引き渡されたと聞いた」

本音としては米軍の取調べは遠慮して欲しい。 容疑者の無罪潔白が証明されたら折角の「告訴取り下げ」による「事件の曖昧化」が無駄になる。 逆に米軍の取調べで暴行が立証されたら、警察・検察の面目が潰れる。 それに常日頃米兵の犯人身柄を米側に引き渡したら事件を曖昧にされるという主張が覆ってしまう。) 

ー 少女はいつから取り下げを検討していたか。

「少なくともきょう、突然ではない。 いつからかと踏み込んで発言することはできない」

この質問は少女というより、警察・地検への質問と見るべきだろう。
まぁ、検事としてはこう答える以外に答えようがないね。)

                    *

仮に一連の新聞報道が事実なら親告罪の強姦罪以外でも、通常は青少年保護条例等で罪を問える。

告訴取り下げを理由に、青少年保護条例等の適用による立件をも検察が断念したということは、報道されているような事実がなく、新聞のキャンペーン報道に煽られて警察・検察が無理筋の取調べを続けていたという証左である。

もし検察が「被害者による告訴取り下げ」という奥の手を使わなかったら、公判を維持できないのは勿論、被害者少女の当日の事件に至る行動が明らかにされ(不良米兵と不良中学生の火遊びが)、結局は「無罪釈放」という検察側にとって最悪の事態になっていただろう。

親告罪以外の罪を適用して起訴することも「被害者の気持ちを考えれば適当でない」という検察の見解は、告訴の有無にかかわらず公権力が加害者に刑罰を与えるという刑法の主旨からいって到底成り立たない理由である。

被害者の心情だけで警察・検察が犯罪の事実を知りながらこれをみすみす見逃したとしたら警察・検察の怠慢であり結果的に法体系の崩壊に繋がる。

■沖縄は西部劇の無法地帯■

検察庁が容疑者を不起訴で釈放したのに、民間の団体がこれを許さず糾弾するという。

昔見た西部劇で、判事が無罪を宣告しても、群集が容疑者を引きずり出して首にロープを巻いて木に吊るす、といったシーンがあった。 

近代法が未だ周知徹底していなかった数世紀前の西部劇時代。

現代の沖縄は西部の裁判と民度が同じなのか。

これは釈放された「容疑者」へのリンチではないのか。

県民大会予定通り 呼び掛け団体が確認  (3/1 16:07)

日本の法制度を無視して敵討ち時代に戻れということだろうか。
被害者に代わり糾弾を 事件へ募る怒り  (3/1 10:11)

敵討ちにも驚くが、琉球新報3月1日夕刊の二面の大見出しには驚きで我が目を疑った。

その日の朝刊の「中学生暴行の米兵釈放 告訴を取り下げ  (3/1 ) の衝撃から未だ立ち直れないのか、次の見出しが踊る。

「本人の意思尊重を」

軍法会議処罰に期待

あれほど「米側の裁判は信用できない」、 

「容疑者を軍に引き渡したら事件をウヤムヤにされる」

と叫び続けていたのは何処の新聞だっただろうか。

恥もなく「軍法会議処罰に期待」とは、

どのツラ下げて言うのだろう。

まぁ、米軍基地反対を叫ぶ一方「軍法会議処罰に期待」と書くほど「告訴取り下げ」の衝撃は大きかったわけだ。

■容疑者の米兵は告訴取り下げ前から無罪である■

本人が罪状を否認しており、証拠の裏づけも無い。

こんな状況では容疑者は取調べ中といえども無罪である。

この時点で沖縄マスコミは容疑者を強姦魔として犯人扱いし連日糾弾した。

同じような立場の「ロス疑惑」の三浦和義容疑者(当時の)は自分を誹謗したマスコミに対して約500件の名誉毀損の訴訟を起こしそのほとんどで勝訴して合計約1億数千万円の賠償金を勝ち取ったという。

同じ訴訟を米軍曹が提訴したらおそらくは沖縄タイムス、琉球新報は全面敗訴だろう。

これについては「米兵暴行は推定無罪?」をご覧下さい。

【おまけ】

今朝の琉球新報朝刊を一瞥したら、一面トップの大見出しに驚いた。

禁足令中 米兵又逮捕

建造物侵入の疑い

日曜日の早朝酔っ払った21歳の米兵が工場事務所のガラス窓を割って事務所に侵入したという。

1985年、尾崎豊は<夜の校舎の窓ガラスを壊してまわって>青春のカリスマとなった。

2008年、21歳の米兵は酔っ払って工場事務所のガラスを割って新聞の一面を飾った。

そして沖縄県知事に「米国の恥」と罵られた。

米兵はフェンスを越えて基地外に出たという。

社会面に次のような記述もある。

米軍准機関紙「星条旗」は2月29日付けで「外出禁止に不平」「不明確な規則に怒り」と米兵やその家族らの声を伝えた。 それによると、ある基地外に住む米兵の妻は「誰であれ不道徳は許されないが、今回のことで全米国人が責任を取るべきとするのは行き過ぎだ」と主張している。 基地外に住む軍関係者の妻は、現状に納得できず司令官あてに「子供に友達の家に言ってはだめと説明する理由が分からない」と手紙で訴えたという。>(琉球新報 3月3日 23面)

 

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コメント (2)

嘘っぱちの本、「母の遺したもの」に、宮平さん

2008-03-02 07:26:04 | ★集団自決

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語り部が情緒綿々と語る物語

情が入らねば聞くものの心を捉えない

だが情にまみれた物語は真実を見失う

歴史の検証に情念は不要

淡々とした事実の積み重ねは

手垢まみれの物語より胸を打つ

事実は小説より奇なり

事実は物語より胸を打つ

                      *

座間味島で梅沢隊長の部隊の伝令を勤めていた当時15歳の宮平さん(78歳)。

その証言はまさに衝撃的だった。

これを動画アップした【動画】集団自決の衝撃の新証言を見た。

真実の重みが画面を通じて見るものの心を打つ。

衝撃の言葉の礫となって。

「宮城初枝は私の姉です」

「晴美は私の姪です」

「晴美の書いた本は嘘っぱち」

「(本の)中身が濃ゆ過ぎて食えたものではない」

宮平さんは親戚に当たる宮城親娘については当初は語るつもりは無かったのか。

最後になって飛び出したこの証言に言葉を失った。

援護金のためのウソの証言を後悔した姉の初枝さん。

亡くなる前に証言を撤回しそれを娘に託した。

母の遺言を踏みにじって「嘘っぱち」を書いた姪の晴美氏。

今では叔父の座間味の宮平さん宅には寄り付かないという。

重篤の病で豊見城中央病院に入院中の姉初枝さん。

彼女を見舞った実弟の宮平さん。

必死の面持ちで病床の姉の枕元で呼びかける。

「生きている間に真実を語らないと大変なことになるよ」

宮平さんの言う「生きている間」とは癌に伏す姉初枝さんのことだけではなかった。

初枝氏の証言で人生を棒に振ってしまった高齢の梅沢隊長の「生きている間」も気になった。

「梅沢さんが生きている間に詫びなさい」

そして初枝さんは真実を書き綴ったノートを娘の晴美氏に託した。

宮城晴美著『母の遺したもの』が出版される。

■「不都合な真実」への地元紙の対応■

地元二紙がデタラメ記事を垂れ流しているのに憤慨した宮平さん。

何度も電話したが取材には来なかった。

最後は名前を伏して電話しても、

ついに一度も取材を受けなかったという。  

例え名前を伏しても気配で察したのか、最後まで黙殺し続けた。

沖縄二紙には「不都合な真実」を掲載するスペースは無い。

沖縄集団自決、隊長はいさめた 軍強制説否定す…(02/2223:15)    
 
 <
宮平さんによると、同島に米軍が上陸する前日の昭和20年3月25日午後10時ごろ、野村正次郎村長、宮里盛秀助役ら村三役と国民学校長、役場職員、女子青年団の宮城初江さんが、梅沢少佐のいる本部壕を訪ねた。
 そこで、宮里助役らは「明日はいよいよ米軍が上陸する。鬼畜米英にけだもののように扱われるより、日本軍の手によって死んだ方がいい」「すでに、住民は自決するため、忠魂碑前に集まっている」などと梅沢少佐に頼み、自決用の弾薬や手榴(しゅりゅう)弾、毒薬などの提供を求めた。
 これに対し、梅沢少佐は「そんなものは渡せない。われわれの役目はあなた方を守ることだ。なぜ自決させなければならないのか。ただちに、集まった住民を解散させ、避難させよ」と命じた。
 村側はなお懇願し、30分くらい押し問答が続いたが、梅沢少佐が「おれの言うことが聞けないのか」と弾薬類の提供を強く拒否したため、村の幹部らはあきらめ、忠魂碑前に向かった。
 同日午後11時ごろ、忠魂碑前に集まった約80人の住民に対し、野村村長は「部隊長(梅沢少佐)に自決用の弾薬類をもらいにいったが、もらえなかった。みなさん、自決のために集まってもらったが、ここでは死ねないので、解散する」と話した。このため、住民たちはそれぞれの家族の壕に引き返したという。
 宮平さんは「私は、本部壕での村側と梅沢隊長のやりとりと、忠魂碑前での野村村長の指示をすぐ近くで聞いていた」と話す。
 その後、村長ら村三役や国民学校長らとその家族はそれぞれの壕で集団自決したが、宮平さんら多くの住民は自決を思いとどまり、翌26日に上陸してきた米軍に捕らえられるなどした。宮平さんは米軍の迫撃砲で左足を負傷し、自分の家族の壕に戻ったところを米軍に見つかったという。>
 
                       ◇

■隊長命令は「自決は許さない」だった■

昭和19年10月10日の那覇の空襲で武器弾薬が大量に損壊し座間味の梅沢隊にきた銃弾はライフル一丁当たり15発と、自決用の手りゅう弾は一個だったという。

弾薬不足の座間味で集団自決で手りゅう弾で死んだのは一部であり、ほとんどは棒やカミソリ等での自決であった。

四日間、昼夜に渡る艦砲射撃でパニックに陥った村の三役、校長等が3月25日の夜、自決用の弾薬をもらいに梅沢隊の基地を訪れた。

その中には宮城初枝さんもいた。

応対した梅沢隊長は次のように言った。

「戦う武器弾薬もないのに住民を自決させる弾薬はない」

「自決は許さない」

「俺の命令が聞こえないのか」

「国土を守る軍隊が何で住民を殺すか」 

「天皇陛下の赤子を自決させる権限はない」 

「解散しろ! 解散命令だ」

「そして避難しろ!」

その後、野村村長は忠魂碑の前に集まった住民に解散して、避難するように伝える。

梅沢隊の伝令をしていた宮平さんは、梅沢隊長と野村村長とのやり取りも、忠魂碑の前で野村村長が解散指示も

僅か2mの至近距離で自分の耳で確かに聞いた。

翌26日の朝に隊長の命令を無視して

「住民たちは勝手に死んでしまった」という。

宮平さんは「誰が悪いのでもない、彼らは尊厳死を選んだ」といった。

こうも言っている。

「誰が集団自決をリードしたかはわかっている」 

「座間味の人がこれをやってしまった」

「その人の名は生き残った人は皆わかっている」

分かっていると言いながらも宮平さんは自分の口からは言えないという。

子孫が生きている現在、お前のお父さんが集団自決をさせた張本人とはいえないのだろう。

死に急ぐような雰囲気の当時の住民達。

梅沢隊長が解散命令を出したため多くの住民は生き残った。

それを振り切って勝手に集団自決を指導して死んだ人がいたのだ。

沖縄県民斯ク戦ヘリでアップの動画より。)

■晴美氏の証言■

宮城氏は、原告の梅澤氏が「集団自決」を覚悟した村の幹部に「決して自決するでない」と言って帰したと主張していることについて、「今晩はお帰りください」と言ったにすぎないと考えられるとした。(沖縄タイムス 2007年7月28日)

宮城晴美氏の理屈によると梅沢隊長は母初枝さんたちに対して「今晩はお帰りください」といったに過ぎない。

従って一行が帰った後になって自決命令を出した可能性もある、

という極めていい加減な彼女自身の推量による「軍命あり論」である。

しかし、宮平さんは姪のこの推量も次のように一蹴する。

忠魂碑の前で野村村長が解散命令を出してしてから翌朝の「自決」まで米軍の艦砲射撃が激しく、夜道を自決命令を伝えに来ることは事実上不可能で、自決命令は無かった。

伝令として梅沢基地にいた自分が一番良く解るという。

■集団自決を命令したといわれる村助役の妹・宮平春子氏について

「母の遺したもの」では住民に「集団自決」を命じたのは兵事主任兼防衛隊長(助役)の宮里盛秀さんだったと、反対尋問で従来とは認識が変わっていることを指摘された。宮城氏は盛秀さんの妹の宮平春子さんから、盛秀さん自身が軍の命令を受けていたとの証言を今年六月になって直接聞いたと説明。沖縄タイムス 2007年7月28日)

宮城晴美氏は裁判の証言台に立つ僅か一ヶ月前に、助役の妹・宮平春子氏の証言で「軍命を確信した」という。

僅かな期間での晴美氏の心変わりに裁判長も驚いて「それで良いのか」と念を押した。

晴美氏はその心境の急激な変化について次のように書いている。

本書(『母の遺したもの』-引用者注)を書くにあたって、盛秀氏の妹の宮平春子さんから当時のことについて聴き取りをし、本書(216頁以下)にも書きましたが、(略)

 しかし、後述するように最近宮平春子さんからその陳述書(乙51)に書かれている話を聞くことができました。春子さんの話によって、盛秀氏が座間味島の日本軍から、「米軍が上陸してきたら玉砕するように」と命令されていたことがはっきりしました。

ただいずれにせよ、私自身の不用意な文章の書き方が、日本軍の被害者でもある盛秀氏をいかにも加害者のような誤解を与えたことに、深く反省しております。≫(宮城晴美陳述書http://www.sakai.zaq.ne.jp/okinawasen/chinzyutu1.html

                      ◇

 

■証言の信憑性の担保■

「昨日の夜10時から12時の間、何処に居ましたか?」

「自宅でテレビを見ていました」

「それを証明できる人は?」

「妹が証明します」

「親族以外でどなたか居ませんか?」

「親族の証言では何故ダメなの?」

「親族の証言は信憑性が薄いから」

テレビの推理ドラマで刑事と被疑者の間で交わされるお馴染みのシーン。

証言者は「犯人」との関わりによってその信憑性の有無が問われる。

当然、アリバイの証明には被疑者の親族の証言はその信憑性が疑われる。

自分のお婆ちゃんの証言を疑われて、

「うちのおばーがウソをつくというのですか」

と訴えてもこれは論理の問題ではなく感情の問題になってしまう。

 

「集団自決」に関して、数多くの証言者が登場した。

だが問題となった「軍の命令、強制」の有無に関する客観的証言は皆無だった。

宮城晴美氏の認識を法廷証言の一ヶ月前に変えたという宮平春子氏は村の助役宮里盛秀氏の実の妹である。

宮里盛秀氏は集団自決を命令した張本人だと言われている。

■渡嘉敷島の場合■

村の三役を始め指導的立場の人々が生き残った。

当時の村長古波蔵惟好氏が、米軍に包囲され島民がパニック状態になった時「自決」のきっかけを作って、「集団自決」に島民を導いたと言われている。

生き残った村長は戦後米田と改姓し、赤松隊長の命令だったと主張したがその一方、贖罪意識からか島民の援護法適用の運動に尽力した。

渡嘉敷島の集団自決の証言者は、自決を指導したといわれる村の指導者が生き残ったため複雑な人間関係から発言しにくい要素を背負っての発言がほとんど。

それに事実上の「公文書偽造」(援護法関係)が絡まり益々証言がし難い状況にあった。

 ■証言者達が背負う人間の絆■

「集団自決」当時、島の村長で戦後も村の有力者だった古波蔵氏は戦後改姓して米田を名乗った。

一方、集団自決の生き残りとして「軍の責任」を追及する証言を続ける「平和活動」の語り部吉川氏も旧姓は古波蔵で村長とは渡嘉敷島の古波蔵一族であるという共通項を持つ。

果たして吉川氏は当事の島のリーダーだった古波蔵村長の「アリバイ」(軍命だった)を証言できる立場にいると言えるのか。

生証人の証言だからといって、それだけで軽々に歴史を語っては歴史の真実を見誤ることにもなる。

参考: 届け、証言の重み 「集団自決」体験吉川さん、思い切々 カメラ  (9/29 11:22)

渡嘉敷島の場合「照屋証言」で 「赤松隊長は集団自決の命令を出していない」ということは決定的となった。
 
一方、座間味島の場合、宮城初枝氏さんが証言を翻して「梅沢隊長が軍命をだしていない」は証明されたが、
 
娘の晴美氏が母の遺言に逆らって、「軍命あり」の証言をした。
 
今回の「宮平証言」で宮城晴美氏の「新版・母の遺したもの」は「嘘っぱちの食えない本」と木っ端微塵に粉砕されてしまった。↓

「集団自決」 宮城晴美氏が新版で「後出しジャンケン」

 【動画】集団自決の衝撃の新証言

 

 2月22日、産経新聞が「宮平証言」を掲載して一週間以上経過。

沖縄メディアで宮平証言を1行でも報じた記事を寡聞にして知らない。

やはり沖縄では言論封殺が生きている。

                    ◆

今回決定的証言をして下さった宮平秀幸さんが講演会をします。

 沖縄県民へ講演会のお知らせ

宮平秀幸氏を知らない方は、動画を見てください。
 【動画】集団自決の衝撃の新証言

 

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コメント (6)

大恥晒しの沖縄マスコミ そっとしておいて?

2008-03-01 07:44:58 | ★米兵事件

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沖縄の暴行事件、米兵を釈放 少女側が告訴取り下げ (01:28)

 那覇地検は29日、女子中学生に乱暴したとして逮捕された在沖縄米海兵隊員のタイロン・ルーサー・ハドナット2等軍曹(38)について、生徒が同日付で告訴を取り下げたとして不起訴処分とし、釈放した。生徒は29日、事情を聴いていた検事に対し「(事件に)これ以上かかわりたくない。そっとしておいて欲しい」と述べ、告訴を取り下げたという。(略)(朝日新聞)

                     ◇

容疑者の釈放は「想定内」だったとはいえ、改めて報道に接し驚きを隠しえない。

先ず脳裏に浮かんだ一言は、

一犬虚に吠えれば万犬これに習う (★注)

虚に吼えた琉球新報と沖縄タイムスに呼応して、沖縄中の左翼勢力がこれに習った。

県議会を始め沖縄県下の全市町村議会が、虚犬に怯えてつぎつぎと「抗議決議」をした。

★注:「萬犬虚に吠えた教科書問題」侵略→進出誤報事件
 昭和57年、高校社会科教科書の検定で、日本軍の華北への「侵略」を「進出」に書き換えさせたとマスコミが報道したことを受け、中国が反発し外交問題に。しかしこの報道は誤報で、検定で華北への「侵略」を「進出」と書き換えさせたケースはなかった。渡部昇一氏はフジテレビの番組「竹村健一の世相を斬る」でこの事実を発表。『諸君!』誌上に「萬犬虚に吠えた教科書問題」を書く。朝日を筆頭のマスコミは誤報を謝罪しなかったが、新聞では産経新聞だけがお詫び記事を掲載した。

虚犬に怯えたのは県内の犬にに留まらなかった。

「事件を」めぐって、シーファー駐日米大使らが沖縄県庁を訪れて謝罪したほか、来日したライス国務長官も福田首相らに対し遺憾の意を表明した。

その余波は拡大し在日米軍は2月20日から、沖縄と山口県岩国市の米軍基地所属の米軍人らの基地外への外出を禁止し現在も継続中である。

先ず先に虚に吼えたのは琉球新報。

県警発表を受けて2月11日の夕刊で「ナンパのトラブル」を拉致という虚報で第一声を挙げた。

女子中学生、車で拉致 外国人の男逃走  (琉球新報 2/11 10:54)

 < 沖縄署の調べによると女子生徒は、午後8時半ごろ沖縄市上地のミュージックタウン音市場前で、大型バイクの男に誘われて後部座席に乗り、その後、車に乗り換えたという。女子生徒は友人7、8人と遊びに来て、1人だけ行ったという。>

「車で拉致」はどう考えても琉球新報の虚報。

しかも記事には「女子生徒にけがはない」とある。

第一報は「ナンパのトラブル」としてスルーした沖縄タイムスが,新報に遅れてはならぬと、より大きな虚声で吼え返した。

それもなんと、前代未聞の号外で!
 
婦女暴行事件を号外で報じた恥知らずの新聞を、

筆者は寡聞にして知らない。

[電子号外] 沖縄タイムス 2008年02月11日(月) 
米兵が中学生暴行 沖縄署が容疑で逮捕
仲井真知事「人権を蹂躙」
 本島中部の女子中学生(14)を乗用車内で暴行したとして、沖縄署は十一日午前、在沖米海兵隊キャンプ・コートニー所属の二等軍曹タイロン・ハドナット容疑者(38)=北中城村島袋=を強姦の容疑で逮捕した。ハドナット容疑者は「抱き付いたり押し倒したりしたが、暴行はしていない」と容疑を否認しているという。仲井真弘多知事は同日午前、「女性の人権を蹂躙する事件で決して許すことはできない」と憤り、東門美津子沖縄市長らも事件を非難した。同日午後、上原昭知事公室長、仲村守和県教育長が在沖米国総領事館に抗議した。
 >>PDF版(263KB、14時45分) 
 >>PDF版(2面:243KB)(16時40分)

                      ◇

これに呼応して県知事も吼えた⇒「強い怒り」と沖縄知事ら 14歳少女暴行事件で2.11 13:16

後は昨年の「教科書問題」と同じ構図で

県内の左翼団体が次々と虚に吼えて「県民大会」が決まった。

県議会に協力要請/来月23日県民大会開催【写真】

                    *

  米兵釈放 「そっとしておいて、と」 地検「適正捜査」 2008年03月01日01時50分

 「そっとしておいてほしい」。沖縄県で女子中学生を暴行したとして逮捕された米海兵隊員(38)が29日に釈放された理由は、女子生徒側の告訴取り下げだった。地元には戸惑いも広がったが、キスを迫り暴行しようとした行為は、これまでの捜査で浮かび上がっている。米軍基地と隣り合わせに生きる住民らの不安は消えない。

 那覇地検では29日午後9時45分から、山舗(やましき)弥一郎検事正が隊員の釈放について説明。集まった約20人の報道陣に「被害者が告訴を取り下げたため本日付で不起訴処分とし、釈放した」と淡々と語った。

 被害者が告訴を取り下げた経緯については「いつからかは言えないが、きょう突然言い出したわけではない」「そっとしておいて欲しいということのようです」などと話したほかは、詳細な説明を避けた。

 告訴が取り下げられなければ起訴できたのかどうかについても「事実が存在したかどうかではなく、告訴がないと公訴が提起できない。訴訟条件がなくなっているわけで、それ以上でも以下でもない。コメントすることは適切ではない」と述べるにとどめ、隊員の供述内容についても明らかにしなかった。ただ、県警による逮捕など一連の捜査の是非について問われると、険しい表情を浮かべて「適正だった」と語気を強めた。

 告訴がなくても立件できる他の罪名で捜査を続ける可能性については「被害者の気持ちを考えると、他の罪で公訴提起するのは適切でない」と述べ、否定した。

 女子生徒が隊員に声をかけられる場となった沖縄市の東門美津子市長は「被害者に対する心ない声もあり、つらい立場に追い込まれたのではないか。でも、米兵による事件が続いていることも、重い基地負担があることも何ら変わりはない」と話した。

 暴行現場とされた北谷町の野国昌春町長は「これだけ大きな事件になり、少女に相当な重圧がかかってしまったのではないか」と言葉をかみしめた。町内には3000人近くの米軍関係者が基地外に暮らす。「小さなトラブルは数え切れない。町民は米軍の存在に漠然とした不安を抱えている」

 「非道な犯罪を起こした米軍基地の撤去を」。そう踏み込んだ抗議決議・意見書を2月15日に可決した沖縄県読谷村議会の前田善輝議長は「基地がある限り沖縄に多くの米兵が存在し続ける。また事件が起きないか、心配だ」と語った。

 95年の少女暴行事件を機に発足した「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」は当時、被害少女に「二度とこのような事件を米兵に犯させない」と誓いの手紙を送った。前事務局長の桑江テル子さん(69)は「基地がある限り、沖縄はこうした犯罪と隣り合わせの状態が続く」と嘆いた。 (朝日新聞)

                                              ◇

沖縄紙のネット更新は遅いので手元の琉球新報の見出しのみを紹介すると、

◆大一面トップ

中学生暴行の米兵釈放

告訴を取り下げ

那覇地検が不起訴処分

「身柄拘束し捜査継続」米政府がコメント

◆26面ー社会トップ

個としての声圧力

追いつめられた被害者

識者評論 宮城公子 沖縄大学准教授

27面ー社会トップ

被害者に代わり糾弾を

事件へ募る怒り

県民大会望む声強く

被害者宅に週刊誌記者

県警「報道被害」を指摘

県民大会参加を沖縄市長に要請

沖子連と沖婦連

地元紙は突っ込みどころ満載だが、とりあえずの印象を言うと、

「実際は有罪なのだが、週刊誌の報道被害により、被害者が『ソットして欲しい』と告訴取り下げたので釈放した」

といった印象操作に必死なのが伺える。

虚に吼えた犬は不起訴の男に対しても被害者に代わり糾弾をと吼え続ける。

釈放された容疑者を糾弾せよとは、これでは法律も何もあったものじゃない。

これでは狂犬だ。(笑い)

無罪を勝ち取った「ロス疑惑」の三浦和義容疑者を釈放後に糾弾したマスコミは一社でもあったか。

【断 呉智英】三浦逮捕と近代国家の亀裂3.1 03:55

                     ◇

地元紙へのコメントは次回に廻して、朝日新聞。

>被害者が告訴を取り下げた経緯については「いつからかは言えないが、きょう突然言い出したわけではない」「そっとしておいて欲しいということのようです」などと話したほかは、

「そっとしてほしい」を見出しに使った朝日も「起訴は可能だが被害者の心情を考えて・・・」といった方向へ読者をミスリードしようとしているのは琉球新報と同じ。

だが、被害者の心情を考えるならこの手の記事で号外など出さないだろう。 >>PDF版(263KB、14時45分) 

又容疑者の拘留期間を延長して期限の3月2日(月)直前まで粘ることは無かっただろう。

①自供無し、②物的証拠無し、③状況証拠は白

これで起訴したら那覇地検の歴史的大汚点になるところ。

詳細な説明を避けた。

説明を避けたというより「説明出来なかった」というのが正しいのだろう。

拘留期限直前になっての「苦渋の決断」が阿吽のの呼吸による「告訴取り下げ」という非常手段だった。

阿吽の呼吸とは検察側、被害者側のどちらが言い出すか分からないような状態で被害者に取り下げさすことは地検の得意技のはず。

これで地検も面子を潰すことはない。

>告訴がなくても立件できる他の罪名で捜査を続ける可能性については「被害者の気持ちを考えると、他の罪で公訴提起するのは適切でない」と述べ、否定した。

強姦が親告罪で不起訴になった場合でも、通常は犯罪の確信があれば別の条例を適用して強引に立件するのが地検の習性。

立件できるなら「別件」でも強引に立件していただろう。

例えば、

沖縄県青少年保護育成条例」
(みだらな性行為及びわいせつな行為の禁止)
第17条の2 何人も、青少年に対し、みだらな性行為又はわいせつな行為をしてはならない。
2 何人も、青少年に対し、前項の行為を教え、又は見せてはならない

この条例にも該当せずに釈放という事実は、

そもそもこの「事件」に強姦は無く、単なる「ナンパのトラブル」だったことの証左でもある。

 

にもかかわらず、マスコミと左翼団体は吼え続ける。

被害者に代わり糾弾を!

強姦の有無は問題ではない!

県民大会で容疑者を糾弾しよう!

沖縄に法はない。

あるのは左翼によるリンチのみ。

沖縄二紙は大恥さらし。

虚報で世間を騒がしたことを反省すべきだと思うが、反省の二文字は彼らの辞書にはないのだろう。

反省するのはサルでも出来るというが、狂犬はサルにも劣る。

 

【付記】当日記は「米兵女子中学生暴行事件」の当初から、地元紙の暴走だと確信し記事を追ってきた。

途中からの読者はカテゴリーの★米兵事件に分類してあるので覗いていただけると幸いです。

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