先日、ダイアナ妃が亡くなって10年が経った。
そして今月9月5日はこの人が亡くなって10年が経った。
マザーテレサである。
以下は彼女の言葉である。
「愛の反対は憎しみではなく、無関心。」
「この世で最大の不幸は戦争や貧困などではない。
自分は誰からも必要とされていないと感じる事。」
「銃や砲弾が世界を支配してはならない。大切なのは愛である。 」
「苦しみが私達の生活に訪れて来る時、微笑みをもって受け入れましょう。
神が送り給うすべて、求め給うすべてを微笑みながら受け入れる勇気は、
神からの最も偉大な賜物といえます。」
「日本人はインドのことよりも、日本の中で貧しい人々への配慮を
優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」
「私は受賞に値するような人間ではないけれど、世界の最も貧しい人々に
代わってこの賞を受けます」(ノーベル平和賞授賞式でのスピーチ)。
「帰って家族を大切にしてあげて下さい」(ノーベル平和賞受賞の際、
インタビューで「世界平和のために私達はどんな事をしたらいいですか」
と問われて)。
彼女の言葉は全ての人にわかりやすく、謙虚で、愛情に満ちており、
そして何よりも優しい。
2003年、バチカンはマザーテレサを列福し、福者であると宣言した。
これにより、マザーテレサの言葉は、神の言葉となった。
自分の生涯のほとんど全てを、弱者救済に捧げた彼女は1997年9月5日
に87歳で亡くなった。
彼女の最後の言葉は、「もう、息ができないわ」であったそうだ。