ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

引く手あまた

2011-09-15 14:50:10 | 時事(海外)
なかなか経済低迷状態から脱却出来ない日本。雇用状況も
厳しくなるばかりである。派遣などの有期雇用の方々の実
に74%以上が年収200万以下という状況なのだという。

そのような中、依然好調なのが中国をはじめとするアジア諸
国である。先日、訪れたタイでは、圧倒的に求人が足らず、
引く手あまた状態だそうである。

そしてこれはタイ人だけに限ったことではなく、タイで働き
たい日本人求職者に対しても言えるとのことだった。
しかし、「やはり誰でもいい…」という訳ではないのが企業側
のの本音であるのはどこの世界でも同じだろう。

以下は、現地日系紙に掲載されていた日本人の求職に関しての
企業側の話である。

20代なら経験がなくとも、やる気があれば採用されるケースも
あるが、30~40代は経験が重視される傾向にあるとのこと。
ただし、20代であっても、社会人経験のない新卒は採用は難し
いそうだ。また40から50代では、マネージメント能力や熟練
工並みの技術力が求められるというから、実質、求人はあって
も狭き門というのは、日本と変わりはないようである。

また、給与に関しては5万バーツ(約12万8,000円)未満が28%
で最多だそう。10万バーツ(25万6,000円)以上が(20%)
続いて5万~6万バーツ(18%)とのこと。

しかし、実際は統計には現れない、3万バーツ台の雇用者は相当
いるらしい。年々上昇するタイの物価と時々日本への里帰り費用
などを考えると、やはり最低でも5万バーツはほしい。

現地採用とはいえ、数年にわたり観光ビザで働く人も多く、その
雇用環境はひとくくりには出来ないものである。

ただ日本が就職難だからと言って、海外に就職先を求めることは
仮にうまく仕事が見つかったとしても、おそらく長続きはしない
だろうと思われる。

「その国が好きだから…」

ますは、根本にこれがないといけない気がしている。

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