2年前の夏に計画していたカムチャッカへの航空券の払い戻しの件で、1年半ぶりにアエロフロートから連絡がきた。コロナ禍が原因でのキャンセルなのに、当初からアエロフロートは現金での払い戻しを頑なに拒んでいて、バウチャーでの払い戻ししかできないとアナウンスしてきた。当然のことながらバウチャーはアエロフロートの航空券への支払いにしか使用できない。再びアエロフロートを使わないと使えないのだ。それがようやく現金でも払い戻しができるようになったという。けれどそれができるのは来年7月以降だという、なんとも遠い話だった。そしてもうひとつ、バウチャーへの払い戻しなら1,5倍の金額にして返金しますという誘い水の話でもあった。
で、それを選択しろ、ということだった。
払い戻し分で行ける範囲となると極東ロシア、最も西でイルクーツクまでのシベリアまでが精一杯。1,5倍にして返してもらってもモスクワやペテルブルクには全然、届かない。その中で行きたい場所はひとつだけ。ロシア、サハ共和国、オイミャコン。冬場は世界で最も寒いという場所だ。飛行機で行けるのはヤクーツクという街まで、そこからは車で24時間かかる。バスなどの公共交通手段もないし、車はチャーターしないと行けそうにないが、それだけにちょっと行ってみたい気もしていた。
今年の春は、まだ出国できそうにないし、夏はゼロではないだろうけれど、今のところまだ微妙だ。けれど今年の年末なら可能性もグッと高くなる。ちょうど真冬だし、氷の世界を体感するにはピッタリのタイミングでもある。早々、妻に相談すると…。
妻「そこに何があるの…?」
私「何もないよ、普通に村があるだけ…」
妻「そこで何をするの…?」
私「ジーンズを濡らして、外に持っていって立てたり、お湯をぶちまけて、一瞬で凍るのを見たり、バナナで釘を打つとか、ワカサギ釣りもできるかもしれないし、全てが凍った魚を売る店とか、マイナス50度で暮らす人の生活を見るだけでも楽しいでしょ!」
妻「それって、寒くてただ辛いだけじゃん、しかもどんな服で行くの…?」
これは痛い所を突かれてしまった。確かに普通の防寒着では間に合わないだろう。しかもそれを揃えたところで一度きりしか使わないというのも、否定するのに十分な説得力を与えてしまう。どこかでレンタルとかできないものだろうか…、と真剣に探してしまった。
この2年間どこにも行けてないので、ちょっと無意識に体感的に刺激のあるところに行きたくなっているのかもしれない。
今日は名古屋も雪だった。降ったり止んだりだが、終日、大変、寒かった。
明日も一部、雪の予想。
春はまだまだ遠いな…。
で、それを選択しろ、ということだった。
払い戻し分で行ける範囲となると極東ロシア、最も西でイルクーツクまでのシベリアまでが精一杯。1,5倍にして返してもらってもモスクワやペテルブルクには全然、届かない。その中で行きたい場所はひとつだけ。ロシア、サハ共和国、オイミャコン。冬場は世界で最も寒いという場所だ。飛行機で行けるのはヤクーツクという街まで、そこからは車で24時間かかる。バスなどの公共交通手段もないし、車はチャーターしないと行けそうにないが、それだけにちょっと行ってみたい気もしていた。
今年の春は、まだ出国できそうにないし、夏はゼロではないだろうけれど、今のところまだ微妙だ。けれど今年の年末なら可能性もグッと高くなる。ちょうど真冬だし、氷の世界を体感するにはピッタリのタイミングでもある。早々、妻に相談すると…。
妻「そこに何があるの…?」
私「何もないよ、普通に村があるだけ…」
妻「そこで何をするの…?」
私「ジーンズを濡らして、外に持っていって立てたり、お湯をぶちまけて、一瞬で凍るのを見たり、バナナで釘を打つとか、ワカサギ釣りもできるかもしれないし、全てが凍った魚を売る店とか、マイナス50度で暮らす人の生活を見るだけでも楽しいでしょ!」
妻「それって、寒くてただ辛いだけじゃん、しかもどんな服で行くの…?」
これは痛い所を突かれてしまった。確かに普通の防寒着では間に合わないだろう。しかもそれを揃えたところで一度きりしか使わないというのも、否定するのに十分な説得力を与えてしまう。どこかでレンタルとかできないものだろうか…、と真剣に探してしまった。
この2年間どこにも行けてないので、ちょっと無意識に体感的に刺激のあるところに行きたくなっているのかもしれない。
今日は名古屋も雪だった。降ったり止んだりだが、終日、大変、寒かった。
明日も一部、雪の予想。
春はまだまだ遠いな…。