ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

保険とむかし話

2022-02-04 17:45:00 | 時事(国内)
陽性者の数、未だ天井知らずの勢いにある。
もうみなし陽性とか、数を正確に知るなんて無理、止めた方が言い。実際はこの何倍もいるのだから…。

こんなに増えたせいか、コロナ保険が話題になっている。私の知人も入っているらしく勧められたが、全然興味がない。加入には職種の条件があるようだが、中には300円程度の保険でコロナに罹ったら10万円程度の見舞金が出るのもあるらしい。安いのを数社選んで、4つ5つ入って3000円とか4000円で見舞金が30万くらいになるという話も…。加えて入院保険もあり、合わせれば50万くらいになるとか言っていた。あまりにも好評過ぎて、保険会社によっては加入の停止や保険料金の値上げという事態にもなっているということもあるようだが、なんとなく今さらという気もして入る気がしない。もっとも保険金詐欺ではないし何の問題もないと思うが、最初から罹るのを目的としているようでちょっと違和感がある。

そういえば、昨年タイでもコロナ保険の話題で盛り上がっていた。タイ人ならわかるが、日本人も意外に目ざといんだなと思った。ひと昔前だが、海外旅行保険の盗難保険を使った詐欺が流行ったことがあった。カメラなどの高額商品を実際は盗まれてないのに、盗まれたと現地の警察に被害届を出し、帰国後に保険会社へ請求するという手口だ。帰国後、極度に金欠に陥る長期旅行者の間では知られた話で、男性だけでなく女性旅行者もやっていた。ちょっと誘惑にかられたこともあったが、そもそも盗難保険に加入したことがなかったし、高額なカメラなどを購入もしたことがなかったので、やったことがなかった。

保険で得したなと思ったのは一度だけ。バンコクの安宿のベッドの上で着替えていて、手を上に伸ばした時、天井で高速で回っているファンに手を激しくぶつけた。指の激痛と出血が止まらず、旅行保険には加入していたので、バンコクでも1~2番に大きなバンコクジェネラルホスピタルに向かった。設備の良い大き総合病院で日本語を話すアテンドが付いての診察だった。幸い縫わずに済む程度だったが、お医者さんから傷口からバイ菌が入るかもしれないからということで、1日入院していきませんかと提案された。しかも個室で夕食と翌朝の朝食も付くという。さらに朝夕とも日本食が選べた。病院側もキャッシュレス保険に入っていることをわかっていての提案で、この手の病院による過剰診療詐欺は、当時タイで度々行われていたものだったと記憶している。私も半分は期待して行ったものの、予想通りの展開となり、ありがたく利用させていただいた。四星ホテル並みの部屋と2食の日本食付き、1泊2日の入院代は4万円を超えていた。今から30年近く前の話である。

ようやく中国から荷物が到着。今回は深圳ー香港ー名古屋とあっさり。以前の深圳ー上海ー南通ー羽田ー名古屋の大回りとは大違いだった。今日から北京オリンピックが始まった。羽生君とネイサンチェンの金メダル争いしか興味がないが、ここは羽生君の4回転成功で金をぜひとも期待したい。

早いもので立春。暦の上では春だが、再び寒くなる予想。

春は我慢するから、せめてピークアウトの気配くらいほしいところ…。

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