民度…

北京オリンピック、始まる。

熱心に観ているわけではないけれど、ダイジェストなどではつい観てしまう。ジャンプでスーツ規定違反、あれは気の毒で観てられなかった。何が正しいのかわからないけれど、開催地が中国だけに穿った見方をしてしまう。まだ始まったばかりだが、不可解な判定が続々出ている。

スピードスケート女子でも日本人選手にレーンの優先権があったにもかかわらず、中国人選手は譲らなかった。男子1000ｍでも中国人選手がハンガリー選手を転倒させたような場面があったにも関わらず金メダルを獲得してしまった。男子混合リレーでも中国人選手に有利な判定があり、韓国はスポーツ仲裁裁判所に提訴するそうだ。中国勢は男子1000メートルの準々決勝から決勝まで一度も1位でゴールしていないにもかかわらず、ビデオ判定により金、銀メダルを手にするという成績を収めている。

中国ならやりかねないなと思う。

そういえば、ちょっと思い出したことがある。私が高校3年生だった時、韓国でソウルオリンピックが開催された。昔のことなので、記憶はあいまいだが、唯一覚えていることがある。それは日本人選手と韓国人選手がボクシングで対戦した時のこと。日本人選手が判定の末に韓国人選手に勝利をすると、判定に納得のいかない韓国側の関係者が怒って、照明を全て消して会場を真っ暗にしてしまったということがあった。

民度というものに、明確な定義があるのかはわからないけれど、世界が注目している中であからさまに行われる自国びいきは、民度の低さを自らアピールしているようで、恥ずかしい限りだ。

そこへ行くと羽生君のライバル、ネイサンは勝ってもなを、羽生君へのリスペクトを忘れない謙虚なコメントを残していてとても好感が持てる。彼のアイデンティティーは完全にアメリカ人なんだろうか？

羽生君はちゃんと眠れているのかな…？

明日の思い切ったフリーに期待したい…。