ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

JKT48

2011-09-16 21:22:20 | 時事(国内)
今度は「JKT48」だ、そうだ。

「JKT?…」

インドネシアのジャカルタ空港のスリレターコードと同じではないか。

しかし、なんてことはない、インドネシアのジャカルタで女の子を募集して
アイドルにする、ということである。

インドネシア版、AKB48だ。

しかし、あそこはイスラムの国である。女の子が唄うのはともかく、テレビ
の前であんな恰好するのは可能なのだろうか?

こうなったら、世界中の街でどんどんやったらいいと思う。

BKK48(バンコク)HKG48(香港)PYN48(平壌)TRP48(トリポリ)
ちょっと間違えると、NEWS23みたいになり兼ねないが…。

まぁ、アルファベット3文字なら、何でもありである。

何だか、世界中で秋元康の高笑いが聞こえて来るような気がする…。

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引く手あまた

2011-09-15 14:50:10 | 時事(海外)
なかなか経済低迷状態から脱却出来ない日本。雇用状況も
厳しくなるばかりである。派遣などの有期雇用の方々の実
に74%以上が年収200万以下という状況なのだという。

そのような中、依然好調なのが中国をはじめとするアジア諸
国である。先日、訪れたタイでは、圧倒的に求人が足らず、
引く手あまた状態だそうである。

そしてこれはタイ人だけに限ったことではなく、タイで働き
たい日本人求職者に対しても言えるとのことだった。
しかし、「やはり誰でもいい…」という訳ではないのが企業側
のの本音であるのはどこの世界でも同じだろう。

以下は、現地日系紙に掲載されていた日本人の求職に関しての
企業側の話である。

20代なら経験がなくとも、やる気があれば採用されるケースも
あるが、30~40代は経験が重視される傾向にあるとのこと。
ただし、20代であっても、社会人経験のない新卒は採用は難し
いそうだ。また40から50代では、マネージメント能力や熟練
工並みの技術力が求められるというから、実質、求人はあって
も狭き門というのは、日本と変わりはないようである。

また、給与に関しては5万バーツ(約12万8,000円)未満が28%
で最多だそう。10万バーツ(25万6,000円)以上が(20%)
続いて5万~6万バーツ(18%)とのこと。

しかし、実際は統計には現れない、3万バーツ台の雇用者は相当
いるらしい。年々上昇するタイの物価と時々日本への里帰り費用
などを考えると、やはり最低でも5万バーツはほしい。

現地採用とはいえ、数年にわたり観光ビザで働く人も多く、その
雇用環境はひとくくりには出来ないものである。

ただ日本が就職難だからと言って、海外に就職先を求めることは
仮にうまく仕事が見つかったとしても、おそらく長続きはしない
だろうと思われる。

「その国が好きだから…」

ますは、根本にこれがないといけない気がしている。

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広告

2011-09-14 21:07:41 | 旅行(海外)
先週、バンコク街中を歩いていると、大きな広告を見つけた。

「UniQlo From Tokyo to Bangkok」

ユニクロがバンコクに1号店をオープンするのであった。
スカイトレインの入り口にもオープンキャンペーンと題した大特価品の
写真と価格が掲載された特大の広告も展開されていた。

それによるとオープンを記念し、数量限定でジーンズを男性用・女性用ともに
1本490バーツ(約1,260円)を筆頭にTシャツやフード付きパーカーなどを
オープン価格にて販売するとのこと。

日本では安価なユニクロもタイの消費者にとって結して安いとは言えない。

しかし、柳井会長は、「発展途上の国であっても安い服だけが売れるわけでは
ない」として「世界中で同じ水準のものを、同じ値段で売っていく」と現地日系
紙に語っていた。

また、それによると、「四季のないタイでもシーズン別の商品を楽しみたいとい
う消費者のニーズはあるし、またバンコクは海外からの旅行者も多い」として実
際にシンガポール店で、昨年10月に最も売れた商品はダウンジャケットだったと
いうことからも、冬モノも大々的に販売するそうである。

年中暑いからと言って、夏モノだけを売るわけではないのである。
これも発想の転換なのだろうか?

それでも、さすがにタイ人は冬モノは買わないだろうなとは思う。
あっ、でも夜行バスや夜行列車のエアコンは寒すぎるくらい効いてるから、そん
な時くらいは重宝するかもしれない…。

そんなユニクロの広告を見た翌朝だったか、今度は滞在しているホテルの部屋のカ
ーテンを開けると…

「Ⅹ-JAPAN World Tour In BanKok」の巨大広告がメンバーの顔写真入り
で、いつのまにかそこに立っていた。

近頃、勢いのない日本も頑張っているところは頑張ってるんだなと思った。

(Ⅹ-JAPANの場合はちょっと違うか…)


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3畳宿

2011-09-13 21:27:08 | 旅行(海外)
まともな宿に泊まろうと思いつつ、今年2月に続いて、またもや安宿に泊まって
しまった香港。

名付けて「3畳宿」である。

広さ自体は4畳半はあるのだが、そのうちの1,5畳はトイレとシャワースペース
が占めているので、実質は3畳ほどの広さとなる。しかし、そのうちのさらに1,5
畳をベッドが占有しているので、人が立てる広さは実質1,5畳ほどとなる。

これは、さすがに狭い。

しかし、エアコンもテレビも必要なものはとりあえず付いていて、狭いという以外
には、さほど不自由を感じないから不思議だ。おそらく、若いころ旅行中に泊まり
歩いた宿が、これよりさらに酷かったところが多く、そういう経験が骨身に浸みつ
いているからかもしれないと思った。40を過ぎても、このレベルに泊まれるのなら、
まだまだ、どこででも生きていけると妙な自信を深めた次第である。

今回は香港に滞在しながら、そのほとんどを中国、広州で過ごしていたため、香港
出国日のわずかな時間を利用して、スターフェリーに乗って香港島に行ってきた。
乗るのは10年ぶりだ。
半年前にも結局乗らず終いだったが、今回乗ろうとして初めて、長年使用されてきた
旧埠頭の時計台が取り壊されていることに気が付いた。何でも新しい場所に新埠頭
を移転するとかで、大々的な工事が行われているのだ。

あれは歴史的建造物ではなかったのか…?
何とも、もったいないことである。

すでに充分近代的な香港だが、時代と共にさらに変化を遂げており、昔の面影がどん
どん減っていくのは、寂しい限りである。それでもスターフェリー自体は昔のままで、
2ドル50セントで10分程度の所要時間だが、プチクルーズのようでちょっと贅沢な気分
に浸れるのがいい。

また、仕事を終え、夜暗くなってから香港に戻ると、まっすぐ海老ワンタン麺屋に直行
し、海老ワンタン麺と汁なし海老ワンタン麺の両方を食べるのが滞在中、唯一の楽しみ
であった。私の場合、香港にいるとワンタン麺しか食べないので、長期滞在すれば必ず
体を壊すと思われる。そう思えば、日中、中国本土にいるのは、健康的にも良かったの
かもしれない。

海老ワンタンでお腹も膨れると「3畳宿」に帰り、シャワーを浴びベッドに横になると
疲れのせいか、すぐに熟睡となり気が付くと朝である。翌朝は再び5時45分に起き、
6時に宿を出て徒歩で20分の紅ハム駅へ向かい、7時発の広州東駅行きの列車に乗
るのである。

まるで香港にある3畳のぼろアパートに住みながら、広州に通勤しているような3日間
であった。

今度こそ、本当にこの宿は卒業しようと思う。

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人気

2011-09-12 21:06:38 | 旅行(海外)
先日、4年ぶりに訪れた韓国。

わずか1日だけの滞在だったが、平壌冷麺も食べれたし、まぁよかった。
それにしても、日本とソウルを結ぶLcc、チェジュ航空は日本の若い女性
ばっかりでびっくりした。皆、20代前後の女性ばかりで、40過ぎのプチ
おやじにはちと気恥かしかった。

座席の狭さは言わずもがな、やはり往復2万2千円の安さの人気は絶大である。
しかもおにぎりと飲み物も付いていて良心的であった。
今後、韓流ファンのおばさんらにもありがたい存在となるに違いない。

また、ソウルで読んだ日系紙にこんな記事が載っていた。

韓国で今年7月に発売された年金宝くじの話である。
これは一般の宝くじと違い、一等当選者には毎月500万ウォン(約36万円)が20年間に
わたり継続して支給されるという、文字通り年金のような宝くじである。一獲千金を
狙うこれまでの宝くじよりは健全で、安定した保障が得られるイメージからか、大人気
だそうである。

人気の陰には、やはり日本同様、将来や老後に対する不安も根強くあるようだ。
日本でも発売したら、おそらく大ヒットとなるだろう。

そういえば、地下鉄のコンコースでおもしろいものを見つけた。
大きな島のジオラマである。

「どこかで見た島だなと思いきや…」、そう、「竹島」じゃなくてこちらでは「独島」
である。こういうものを、多くの人が通る地下鉄の通路でさりげなく一般市民に見せ
つけ、領土問題の意識付けを図っているのかもしれない。

日本と似ているようで、微妙に異なる韓国。
事あるごとに何かと比較されるお隣韓国。

唯一、(整形を含むが)女性の美しさだけは、完全に抜かれたような気がしている。


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致命傷

2011-09-11 21:56:05 | 時事(国内)
そう言えば、留守の間に首相が変わり政権が変わっていた。
もちろん、テレビや新聞などで知ってはいたが、野田さんと聞いても全然イメージが
わかなかった。ちょっと前なら、野田と言えば、野田聖子だったのに…。


そんな野田さんが任命した鉢呂経産相が「被災地は死の街だ」といったとかで、
辞任したそうである。在任期間は9日である。あの「俺は客だ」の松本さんと同じだ。

確かにデリカシーに欠けるが、これだけなら、辞任騒ぎにはならないような気がするが、
その後、防災服を記者にこすりつけて「ほおら、放射能…」と言ったとかなんとかである。

おそらく、こちらのほうが致命傷になったに違いない。

なんだか小学生みたいである。

しかし、これについて本人は事実関係を争わず、汗を拭きながら記者会見していただけで
あった。もしや、誇張されているような気もしなくないが、それでも正式なルートで争わ
ない以上、負けである。

まぁ、裁判でも幼稚園児の喧嘩でも発言小町でも、結局は声がでかい奴が勝ちだ、という
のは言い過ぎかもしれないが、ある意味、言い得ていると思う。

国会運営とか世論への受けとか、何かそういうことで沈黙させられているのかも知れないが…


とりあえずもう、足の引っ張り合いだけは辞めて頂いて、早急に日本をしっかり立て直して
頂きたい。

願うのはそれだけである。

9,11からもう、10年か…?

早いな。この勢いだと、あっという間に40代は過ぎ50だな。




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交渉

2011-09-09 23:10:39 | 旅行(海外)
とりあえず、帰国致しました。

まぁ、いろいろありましたが、タイの賄賂に関する話をひとつ。


いくつかの事情が重なって、中国から大量の荷物をタイへ運ぶことになった。

「もしかするとタイの税関で止められるかも…」

そんな予想が現実のものになった。

通常、タイの税関は外国人には寛容なようで、これまで荷物検査など一度も
されたことがなかった。まぁ、しかし荷の量が量だけに仕方がない。

パスポートを見ながら、一通り荷物を調べられた後、若い女性税関員が言った。

「関税を払ってください…」

「どのくらい?」と、答えると、若い男性職員を呼んで、ちょっと考えてからひとこと。

「ニジュウマンエン…」

「はっ!」

私が日本人だからか、親切にも円換算で答えてくれた。

何を根拠に20万円なのか、とも思ったが、「根拠って英語でなんていうのだろう…?」
などと考えながら、これは、予想以上に時間がかかりそうだと思い直し、気合を入れる
ことにした。

「なぜ、20万円なのか?」と、とりあえず聞くと、逆に「これはいくらなのか」と聞い
てきた。

もっともである。
そもそも、質問の順番が逆だったのだ。まず、いくらなのか聞いて、それから関税額を伝
えるのが普通だ。

「これは、商品ではないし、タイで売るのもではない。これからもし可能なら、タイで
商品化するものだから今の時点では値段などはない」と説明する。

すると、ここでは何だからと別室行きになる。

別室では、担当が大変流暢な英語を話す、いかにもエリートそうな男性に変わった。
ほんとうにやっかいなことになってきた。

こちらは、先ほどの説明を繰り返す。しかし、このエリート係官は、正式な内容証明がない
以上、これほどのモノを持ちこませる訳にはいかないと、大変、わかりやすい言葉で説明し
てくれる。やはりエリートはこれまでのタイ人とはあきらかに対応が違う。

パスポートの痕跡で中国からのモノだとは解られている。しかし、こちらも、一度、あの
ように説明してしまった以上、中国でいくらいくらで購入したとは言えない。
しかし、あちらはあちらで、終始、無税では持ち込ませないという感じである。

しばらく、堂々巡りが続いた。時間はすでに捕まってから1時間は経っている。夜の10時を
回っていた。

しばらくすると、最初に対応した若い男女の係官が入ってきた。そしてこのエリート係官と何
やら話をした後、エリート係官は部屋を出ていき、若い男性係官だけが残った。
今思えば、あのエリート係官の帰宅時間だったのかもしれない。そして、「お前に任せるよ」
とでも言って帰って行ったのかもしれない。

そして若い係官がひとこと、「では、ジュウマンエンでどうか…」と一気に10万円値下がる。

こちらは「ノー」を繰り返すが、向こうは「10万」を譲らない。少し経って、少々弱気になり
かけ「領収書は出るのか?」と聞くと「もちろんだ!」と答える。

こちらも「10万は高いが、せめて3万くらいなら払ってもいいかな…」などとと思い始めた
矢先、「領収書が無くていいなら、ディスカウント出来る…」などと言うではないか。

一瞬、「何をいうのか…」と思ったが、すぐにこれは「賄賂」だと気がついた。

ここがタイだと言うことを、すっかり忘れていた。というか、ここ数年でタイをいう国がマトモ
な国だと思いこんでしまっていたのかもしれない。

一気に追い風が吹いてきたと思った。向こうは金が惜しいのだ。あとは金額交渉だけである。

「領収書は要らない、いくらになる?…」と聞くと。

「5,000バーツ」でいいという。現金なもので、一気に単位がバーツに変わった。

今回は近年にない円高で、およそ13,000円である。「まぁ、これくらいならいいかな」、とも思った
が、ここからが「交渉」である。

こちらは「2,000バーツなら払ってもいい」と伝える。

向こうはすぐに「4,000バーツ」になり、その後、すぐに「3,000バーツ」にまで下がった。
しかし、こちらは、「2,000バーツ」を譲らなかった。

それから、すぐに、「2,000バーツ」(およそ、5,000円)で交渉成立となった。

税関から解放されるまで1時間半が過ぎていた。

その後、ホテルに着いたのが、夜の11時を回っていた。

何だか疲れていたにもかかわらず、頭が冴えてしまっていてすぐには眠れず、コンビニに普段は
飲まないビールを買いに行った。

久しぶりに飲んだ「ビアチャン」が妙に美味しく感じた。

そして、まだタイがタイであったことにちょっとホッとし、またさらにタイが好きに
なった気がした。




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