ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

自責の念

2015-07-09 20:47:50 | 時事(国内)
岩手のいじめ自殺…。

亡くなった生徒は、生活ノートにかなりのSOS信号を送っていたのに、やっぱり
担任の先生の対応がマズかったということになるんだろうな。詳細は分からない
けれど、もう少しきちんと対応していたら、なんとかなっていたと思われる。

人が集団でいる環境が存在する以上、学校だけでなく職場でもいじめは無くなる
ことはないというのが私の持論だ。
誰かを嫌うという共通認識を持つことだけで、人と人は仲良くなれるし安心でき
るものである。いじめる人間も所詮、弱いのだろう。いじめられる前に誰かをい
じめるなんてこともあるのかもしれない。

ただ、学校や職場の集団生活の場で、誰一人友人や仲間がいないという環境は辛い。
「一年間我慢すれば…」とか「この環境がずっと続くことはない…」というのは
当人にとっては、何の慰めにもならないだろう。親に相談といっても、中2くらい
だと、親には知られたくない事も多いはずだ。

ともかく、いじめはなくならないけれど、発生してしまったいじめは潰すことは
できると思われる。周囲や学校がいじめは絶対に許さない、という姿勢をこれで
もかというくらいに子どもたちに見せつける必要があるのでは。時には、これは
犯罪行為で、警察沙汰になるということもわからせないといけないと思う。

とはいえ、この担任の先生も辛いに違いない。

もちろん、責任は大きい。

ただ、今後、自責の念に駆られ、ずっとこの事件を背負っていかなければならない
ことを思うと、仕事として教員を選んだことを後悔し続けることになるかも…。

いじめで生徒が亡くなり、教員が大きな責任を負う。

だんだん教員を志望する人が減っていくような気もしている。

CENTER>

コメント

バカ親

2015-07-08 20:18:39 | 時事(国内)
先日、埼玉県の公立中学校で、給食費を3か月以上未納する家庭の生徒に
給食の提供を停止する方針を決めたことが話題になった。

なんでも「払えるのに払わない」と思われるケースが相次いだためだという。

その理由がまた酷い。

「義務教育だから無料が当然」「給食を出してくれと頼んだ覚えはない…」

こういう馬鹿親がいることに愕然としてしまう。

1か月の給食費は1人4500円。しかも、これはすべて食材費なんだとか。人件費
やその他の費用は税負担ということになる。もちろん経済的事情で払えない人は
仕方ない。けれど、払えるのに払わない親には、「無銭飲食」で訴えるくらいし
てもいいような気がする。いや、その前に払わない親の氏名と顔写真をネットで
公開、または、学校の掲示板に掲載でもいいかもしれない。

当然、子供には罪はない。

というか、給食費を払わない親を、その子供はどう思うのか?考えたことはある
んだろうか?

要は、近年の日本人は変わってしまったということなのかもしれない。

生活保護にしても、ひと昔の日本人の気質には、貧しても、結してお上の世話に
はならないような気位があった。損得よりもプライドを重んじる人が圧倒的に多
かった。

それが今やどうだろう。

貰えるものなら、我こそは…だ。

問題は教育?

今年だったか、道徳教育が見直された。正式な教科になったんだっけ?

昔の日本人が無条件に良いわけではなだろうけれど、これも一種の民度の低下
だと思われる。

このままずるずる落ちていき、そのうちどこかの国のように、地下鉄の車内で
平気でうんちをさせる親が出てきたら…日本も終いである。

CENTER>



コメント

突き放す勇気

2015-07-07 21:25:58 | 時事(海外)
ギリシャが破綻。

財政健全化を要求するEUとそれを拒んだギリシャ。借金で首が回らないのに
融資元の言うことを聞かないのは根性が座っているのか、単なるアホなのか、
なかなか読みにくい。

4人に一人が公務員というギリシャは給料も民間より公務員のほうが良いと
言われている。年金にしても、現役世代並に貰えるにもかかわらず、しかし、
徴税が不完全で脱税天国なる点が凄い。金持ちの多くは「3分の1ルール」
で税金逃れをしているのだとか。

例えば100万円の税金を払わなければいけないという時、3分の1を実際に納税
し、残りの3分の1は賄賂に回す。そして最後の3分の1は払わずに済ませる。
つまり公庫に入るのは3分の1にしかならない。
こんなんでは、財政の健全化なんてまず無理だ。

こういう国には、国家を改造するぐらいの大変革が必要で、「ちょっと修正する」
というぐらいでは足りず、「国家を再構築する」ぐらいの大変革が必要なのでは
ないだろうか?
 
そうはいっても、元来、怠け者のギリシャがそれをやるには容易ではないし、数年
ぐらいの期間ではとうてい実現できないだろう。とすれば、答えは一つ。
 
「ユーロを離脱すること」である。これしかない。

どこかでギリシャは、「自分たちが見捨てられることはないだろう…」と慢心
しているような気がしなくもない。「うちが離脱すれば、ロシアや中国が接近して
きて、困るのはそちらではないのか…」というような読みも透けて見える。

こういう国には、延々と財政援助をし続けるよりも、一度は見捨てて鍛え直す
ことも必要なのでは…と思う。もっともギリシャがユーロ圏を離脱したときに
どんなリスクがあるのかわからないけれど。

言われているのは、「これをきっかけにスペインやポルトガルなどもてユーロから
離脱するのでは?」ということらしいけれど、ろくに徴税もできないギリシアと他国
では事情がまったく異なるので、それはないらしい。

なんだか、大人になったのに、いつまでも独り立ちできない子供に、延々と援助し続
ける親子関係にも似ている。

時には、突き放す勇気も必要である。

CENTER>



コメント

セブ紀行

2015-07-05 21:08:18 | 旅行(海外)
何しに行ったのか、よくわからないセブの旅だったが、初日だけはしかり街歩きを
楽しめた。

セブと言っても、多くの旅行者はマクタン島のビーチリゾートエリアに泊まる
ので、本来セブの中心地であるセブシティーの街中には、あまり外国人の姿を
見かけなかったのが以外だった。大きな街の割には、垢抜けない町で、大通り
から一本脇道にそれると、バラックの集合住宅などもたくさんある。

バナナ屋台やキオスク程度の小さな商店が連なり、ストリートチルドレンも
多く見かけた。久しぶりに「マネーマネー」と付きまとわれたのが、ちょっと
懐かしかった。

同じアセアンのタイと比べても、スマホをいじっている若者はまだまだ少なか
ったし、タクシーや飲食代も物価上昇中のタイよりもずっと安く感じた。
アセアンの中でも出遅れ感の否めないフィリピンだが、他の国々がどんどん発展
して小奇麗な街並みになっていく中で、未だどこか昔のアジアの雰囲気を残して
いるフィリピンは貴重かもしれない。セブなんていうメジャーな街でもこの程度
なので、それこそ小さな島にでも行けば、現実逃避には最適だと思われる。

治安が悪いとか日本のエロおやじのせいで、今一つイメージの悪いフィリピン。
けれどお隣の韓国人からは大人気だ。特にセブは完全に韓国人の牙城と言える。
マクタン島などはコリアンレストランばかりが目についたし、ホテルにもわんさか
いた。反面、中国人は少なかった。これも国と国との関係からなんだろうか。

久しぶりに乗ったキャセイパシフィック。

帰国時にセブからの出発が少し遅れた。元々、香港での乗り継ぎ時間は1時間し
かなかったのだが遅れたため、名古屋便の出発時刻の25分前に香港に到着。
乗り遅れ確実かと思われたが、ゲートには地上職員が待っていてくれた。
名古屋便に乗り継ぐのは私たちだけだったようで、乗り継ぎの荷物検査もすべて
優先で段取りがいい。あの大きな香港の空港での大移動を10分程度で済ませて
くれた。名古屋便のゲートに着いた時は、もう誰もおらず、私たちが乗り込むと
すぐに扉が閉まり、ほぼ定刻に出発した。この25分の間に荷物の積み替えも
終えていたということになる。
さすが国内線を持たない航空会社は違う。乗り継ぎの効率化なんだろうけれど、
25分には感動した。以前、チャイナエアラインの台湾乗り継ぎでまだ40分も
あるのに乗り継げず、置いて行かれたのとは雲泥の差である。

フィリピンではマンゴーをよく食べた。

青臭くない完熟マンゴーはいくらでも食べれる。あまりにもおいしいので、
スーツケース入れて、こっそり持ってきてしまった。

帰国したばかりだが、不完全燃焼だったので、またどこかへ行きたい。
もちろん、当分は無理だけれど、今度は涼しいところへでも…。

いやいや、仕事せねば…。

CENTER>



コメント

帰国いたしました

2015-07-04 20:44:59 | 旅行(海外)
帰国いたしました。

フィリピンのセブに行っておりましたが、予期せぬ事態が…。

初日、セブシティーの街中に泊まってあちこち連れまわしたのが悪かったのか、
子供が翌朝から38.5度の発熱。
さほど暑くなかったとはいえ、排気ガスや埃の中、市場などを延々と付き合わせ
たことが、いけなかったらしい。

この日はマクタン島のビーチエリアへ移り、子供はプールで、大人はシュノー
ケリングでも…と思っていたのだが、完全に予定が狂ってしまった。
けれど、とりあえずホテルだけは移り、そこで様子見となった。

しかし、熱は下がらず、しかも咳も酷くなる一方だった。

翌日からは終日、部屋でのんびり、だらだらが続いた。時々、子供を寝かせるため
に部屋を暗くしたりして、一体、どこにいるのかわからない状況に陥ったことも。
その後、いたたまれず、妻と交代でシュノーケリングに…。

日本から持参した風邪薬と現地で買った咳止めの効果が現れたのは、帰国日の前日。
この日の朝、検温するとようやく36度台に下がった。本来なら、まだ安静にすべき
ところ、この日を逃したら…という思いが強く、さらに翌日の発熱覚悟でビーチに連
れ出し、続けてプールにも入れてしまった。

けれど、幸い、熱はこれ以後、上がることはなく、翌日のフライトも問題なく風邪は
回復に向かった。

帰国日に娘が「やっと日本に帰れる…」と妙にうれしそうだったのが、親として複雑
な心境になった。

連れ出せば連れ出すほど、旅行が嫌いになっていく娘。

全く遺憾である。

CENTER>







コメント