ギリシャが破綻。
財政健全化を要求するEUとそれを拒んだギリシャ。借金で首が回らないのに
融資元の言うことを聞かないのは根性が座っているのか、単なるアホなのか、
なかなか読みにくい。
4人に一人が公務員というギリシャは給料も民間より公務員のほうが良いと
言われている。年金にしても、現役世代並に貰えるにもかかわらず、しかし、
徴税が不完全で脱税天国なる点が凄い。金持ちの多くは「3分の1ルール」
で税金逃れをしているのだとか。
例えば100万円の税金を払わなければいけないという時、3分の1を実際に納税
し、残りの3分の1は賄賂に回す。そして最後の3分の1は払わずに済ませる。
つまり公庫に入るのは3分の1にしかならない。
こんなんでは、財政の健全化なんてまず無理だ。
こういう国には、国家を改造するぐらいの大変革が必要で、「ちょっと修正する」
というぐらいでは足りず、「国家を再構築する」ぐらいの大変革が必要なのでは
ないだろうか?
そうはいっても、元来、怠け者のギリシャがそれをやるには容易ではないし、数年
ぐらいの期間ではとうてい実現できないだろう。とすれば、答えは一つ。
「ユーロを離脱すること」である。これしかない。
どこかでギリシャは、「自分たちが見捨てられることはないだろう…」と慢心
しているような気がしなくもない。「うちが離脱すれば、ロシアや中国が接近して
きて、困るのはそちらではないのか…」というような読みも透けて見える。
こういう国には、延々と財政援助をし続けるよりも、一度は見捨てて鍛え直す
ことも必要なのでは…と思う。もっともギリシャがユーロ圏を離脱したときに
どんなリスクがあるのかわからないけれど。
言われているのは、「これをきっかけにスペインやポルトガルなどもてユーロから
離脱するのでは?」ということらしいけれど、ろくに徴税もできないギリシアと他国
では事情がまったく異なるので、それはないらしい。
なんだか、大人になったのに、いつまでも独り立ちできない子供に、延々と援助し続
ける親子関係にも似ている。
時には、突き放す勇気も必要である。
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財政健全化を要求するEUとそれを拒んだギリシャ。借金で首が回らないのに
融資元の言うことを聞かないのは根性が座っているのか、単なるアホなのか、
なかなか読みにくい。
4人に一人が公務員というギリシャは給料も民間より公務員のほうが良いと
言われている。年金にしても、現役世代並に貰えるにもかかわらず、しかし、
徴税が不完全で脱税天国なる点が凄い。金持ちの多くは「3分の1ルール」
で税金逃れをしているのだとか。
例えば100万円の税金を払わなければいけないという時、3分の1を実際に納税
し、残りの3分の1は賄賂に回す。そして最後の3分の1は払わずに済ませる。
つまり公庫に入るのは3分の1にしかならない。
こんなんでは、財政の健全化なんてまず無理だ。
こういう国には、国家を改造するぐらいの大変革が必要で、「ちょっと修正する」
というぐらいでは足りず、「国家を再構築する」ぐらいの大変革が必要なのでは
ないだろうか?
そうはいっても、元来、怠け者のギリシャがそれをやるには容易ではないし、数年
ぐらいの期間ではとうてい実現できないだろう。とすれば、答えは一つ。
「ユーロを離脱すること」である。これしかない。
どこかでギリシャは、「自分たちが見捨てられることはないだろう…」と慢心
しているような気がしなくもない。「うちが離脱すれば、ロシアや中国が接近して
きて、困るのはそちらではないのか…」というような読みも透けて見える。
こういう国には、延々と財政援助をし続けるよりも、一度は見捨てて鍛え直す
ことも必要なのでは…と思う。もっともギリシャがユーロ圏を離脱したときに
どんなリスクがあるのかわからないけれど。
言われているのは、「これをきっかけにスペインやポルトガルなどもてユーロから
離脱するのでは?」ということらしいけれど、ろくに徴税もできないギリシアと他国
では事情がまったく異なるので、それはないらしい。
なんだか、大人になったのに、いつまでも独り立ちできない子供に、延々と援助し続
ける親子関係にも似ている。
時には、突き放す勇気も必要である。
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