ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

30年後…

2023-04-07 14:54:19 | つぶやき
春の嵐の中、娘の中学の入学式だった。

とは言え外からくる子供は皆無で、小学校からの生徒が全員そのまま、ほとんど7年生と言った感じなので緊張感もほとんどない入学式だった。また学校にもよるのだろうけれど、娘の通う中学校はグループ担任制ということで、ひとクラスを一人の先生が受け持つのではなく数人で担当するという。昔とはいろんなことが異なり、もう私たちの時代の経験値では何も語れないようになってしまったような気もする。教頭先生などは、一見すると黒人のラッパーみたいなヘアースタイルで、学校内ではどう見ても不審者そのもの。それでもあの若さで教頭まで出世できるということは、知らないうちに公務員改革も進んでいるんだなと。良いことではあるけれど…。

学習面でも多くの教科で考えて答えさせる記述式の問題が多くなったことで、試験自体が難しくなったと感じる生徒が多くなったんだとか。以前より入試も含めてマークシートで回答することがほとんどだったが、これではあまり思考力が付かない。これからは考えて伝えることがより重要になるということで、特に社会科などの暗記型の学習方法を一転する方向へあるという。

このところ私たちの若い頃とは、随分違う社会になっていくんだなとまじまじと感じるようになってきた。主にデジタル化と言えばそうなのかもしれないが、キャッシュレスから無人の店舗に無人運転の車とか、今後より加速しそうな気がする。このところ話題となっているチャットGPTにしても、良くわからないけれど、思いのほか先に進んでしまっているようで、多くの職業が無くなるなんて言われている。実際のところはさておき、人は要らなくなり方向にあるのは間違いないのだろう。それが想像しているより早くやってくるということなのかもしれない。

進化や進歩は便利になることとの引き替えに、そこからこぼれ落ちる脱落者にとってはより不自由な社会になってしまう。だからと言って社会の中心である若い人らは留まっている必要はないし、良い悪いはともかく人間社会はどこまでも進んでいくしかないんだろう。

30年後とか、もしまだ生きていたら、子供の頃に想像していた近未来の代表的な姿である空飛ぶ車が行きかう社会、最低限これだけは見たいなと思う。

叶うだろうか?

微妙だな…。

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ミャンマー、いろいろ

2023-04-04 16:41:51 | 時事(海外)
5月8日より、日本の入国に際してワクチン接種証明も不要になり、ようやく完全開国となる。これでくワクチンしていない人も出入国しやすくなる。12歳未満の子供を持つ家庭では、子供の多くはワクチン接種をしていない。短期間の日程で海外へ行こうとすると、帰国前の陰性証明が面倒極まりない。それもこれ以後は不要になる。あとは2019年並みの運賃に戻ることで、随分行きやすくなるんだけど…。

妻の実家と縁のあるミャンマー人が訪日。会うのは5年日ぶり。で、食事に行って来た。ロシアがウクライナに侵攻するまでは、度々ミャンマーの内戦報道もあったけれど、その後の報道はウクライナ一辺倒で、ミャンマーのそれはすっかり忘れ去られてしまっている感がある。話を伺うとヤンゴン市内は割と安定しているけれど、時々散発的に戦闘もあるんだとか。主に郊外や地方の方が戦闘は激しく。亡くなる方も少なからずいるとのこと。一番の不便は電力で、ヤンゴンでも1日のうち電気が来るのが3~4時間のみ。練り物工場を持つ彼女は、停電中は自家発電で工場を稼働しているとのこと。原油が高いので価格転嫁するしかなく、ビジネスは本当に大変そうだ。

スーチーさんは刑務所に服役中で、率いる政党も解党され民主化は絶望的とのこと。外資は撤退と停滞で経済も内戦とコロナで大打撃。回復どころか30年前に戻ってしまうだろうと嘆いていた。お金のある人はとにかく外国に行くことを模索していて、豊かな人から脱出が始まっているらしい。民主化の下、せっかく下火になった麻薬ビジネスが再び盛況になり、裏社会と軍事政権に利権のある人だけがお金を持つ社会に逆戻り中なんだとか。

彼女は旦那さんが軍政のお偉いさんと人脈があり、現状を悲観しながらも今後の道筋は付けてあるようで、ミャンマー華僑のたくましさを見せられたような気がした。

日本もいろいろ大変だが、内戦中のミャンマーはその比ではなかった。

彼女に触発されたわけはないけれど、そろそろ連休明けにでも、タイへ行こうかと思っている。

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ポレポレ

2023-04-02 20:44:52 | つぶやき
近くの大きな寺院へ花見に行って来た。

今日も初夏のような気温で半袖のTシャツ1枚で充分だった。ちょうど寺院内でクラフトマーケットをやっていて、人の出も凄かった。桜はピークを過ぎて多くが散りかけていたけれど、それもまたきれいだった。桜の下でお弁当を食べ、ロフトに寄って帰ってきた。

新年度が始まった。

今年はようやくここ3年の休眠状態から脱却する。一見、何にも変わらないようでもあるけれど、世の中が少しずつ元に戻っていく様を見て、あらためて自分も変わらないといけないんだなと、半ば促されるような形で走り出すような感じだ。
コロナの3年間、最初の頃は行動制限などで強いストレスもあったけれど、慣れてくるとそれが普通の日常になり、別段不自由だとは思わなくなっていた。仕事もなんとなく「こんなもんで良いか…」となり、頑張らないで良い気楽さも心地よく、元々の怠け者気質もあって、このままのペースで良いんじゃないかと思うようになっていた。

それがここ最近、前向きでやる気のある何人かと話をする機会に恵まれ、これはちょっと考え方をリセットしないといけないのかなと思うようになったり…。

急にとはいかないけれど、少しづつやっていこうと思う。

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