久しぶりに本を購入、五木寛之の”下山の思想”。出張で移動中に。
戦後日本は
物を作る⇒販売(国内)⇒販売(輸出)⇒収入⇒消費(生活必需品、観光、趣味等)
=”高度経済成長”
という”山”を登ってきたが、限界になり、いつしか、山から”下山”しつつある、その後、新たな”山”に登ることの必要性について書いています。
どう考えても、今までの、輸出をしながら収益を上げるということは、限界に来ています。技術で日本が優位なものは段々少なくなっています。単にモノを作って売る、ということから発想を変えていく新たな価値観・考え方が必要になっています。
ただ、この本では、”下山”という行為については、”悲観的”なものではなく、新たなものが見えてくる、ということを書いています。登山と同じです。下山は何も悲しい・さびしいことではないと思います。久しぶりに、今、思っていることを感じ、考えさせれれました。
今までの延長では、限界ですね。一度、発想を変えてみたいと思います。