久しぶりに映画。
相棒、X-DAY
丁度、今、日銀の新総裁が頑張って色々とやっています。景気がよくなった”錯覚”に陥っています。その中で、今以上に国債を日銀が買い上げる、という政策。
でも、日本の国家予算の倍の国債を発行する、ということ、日本の破たんが近づく気がします。
この映画、当然、製作を開始したときには、今日の、いっそうの借金まみれの世界に突入することは予想していなかったでしょうが、あまりにもタイムリーな映画。
もともと、テレビ番組もシナリオがしっかりしており、映画も当然、骨太なストーリー。
誰が考えても破滅することが容易に想像できるのに、それに目をそむけている我々日本人にたいする、警鐘を示している映画でした。
ただ、サイバー犯罪、国債、その他の現代的なテーマのため、映画を見に来たお年寄りを中心とした年配者には、難しかったみたいで、あちらこちらから”よくわかんないね~”という声が。
でも、このような、”無知・無関心”が、悲劇を生むのかもしれません。
現総理大臣は3本の矢、と言っていますが、3本目の矢、つまり成長戦略、いったいなんなんでしょうか?
少なくとも、今の日本に残ろうという企業、ありません。新規に設備投資をするならば、日本国内ではなく、海外で!という声、強まることはあっても、弱まることは皆無です。
どうなっていくんでしょうか?
ちなみに、この”X-DAY”、現政権与党である自民党が野党時代にも同様なものを作成しています(現大臣にもその作成者がいます)。つまり、今の与党も認識している将来の日本。