かつて10年間に8人が遭難死、その後、立ち入り禁止区域を切ったボーダーによっておこされた雪崩でツアー客が遭難するなど、遭難が頻繁におこっていたニセコ。そこを個人の方が中心に、スキーパトロールの人たち、山岳関係者で長年かかってつくりあげた、”ニセコルール”
もちろん、登山(山スキー)をする人たちからは、”自己責任”を理由に反対する人たちが存在することも事実。
でも、”自己責任”を主張する人たちほど、いざ、というときに自分ではなにもできず、県警に頼むことも多いです。
また、重装備で冬山スキーをする登山客が誰の目からも、つまり一般スキー客からも見える状況で、この一般スキー客がバックカントリーエリアへ踏み込んでしまうのは明々白々。
だれでも楽しめる、”管理された”バックカントリーを楽しむための、独自のルール。
このおかげで、楽しく、バックカントリーを楽しめるのも事実。
ニセコから、日本各地のスキー場に外国人が増えている現状にあわせて、同様なトラブルも発生しています。
この解決方法のひとつ、として”ニセコルール”は参考になるかもしれません。
それには、地元の人たちの協力が必要であることはもちろんです。