ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

秋の北海道へ。

2024-10-29 23:12:34 | 旅行記
9月末に定年退職
現役時代にやりたかったこと!
それは土日以外に旅行をすること。
今回は金曜日のフェリーで阿寒湖を目的に。往復の移動は土日のETC割引で

名古屋から新潟港へ。
妙高あたりでは天気悪く、妙高山は雲の中

日本海へ出ると天気は良くなってきました。米山SAでは鯖を使った“サバサンド”



気持ち良い風が。

振り返ると米山





今回は”あざれあ“




佐渡汽船の船が入港

今回も銅鑼なく、静かに出港



新潟港近くの市場で地元の魚を使った寿司

ワインはいつもの蘭越の松原農園さんのワイン
秋の終わりなのに暖かい気候。風も心地よく。
夜は、新日本海フェリーの素敵なグリルで。

ここでサプライズを!
席につくと、“これは退職祝いのほんの気持ちです”
と新日本海フェリーさんの特別なワイングラスを。
新日本海フェリーの知っている方がいらっしゃってメールのやりとりしている中で今回、退職後の旅行とは伝えてありましたが

素敵なワイングラス。
鉛を使っていない、強化ガラスの凝ったワイングラス。
驚きました。
知っているスタッフの方がいらっしゃるので、中部圏では今が旬?の”栗きんとん“を。“数は足りないかもしれませんがスタッフの皆さんで”と。

小樽港へは予定通り




暖かい小樽港

小樽港からは東へ。足寄インターへ。

ちょうど紅葉の終わりごろ

トマムも紅葉





足寄の町は紅葉が綺麗でした




これから登る山

雌阿寒岳









遠くには雲の中に薄っすらと大雪山系の山々

神秘的なオンネトーも暖かい日差しに

火口淵にたどり着くと、轟音の水蒸気噴煙

雄阿寒岳と阿寒湖。足元には夜泊まる阿寒湖温泉のホテル
地元の登山者の人たちと色々とお話を。
”これだけ晴れて風の無い雌阿寒岳は滅多に無い“
“下は晴れていても山頂近くは雲が多くて景色が悪いことが多いのに、今日はとても素晴らしい”
”初めて雌阿寒岳を登ってこんな日に出会うなんて、運が良いですね“
往復5時間で下山。阿寒湖脇のホテルへ。ネットのタイムサービスでお手頃な価格で。目の前に阿寒湖、雄阿寒岳も目の前の部屋
そして今回の目的。
“カムイ・イルミナ”
カナダの世界的なイルミネーション運営組織が日本では2カ所。しかも国立公園はここ阿寒湖でのイルミネーションだけ。



参加者は各自スティックを。
このスティックが先端技術。歩いているとこのスティック上部から説明、ストーリーが語られます。そしてそれぞれの場所へ行くと様々な色で光りだします






1周約50分。
素晴らしい演出でした。
アイヌの伝統と先端技術の見事な調和。
実は翌日にアイヌコタンのお土産屋さんでうかがうと、このカムイ・イルミナは2019年から始まってとりあえず5年間の契約。その後は予算が付けば継続、とのこと。
ひょっとすると今回が最後になるかも。でも素敵なイルミネーションでした。

夜はアイヌ料理を
アイヌコタンの”ポロンノ“さんへ。



お店の中はアイヌ関係のものが



隣の鶴居村のビール

あとはアイヌ料理。
まずは嫁さんは鮭、旦那はエゾシカの“オハウ”。アイヌの汁物

メフンとエゾシカのルイベ

ひと冬越してモチモチ感の芋料理

その芋を生地にしたピザ
あとはハスカップのデザート
夜9時からはアイヌ演舞場”イコロ“へ

北海道から絶滅をしたオオカミをモチーフにした“ロストカムイ”


現代舞踊とアイヌの伝統舞踊、そしてレーザーイルミネーションとの調和。
圧巻でした。
そして最後には見物していた観客も参加してアイヌ舞踊を。
外国の観光客も交わって楽しく。
最後はとても盛り上がりました。
素敵な夜でした。嫁さんもとても喜んで。

翌日は朝、アイヌコタンへ



我が家は魔除けの小物を



阿寒湖からニセコへ。
途中、千歳は紅葉が見事

紅葉の中を車で

赤色の世界

運転していても楽しく。
夜は、ニセコの知人の家で鍋。
そして特別なワイン

洞爺湖サミットでも使われたワイン。12年前のワイン。香りも素敵なワイン
能登半島の有名な杜氏さんの日本酒も。
夜遅くまで楽しく色々な話で盛り上がりました。素敵な夜でした。
翌朝は羊蹄山は雲の中の夜明け

雨がパラパラ。
食事をしていると虹

虹がだんだんと近づいてきました
もん何年も利用させていただいているホテル。馴染みのスタッフさんと。ニセコというと外国人相手の高級ホテル、高額ホテルで全国的に有名ですが、ここは昔からのホテルで日本人が普通に宿泊できる”日本人の最後の砦“。

新潟港近くで給油して700km。
このままでは小樽港まではたどり着けなくなる可能性があるので倶知安の町で小樽港へたどり着けるだけの給油を。



倶知安町のゆるキャラ”じゃがた君“のモデルとなった伊藤町長の碑
ニセコも紅葉。



レルヒ公園のレルヒ“中佐”像
日本に来て上越高田の金谷山でスキーの軍事教練を最初におこなったときには”レルヒ少佐“。昇進しています
羊蹄山は厚い雲の中

知人の素敵なお宅で。
昨晩お世話になりましたが朝、お茶に呼ばれました。
楽しくお話をしてまた、来年に。
“少し早いですが、良いお年を!”と
おいとまして、蘭越へ



紅葉が見事





蘭越の松原農園さんへ

ゼロから作り上げたブドウ畑
素敵なワインでいつも我が家は飲んでいます。
お父さんは愛車(スバル)の点検で不在、お母さんと色々とお話を。そしてナイアガラワインを購入


飲みやすい、葡萄の香りと味を楽しむことのできる素敵なワイン。


松原農園さんから小樽港へ行く途中、蘭越の道の駅で、蘭越米の新米を。
名古屋でも新潟県のお米よりも北海道のお米が高く、人気があります。北海道のお米の中でも、この蘭越米はとても人気があって北海道でも売るとあっという間に売れてしまう、人気のお米。まさか、あるとは思わなかったので躊躇なく買いました!

小樽港へ。
舞鶴からの友船”はまゆう“が“あざれあ”の後ろに。二船が並んで。


夏とは違って出港の17時にはすっかりと暗くなっています


小樽港は風も強く、停船の時にも揺れるほど並みも高かったです。ですから出港は自力ではなくてタグボートの手助けを受けて。
夜は、グリルへ

すると、今度は好きな岩の原のワインが。”退職祝いのワインです。あざれあのスタッフからの贈り物です“と。
往路にお渡しした“栗きんとん”のお返しかな。”北海道にいるとあの栗きんとんは食べたことがなかったです。スタッフ皆が美味しいと“
喜んでもらえて嬉しかったです。
美味しい和食のコース。
もう何年もお世話になっているスタッフの方と。
心地よく酔って。

翌朝、目覚めると目の前に鳥海山




鳥海山の隣からの日の出

昔、新潟県妙高市の山小屋、高谷池ヒュッテのスタッフ、常連客と皆で遊んだ粟島
海にカヤックで1周、泳いだり、そして夜は呑んだりして。
子供連れの家族も一緒に。
高谷池ヒュッテという山小屋を中心にして楽しんだ、昔の山小屋の素晴らしさを。もうこんな関係のできる山小屋ではなくなってしまったのが残念です。



穏やかな新潟港へ






新潟港近くのガソリンスタンドで給油。北海道での走行距離は850km。

燕市のご当地グルメ“背脂ラーメン”を。この店は、昨年、若くして病で亡くなってしまった知人の紹介。このお店に来るたびに亡くなってしまった知人を思い出します

美味しい背脂ラーメンと餃子
燕からは上越柿崎へ

米山



代々菊酒造さんへ
吟田川(ちびたがわ)の名前で





NHKの低山の番組、吉田類さんが出演している番組。この番組は吉田類さんとその場所に縁のある有名人と低山に登り、下山をしてその地のお酒を紹介。先日、米山を登った吉田類さん、下山して呑んだお酒がこの吟田川。

二年ものの特別なお酒。我が家のために一本取っておいてくれたそうです。
今週から新酒の作業か始まったようです。お忙しそうなので早めにお暇を。来年のカレンダーをいただいて。



黒姫山、妙高市、火打山、焼山も
晩秋の様相
信濃町から高速道路で名古屋へ

名古屋へ戻ってきて、今回の旅行は1800km。






































































































































コメント
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