ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

どっぷりスキーにつかるはずでしたが

2021-03-09 09:51:57 | スキー
休みをとってのんびりとスキー。
ところが土曜日の天気予報は野沢温泉スキー場でも雨



2週間前には腰の高さまで雪が積もっていた飯山市117号線も雪はかなり減っています
日本三大火祭りの一つである野沢温泉の道祖神祭も武漢肺炎のために中止に。いつもならばこの場所に最後に焼かれたお社が残っていますが今年は無し。本当に某国は日本のみならず世界中の文化、伝統を破壊しましたね。

野沢温泉のマンホールは伝統工芸の鳩車がモチーフ。あとは98年の長野オリンピックをモチーフにしたものもあります。
天気悪いのでスキーはせずに長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑へ。

以前に来たときには外国人、特にアジア系が多く、猿を追いかけたりしていて酷い状況でした。今年は武漢肺炎のため鬱陶しい外国人も少ないと思い出かけました。案の定、日本人が多かったですが外国人も若干。なんと外交官ナンバーの車も数台いました。とは言え、観光客もそこそこでゆったりと。








































ゆっくりとお猿さんをみることができました。
なにか、進化したはずの我々が色々と身につまされる、そんな感じです。
まだ、11時前なので、全く逆方向の魚沼へ。



ひたすら117号線を北上。途中、十日町でラーメン屋さんで。地元の人達が入れ替わり立ち替わり来ていました。美味しかったです。
そして目的地、南魚沼市の美術館へ

トミオカホワイト美術館。
白、雪にこだわった芸術家の方の美術館。
目の前には八海山が望めるようですが雲の中。



目的はニセコ在住の写真家の渡辺洋一さんの写真展。
数年前から年に1回、出版されるSTUBEN MAGAZINEを発刊されています。
この雑誌、写真集としても素敵ですが毎回、スキー、雪国の人々の生活、伝統、文化を特集されていて本当にお気に入りの本です。我が家にも創刊号からあります。
素敵な写真を見てからはひたすら野沢温泉へ。
名古屋→野沢温泉→山ノ内町→南魚沼市→野沢温泉と土曜日だけで500Km以上の移動でした。

夕飯前に外湯、🍶と🍺
翌朝はやっぱり野沢温泉
朝風呂へ
日曜日は雨の降った土曜日、そして夜は冷えたためスキー場はアイスバーン状態。テレマークスキーには最悪の状態。天気もガスがかかっていたりしていましたが、標高差のある野沢温泉スキー場、ときおり雲海の上に遠くの山々を望むことが出来ました。

朝一番のスカイラインコースからは
妙高山、火打山、そして多分小さく見えるのは雨飾山。こんな光景は初めて。
ただエッジの丸まったスキー板では滑ることが出来ないくらいのアイスバーン。なんとか降りてきて、天気が少しは良くなることを期待して早めにお昼



やっぱり、ゲレ食と言えば🍺とカツカレー。
昔ながらのお昼
少しはガスが切れ始めたので山頂へ









霧氷が綺麗。
でも昼過ぎでも霧氷が残っているということは寒いということでアイスバーンは相変わらず
今日は早めに切り上げて温泉へ
相変わらず妙高山方面は雲海の上に山々。
ちょうど日影ゲレンデでは頭上を。

ジップライン
景色は良いですが寒そうですね


降りてきて温泉へ

降りてきて野沢温泉からの眺望図。
んっ!と驚いたのは
”火打岳“
火打山には30年以上通っていますが、火打岳という表現は????尾瀬の燧ヶ岳と混同しているのかな。妙高その他の頸城の人達にとってはオラが山の1つ、大切な山なのですがね。
ポカポカしていたので少しは歩いて一番奥の滝之湯へ


温泉に入ってホッコリと、そして春のような陽射しで温泉街を散策

もう、蕗のとうも。

犬も気持ちよさそう。
そういえば、スキー場へのベルトコンベアの遊ロード沿いからは

杉の花
花粉症の嫁さんはみただけで鼻がムズムズするそうです。

温泉街からは昔の長坂ゴンドラの跡と新しい長坂ゴンドラがよく見えます
宿には懐かしいポスター

このポスターをみると昔のゴンドラは1990年にかけられたのですね。その前は小さなポーマ、我々はマーブルチョコレート、と読んでいましたが。マーブルチョコレート、知っている人はそれなりのお年の方かと。
月曜日は天気の回復が遅れてガスが多め





新しい長坂ゴンドラへ。
大きく10人が座れます。また、グリーンシーズンには足元の床がガラス張りに。今はカバーがついています。
天気の回復が遅れているので今日も早めにお昼

もつ煮。
これもゲレ食の定番の一つ。
名古屋の赤味噌ではなく信州なので白味噌、合わせ味噌。
山頂部のみ快晴☀️
でも、相変わらず妙高山方面は雲海の上
天気よく気持ち良く、この三日間の鬱憤を晴らすようにスキーを。
さすがに野沢温泉スキー場、やっぱりロングコースでスキーを楽しめます!
降りてきて温泉
宿のおじさん、おばさんに挨拶を。

いつものみゆき商店さんへ


バナナ一本まるごと入っているバナナボート
道祖神饅頭(温泉饅頭)と添加物ゼロの野沢菜を購入して名古屋へ
ところで野沢温泉は観光の村でも有り、色々と努力されています。
村発行の野沢温泉村内限定のクーポン券。
宿泊にも使えます。我々も利用。
7,000円で10,000円分。
村全体でお客さんを呼び込む色々な手を。
そしてさらに驚いたのはゴンドラでの感染対策。
降りてきたゴンドラにスタッフが乗り込み素早く除菌作業、回転してきてお客さんが乗り込む、その徹底した感染対策。新しい長坂ゴンドラのみならず昔からの日影ゴンドラでも。確かに、グループでゴンドラに乗車するとほとんど皆さんマスク緩めて会話しているようです。こんな所から感染する可能性も。そういえば温泉街からは感染者は出ていないそうです。お客さんを護るのはもちろ自分たちを護る、その徹底さには感心するのと同時に安心感も。
また、リフト等のスタッフがとても若い、ということ。もちろんアルバイトも多いでしょうが村の若者たちも多いようです。スキー場としての魅了もありますが、このような若者たちの多いということは野沢温泉村の魅力なのでしょうね。
春の天気に振り回されましたがスキー三昧、そして冬の楽しみを味わった三日間でした






































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