ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

近づくフラフラ台風を避けながら

2024-09-01 07:27:54 | 旅行記
台風10号、夏台風らしくフラフラと。
朝3時に起きて、世界の気象機関の天気予報、NEXCOの通行止め予報から
①線状降水帯は伊勢湾岸沿い
②名阪国道は昼過ぎに通行止め
③三重県北部は昼過ぎから豪雨
と予想して奈良県長谷寺の朝のお勤め“祈りの回廊”へ

途中亀山で強い雨はあったものの長谷寺では雨は上がっていました

台風に備えて案内板は倒されていました

仁王門前で
長谷寺の長い回廊には誰もおらず




長谷寺では三脚禁止なのでコンパクトカメラを国宝の本堂に置いて(傷つけないようにハンカチを敷いて)

台風が近づいているためか、この日は参拝者も我が家を入れても10人にも満たない、こじんまりと。

雨に濡れた木々と五重塔
本堂からは周囲の山々にかかる雲
高いところにある本堂、朝のお勤めの始まった頃はムシムシとしていましたが、次第に涼やかな風。
山々に響く僧侶の方々の読経。
最後に本堂の舞台で周囲の山々への遥拝。心の中にも響き渡る読経

朝のお勤めのあとに、僧侶の方の簡単な法話があります。年に数回訪れますが、この数年間、同じ話は無く、僧侶の方の奥深さを感じます。今回ほ初めての僧侶の方。そして今回は、御詠歌を朗詠されました。十一面観音菩薩像に対峙して響き渡る御詠歌。そして背後から朝の風。
あとで若い僧侶のかたにお伺いしたところ、御詠歌の師匠の方とのこと。


舞台からは晴れたときとは異なる幻想的な光景






長谷寺の山の中を歩いていると、朝のお勤めの時の御導師の方とすれ違いました。
”花のお寺の長谷寺、今はちょうど花がない時期ですね“
と声をかけさせて頂いたところ
“そうなんです。探すとこんなところに、ということもあります。でも、お花が咲いていることを思いうかべながら見る、それも一つの楽しみですね”と。
素敵なお言葉でした。
紫式部も長谷寺詣でをしていました。

雨に苔の緑色が鮮やかに
ゆっくりと境内を巡ってから名阪国道が通行止めになる前に鈴鹿市へ。

鈴鹿市には蔵元”清水清三郎商店“のお酒が。鈴鹿川の名。今は“作”。”ザク“という名前なので、ガンダムファンにも人気があります。唯一の取扱店が太田商店さん
清水清三郎商店さんのひやおろしと別の三重県伊賀市の新しい酒蔵森喜酒造場さんのラベルが可愛らしいお酒。夜の楽しみ

鈴鹿は四日市と並んでトンテキでも有名。老舗の“来来憲”さんへ。いつもは混でいますが、台風のせいか我が家しか開店時にはいませんでした。

天気のこともあり、今回はテイクアウトを。大量のキャベツと。
天候のためか、いつもは混んでいる国道23号線もガラ空き。名古屋まではスムーズに。
名古屋に昼過ぎに戻ると、豪雨。
天候をぬって短い夏の一日





























































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