ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

マニュアル

2012-01-21 23:34:14 | 社会・経済

夜、テレビで”ハッピーフライト”を。その中で、岸部一徳さんの役、システム化についていけない、年配者を。でも、いざ、トラブルになると、結局、この、システム化についていけない人が対応?なぜならば、システムそのものを理解しています。

このこと、今の日本の企業、とりわけ昔ながらの重厚長大の素材メーカーに言えることかもしれません。海外とのコスト競争の中でシステム化、簡単に言えば”どんなバカでも”使えるシステムを作ることにより誰でも対応できることにより、”専門性”なくても対応できる(と思い込んだ)システムを構築。トラブルがあると、まったく対応ができなくなります。こういうと、そんな事態はない、と”エライ”人たちは言います。でも、この発想、原発と同じですね。

”フェイルセイフ”の発想、つまりトラブルがあることを前提にしてシステムを構築していません。原発と同じく、”技術立国日本”の思い上がりの一端を示す事態かもしれませんね。

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