小説を基にした映画。
群馬県の水道料金未納者への”止水“を行う水道局職員。
最初は、人の命の最後の生命線たる”水道“を止めることに慣れたはず、それを疑問に思う後輩へ止水の必要性を唱えていた職員。
とある身勝手な母親に取り残された姉妹との触れ合いに、当たり前のことが当たり前でなくなってしまう、そんな変化を生田斗真さんが見事に。そして姉妹の演技のうまさも。
映画最後のちょっとした“狂気”と”人間性の解放“
日本はかつては、
“水と安全は無料”
とまでいわれていました。しかし、日々報道される都会での外国人の犯罪増による治安の悪化、そして世界に冠たる日本の水道事業。老朽化して維持できなくなり民営化、外資に委ねる動き。
そしてかつての社会的弱者を周りで救う日本の良き伝統はもう無いと。
そんな事をつくづく考えさせられる映画。
元小牧空港跡の映画館、今は縮小された県営名古屋空港横。映画館を出るとちょうど着陸。航空博物館も併設
カンヌ国際映画祭で評判となった映画。子供の時の空想と現実の入り乱れた世界観。確かに、思い出されます。不思議な、いかにもカンヌ国際映画祭で評価されそうな映画。観終わってからは、不思議な感覚に。観て面白かった、そんな映画。
嫁さんが友達と飲み会なので一人で映画。
好きな俳優さん光石研さん主演。
どこにでもいる、普通の人を演じたら光石研さんはまさにピッタリ。映画が北九州黒崎が舞台。現役時代にはほぼ毎月訪れていたので、ここ、知っている、という場所も。
淡々と普通に生きていて定年になった教頭先生。その当たり前の光景に、歳が近いためか親近感。
最初から最後まで静かな大人の映画。
水曜日に割引になる映画館で。
香水を巡るおとぎ話、大人の童話。素敵な映画。香水がそれぞれの人生に。心が温まる映画。黒木瞳さんのいくつにもなっても変わらない美しさ、そして岡山の美少女、といわれた桜井日奈子さんのだんだん綺麗に変わっていく変化も楽しい映画。
それにしても、やたらと女性が起業するな、と思っていたら、日本の女性企業、女性起業の団体が総監修。なるほど。
そういえば嫁さん、香水をつけないのはなぜ、ときいたら匂いに気持ち悪くなるから、と。お香の匂いはいつもしますが、お茶の先制なので。
名古屋で唯一木曜日がサービスデーの映画館で。
イスラムの独特な世界観。街中に響き渡るコーラン。ちょうど30年前、ドーハの悲劇の年に仕事で訪問したイランの光景がかすかに思い出されました。
独特な家族観、独特な性的関係、イスラムの、世界に。市井の伝統的衣装“カフタン”の仕立て屋の夫婦と若い職人さんとの疑似家族。
静かな、ても、日本では感じられない世界観。
嫁さんは、全くダメ、と。
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