ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

ウイルス感染を防ぎながら。関東圏の人達との接触を避けて。

2021-09-01 19:47:18 | 
東京を中心とした武漢肺炎の新型ウイルス感染はとどまるところを知らず。東京の人達を避けながら岐阜県高山へ。名古屋から一般道で2時間強。日帰りにはちょうど良い距離。

顔馴染みの朝市のおばさん、よく行くお店の人達も、やはり関東圏の車のナンバーをみると複雑な気持ちになるそうです。感染が怖いので来て欲しくない、でも、商売のことを考えるとお客さんは必要だし、と。半ば、諦めの、自分達を護りながらウィルスと関係していくしかないのかなと。


赤かぶ。高谷池ヒュッテへの差し入れも。

そして京絲さんの飛驒牛の握り。
お客さんが増え始めたので名古屋へ

途中、久々野の坂本酒店さんへ。
このお店は隠れたワインのお店屋で全国からワインの注文が入ります。ここにしかないワインもあります。地下にはワインセラーも。
数年前に高山の知り合いのソムリエさんに教えてもらった“シャンパン餃子”
安いシャンパンで柑橘類のタレと黒胡椒で餃子


我が家では、和歌山県北山村のじゃばらを。
美味しいです。坂本酒店の若主人ご兄弟と楽しくお話しをしてから岐阜県中津川市へ
手作り花林糖(香林糖)。
とても美味しく、名古屋から近いのでたまに買いに来ます
お盆休みは毎年、新潟県妙高市の高谷池ヒュッテへ行きます。しかし、東京、その近辺の登山客に会いたくないので早朝に登って日帰りでスタッフに差し入れを
早朝の姨捨SAからの善光寺平の夜景
朝、三時半に笹ヶ峰を出発。
笹ヶ峰を出て暫く登っていくと、突然、近くの沢沿いの林からドスンと音がしました。多分、熊さんでしょうね。ということで、森林作業用の強力な蚊取り線香をつけました。そして、ときおり、くまよけの笛を吹きながら。
黒沢橋も闇の中。
十二曲がりの九十九折りに入ると後ろを歩いていた嫁さん、強烈な蚊取り線香のせいで気持ち悪いとのことで蚊取り線香を消し、先に歩いてもらいました。ちょうど後立山のモルゲンロートが。



雪倉、朝日の山々も

富士見平を越えると視界も良くなってきました


小屋に着いたら管理人さんのお出迎え
7:00過ぎに山小屋着

先日高山の朝市で買った赤かぶと最近地元で発売された、柿崎の吟田川と妙高山のブレンド日本酒を。今しかない特別なお酒。

管理人さんも歓喜の舞を!

また、上越のM君が染めて作ったTシャツ。
MYOKOの文字と可愛らしい雷鳥
やっぱり、頚城の山小屋ですから、北アルプスで売っているようなどこにでもあるお土産ではなく地元の人達の作ったお土産が良いですね。どうも、最近、どこの山小屋も似たような、ただ場所名を代えただけのお土産が増えていますね。それも地元には関係の無いものが。この山小屋も、最近、その傾向が見えますが、いつまでも”頚城の山小屋“として、北アルプスのような商業主義にならないでほしいものです。
スタッフと記念撮影
マスクが後の世に、思い出になる、そんな時代になってほしいです
山小屋からは槍ヶ岳も。
管理人さん、スタッフの皆さんと楽しく話をして10時前に小屋を出発。
高山植物も綺麗な山域























前日までは大雨。そのために草花には雨粒




登るときには暗闇の中であった黒沢も、水量を増して。

下山をしたら笹ヶ峰の明星荘さんでかき氷とレモネード。おじさん、おばさんと楽しくお話しを。
レモネードは特別な蜂蜜を。数年前までは笹ヶ峰に養蜂家の方が春と秋の2回、やってきてミツバチの箱が笹ヶ峰の森の中にありました。我が家もそこでの天然蜂蜜を購入していました。でも、養蜂家の方も高齢になられてこの笹ヶ峰には来なくなりました。明星荘はその方から細々と養蜂をしている中で採れた天然蜂蜜を分けてもらってこのレモネードに使っているそうです。
ほんのりとした、自然の甘みが、清々しい味です。おじさん、おばさんと、普通の世の中になると良いですね、と話ながら明星荘を後にしました

夜は知人の家で赤倉温泉でこの春まで“うどんの歩”を営業していたYさんと。
翌日は妙高最奥地にある平丸へブナ林の写真を撮りにいこうとしましたが、昨年の大雨の影響でどの道も寸断されておりたどりつけず。何回もナビでトライしましたが、通行止め、または車に傷がつくくらいの夏草に覆われていてたどりつけませんでした。
途中、休暇中で下山していた高谷池ヒュッテのスタッフの自転車とすれ違い。後で聞いたら、やはり平丸のブナ林を目指していたそうですが通行止めで諦めたとのこと。
平丸は諦めて、柿崎の代々菊酒造さんへ
お昼になったので妙高市北新井の小政食堂さんへ
昔ながらの素朴なラーメン


珍しい”焼肉ラーメン“
美味しかったです。
こめどころ新潟県の風景。車の窓を開けて走っていると、心地良い風の中、心地良い風とほのかに緑の香り。
途中、以前から気になっていた坂口記念館へ
近くを運転していると坂口記念館の案内板があって気になってきました
日本の酵母研究での第一人者の方。特に日本のワインの歴史には大きな功績。特にサントリーの赤ワインの開発には大きな影響、また、上越の岩の原ワインとの関係も。初めて知りました。勉強になりました。椿の花にも造詣が深く、立派なお庭があります。今度の冬の椿の季節に再度訪問したいと。
柿崎の代々菊酒造さん
吟田川のブランド名
近くの米山も雲の中から。
おじさんは配送で不在、おばさんと立ち話をし。
ちょうど、この吟田川と妙高の妙高山とのブレンド日本酒が。このブレンド日本酒、頚城地区の複数の酒蔵がコラボレーション。今回は第三弾。
先日、いただいて美味しかったので追加購入。
翌日は母親のいる東京経由名古屋へ。
夕方の東名高速、厚木から東京の間の上り線が渋滞。やはり近場へ、鎌倉、江ノ島あたりかな。
足柄SAは混んでいそうなので、お気に入りの、そして人が少ない(というかほとんどいない)由比PAへ。
妙高から東京への高速道路の横川SAで購入した釜飯を。
この釜飯、冷えても美味しいです。
誰もいないPAで。

それにしても、このウィルス、治まる気配がありません。また、東京を中心とした人達の“欲望”を抑えるのはもう無理と。戦後の日本の教育は良くも悪しくも、”強制からの解放“が強調されて来ており、他人よりも自分のことを、という意識が高いです。特に、地域の共同体、という意識は東京を中心とした都会には欠如しており、自分だけは大丈夫という根拠のない“自分中心主義”。これが“個を大切に”ということを強調した結果かも知れませんね。もう、日本人の自主性に期待するのは無理かも。
多分、これからもウイルスはどんどん変異していって、今の状態が”普通の世の中“になるのかもしれません。そうなると、一層、他人のことに気を配る想像力は欠如していき、混沌とするかもしれません。
本当に、たったひとつのどこかの国から漏れた(ばら撒かれた?)今回の世界的なパンデミックのお陰で世界中が混乱、秩序は崩壊。
でも、長い地球上の歴史から必ず良くなると信じるしかないかもしれません、自分の生きている間は無理かもしれませんが。



















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