ジブリの最新作。
大半が名古屋の重工メーカーが舞台。
この最新作について、駄作?批判が多い?とのコメントが2流全国スポーツ紙にコメントが。
この批判、試写会で漫画なのに、子供が退屈して走り回っていたから、とのこと。
いつもの、低次元での批判に、そんなこともあるのかなぁ?と思ってみると、ところがどっこい、子供むけの漫画ではなく、大人向けの漫画であること、よくわかる、秀作です。
漫画=子供、という、ステレオタイプのコメントがいかに間違っているのか、よくわかります。
戦争賛美ではなく、淡々と、でも、その時代に巻き込まれた若手エンジニアがよく描かれています。
ただ、宮崎駿さん、他が、最近のインタビューで、尖閣、竹島は分割したほうがよい、とか、従軍慰安婦は全面的に日本が悪いとか、問題発言ととられない発言が多くなっています。
宮崎駿さんの個人的思想に疑問点はあっても、作品は別物として、高く評価されるべきです。
久しぶりに、大人が楽しめる、アニメを堪能しました。
ただ、”零戦”=ゼロセン、というのは、最近では、おかしい、これはアメリカ軍の表現で、本来は”レイセン”というのが正しい、という声が多く出ています。
”ゼロセン”という表現、当時、軍部と密接な関係にあった朝日新聞が最初、とのこと。
”セロセン”?”レイセン”?
どちらなんでしょうか。
でも、すばらしい映画でした。