★ロシアを擁護する者
3月29日国会外交防衛委員会、
ウクライナ人の国際政治学者、グレンコ・アンドリー氏が参考人として出席し、各党議員からの質問に答えた。
自民党の和田政宗議員。
「橋下徹氏が、『このまま戦うと人命が失われ被害が拡大するから降伏した方がよい』という論を展開しているが、どう思うか」
アンドリー氏
「降伏してウクライナ全土が制圧されたら全土で殺戮が行われます。決して降伏は人命救助につながりません。なぜなら、独裁者にやすやすと降伏すれば、待っているのは「粛清」という名の大量殺戮か、奴隷になるのは東欧の歴史が示す通りです。
ロシアがチェチェン戦争や中東のシリア戦争で、いかに一般市民を虐殺したかを勉強すべきです。
次に日本維新の会の音喜多駿議員
質問の前に次のような口上から入った。「橋下徹さんは日本維新の会の創設者であり、われわれも深い敬意を抱いているが、いまは民間人で党とは関係がなく、ウクライナ情勢についてはわが党の公式見解とはかなり大きな隔たりがあるということはあらかじめ申し上げたい」
音喜多議員の質問、
「アンドリー参考人はロシアのスパイ、要人買収の問題を著書などで述べている。
わが国にはスパイ防止法がなく、スパイ活動に対して脆弱であることが課題だが、普段ロシアが行っている諜報活動について参考人が把握していることを教えていただきたい」
アンドリー氏、
「残念ながら維新の党にロシアの侵略を明らかに擁護している人がいるので、その人についてそろそろ考えた方がいいのではないかというのが、私の個人的な意見であります」
アンドリー氏は直接言及しなかったが、その問題の人物は鈴木宗男議員。
アンドリー氏の発言直後、音喜多議員の隣席にいた鈴木宗男参院議員が飛び上がるようにして椅子から離れ、「不適切発言」だとして議事録に載せないように事務局に掛け合っていたという。
ということはロシアから買収されているということか。
維新の会は問題が多い。
(じゅうめい)