★解雇規制を緩くする
日本はもっと解雇をしやすくすべきだ、と進次郎と太郎。
(じゅうめいコメント)
この前も述べたが、日本の解雇(クビ)はそんなに難しくはないですよ。
業績不振による整理解雇。
著しい能力不足による解雇。
非行による解雇。
労働者は経営者との力関係では圧倒的に不利な立場にあるから労働基準法などの労働三法で従業員を守るのは、むしろ資本主義社会だから当たり前。
これが共産主義なら、問答無用で労働者の首が切られる。
なぜなら共産主義では労働者は働き蜂でしかないからだ。
だから資本主義の方が、本来の共産主義に近いとも言える。
そういう意味では、進次郎も太郎も共産主義的な権力による労働者の淘汰を考えているのかも知れない。それは資本主義ではなく、新自由主義と呼ばれる「金持ちはもっと金持ちに、貧乏人は能力不足だから貧乏でも仕方がない」という弱肉強食の世界なんだな。
例えば、ドイツの首切りというのは、私はデュセルドルフの日本企業に駐在したことがあり、ドイツ人と英語でドイツの労働環境について話をしたことがあるが、ドイツでは会社を解雇(首切り)された場合、失業保険(生活費支給)は何年も出るそうだ。
そして再就職支援も半端ではない。だからドイツ人は解雇を恐れていない。
そして週休5日制で1年に1カ月は連続して有給休暇を取得することができる。その権利は法律で保障されているから労働者全員がローテーションを組んで1カ月の有給休暇を取得する。
ただ、ドイツ人の悩みは貰った給料の半分は社会保障費として天引きされる。だから手取りは少なくなるが、その代わり、定年後の年金生活費は現役時代と同じ金額を貰うことが出来るのだ。
日本の年金の基本設計では、支給される金額は現役時の50%とされているのと大きく異なる。
そういう意味では、日本はドイツを学べと言うつもりはないが、ドイツ、フランス、英国の良い点を研究して取り入れる知恵が必要だ。
★小泉進次郎、夫婦別姓問題
反対派の高市さんが賛成派の進次郎に夫婦別姓について質問した。
すると進次郎は、ナンタラカンタラ喋っていたが、何を言いたいのかチンプンカンプン。
高市さんも「何を言ってるのか理解できなかった」とな。
進次郎は姑息だな。
自分が総理になれば国会に夫婦別姓の法案を出すと述べていたが、反対派が多い夫婦別姓の話になると、途端に歯切れが悪くなるのはずる賢いということか。
★和田秀樹と小泉進次郎
和田秀樹が自身のユーチューブで、小泉進次郎を徹底的に批判した、いや、バカにしたのは、ある意味、清々しかった。
和田秀樹、64歳
大阪出身、
灘中高、東大医学部卒、医師
専門は精神科
和田さんの発言の趣旨は、Fラン大を出た進次郎は総理大臣になってはいけない、総理になるには一流大卒でなければならない、ということでした。
要するに、Fランでは国家経営の能力に欠けるということだろう。
世界のG7首脳は当然に自国のトップ大学を優秀な成績で卒業しているから、彼らと渡り合えないということですね。
進次郎の出たKA大学は、名前さえ書けば誰でも入れるFランだからね。
ただ、田中角栄は尋常小学校卒だったが、猛勉強して1級建築士になった。
余談、
進次郎が中高時代に英語の家庭教師だった女性(現在、名門大学の英語教授)を知っているが、進次郎は覚えが悪くて手こずったと言ってたな。
(じゅうめい)