★妻に毒物の「メタノール」を飲ませ殺害した薬学博士。
長髪で顔が隠れていたが、俳優にしたいようなイケメンの薬学博士が毒を盛って妻を殺したとは、トホホ。メタノールの入手先は自分の勤務する研究所に普通にあるという。
殺人をやった日が今年の1月16日で、逮捕されたのが9月16日ということは、この間、警視庁は慎重に内偵を進め、証拠が固まったとして逮捕に踏み切ったということ。
当時、行政解剖をした結果、死亡した妻の胃の内容物からメタノールが検出された。
吉田佳右、「その朝、午前7時45分頃、意識がない状態で倒れている妻を発見した」と自ら119番、そして容子さんは搬送先の病院で死亡。
吉田佳右(40)
第一三共の品川研究開発センター所属、薬品の研究開発を担当
北海道大薬学部卒、北海道大大学院卒
企業派遣として千葉大大学院薬学部博士課程修了、薬学博士
また、企業留学として米国の大学(薬学)に2年間留学した。
妻亡きあとは小学生の息子一人と生活していた。
メタノールは、メチルアルコールとも呼ばれるアルコールの一種で無味無臭、酒の代用として飲用すると死亡のリスクが高く、死亡しないまでも失明する危険な毒物。
口から摂取すると30ml、つまり親指大の量で死に至る。
吉田は、逮捕前の任意の調べに「妻は前日朝に嘔吐していたが、二日酔いだと思った。ろれつが回らず、ベッドから落ちたり服を脱ぎながら水風呂に入ったりしていた」と供述した。
ということは妻の容子さんは酒好きで、容子さんが飲む酒のボトルにあらかじめメタノールを入れていた疑いが濃厚ということだな。
メタノールを焼酎、ウイスキー、ジン、ウオッカに入れると見分けがつかない。
そして肝心のメタノールの入手先は、自分の仕事場である研究所、仕事場には研究用として普通にメタノールの薬剤があるという。
殺された容子さん(40)
神戸大農学部卒、京大大学院に進学、薬学の知識も豊富。
第一三共に入社。容子さんと佳右は同期で、結婚後に容子さんが退社し、別企業で働いていた。
だが、5年前から夫婦関係が悪化し、家庭内別居状態だったという。
事件前も喧嘩が絶えなかったそうな。
そして何と、容子さんの死後、夫の吉田佳右は会社に出勤していなかったのだ。
キラ輝く学歴と経歴を持ちながら、妻殺しとは、しかも息子がいながら、すべて泡と消えて、人生終了ですね。
だから妻は、おバカで可愛ければいいのだ。
学校の勉強が出来るより、料理が出来る方が100倍よろしい。
(じゅうめい)