久しぶりに時間を無駄にしたと思える本に出合えたと思いました。
わたしの理解力が不足していただけかもしれませんが、こんな本を売っているNHK出版にも不信感が芽生えるほどです。
この本によると、哲学というのは、ふざけ半分に他の人の理論を、これはだめだ、これは一部使えるなどと、批評して組み立てるものらしいです。
まあ、そこまでは我慢できますが、肝心の結論、作者の最終的にたどり着いたことは、恐怖の仕組みは唯物論で説明できるが、まだよく分かっていない部分があるってことらしいです。
なんだ、そりゃーーーっ!
あれだけ、他の人の理論にケチをつけたり、パクったりしながら、結論がこれかよ!
唯物論って今時、古いでしょ。
もう、物理学では、物質は存在しない、波動の反発により物質があるように感じているだけだとまで言われているのに。
ホラー映画などについて、酒を飲んでうだうだ意味もなく語りたいけど、周りにそういう趣味の人がいない場合などに読むと楽しめるかもしれません。