今日は中秋の名月らしいです。
見事なお月様が登ってきました。
ちょっと、手紙を出しがてら、月夜の散歩としゃれこみました。
昼の様にと言えば大げさですが、月光であたりがよく見える明るい夜は、クルマ社会の田舎ではなかなか味わう機会がありませんでした。
穏やかな秋の夜は、気温もちょうどよく快適なお散歩になりました。
薄雲がたなびいているところも、情緒を感じます。
田毎の月など眺められたら最高でしょう。もっとも、田毎の月は春の田植えのころ、稲が小さく田んぼに水を張っていないと見ることができません。
こんな浮世絵もありますけれど、このようにすべての水田に月が一斉に映ることはなく、どこか一つだけに映ります。地球は丸く、水面はその面に沿って湾曲しているためです。
田毎の月を見るには、歩きながら水面に映る月を追っていかなければなりません。つまり散歩をしながら見るものなのです。