![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/f4/f6b4af787caf6e1930a9196217e16b8c.jpg)
『銃・病原菌・鉄』の著者として有名なジャレド・ダイアモンドの著作です。『銃・病原菌・鉄』が面白かったので読んでみましたが、期待外れでした。
人間と動物(鳥類含む)を比べ、人間の生殖の特徴が少数派である点をいくつも上げて、自然界の淘汰圧がどのように働いたのか考察していきます。
考察自体は深く、慎重で、簡単に結論を出さずにかんがえぬいていくところは、さすがダイアモンドと唸らせられました。
しかし、結論が、やっぱり奇妙で、やっぱり解らない、では読者(わたし自身)は納得できなかったのでした。
題名に騙された感が強いです。「性の進化の神秘」とかにすれば、納得できたような気がします。
だって、なぜ進化したのか、わからないのだもの。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます