三日月堂シリーズ3巻目。
三日月堂は、口コミで縁が繋がり、お客が増えていくところなど、読んでいて楽しく感じます。
三日月堂には古い小さな印刷機しか動かせないので、カードや栞などの小物しか刷れませんが、モノづくりの楽しさもあって読み応えがあります。
それでも壊れたままの大型印刷機を動かして本を刷りたいという夢が現実味を帯びてきて、次回への期待も高まりました。
この本では、ユーミンの飛行機雲や、八木重吉の詩がモチーフとして出てきますので、読書前に聞いておくのも一考です。
ひこうき雲 - 荒井由実(松任谷由実)
◆全編朗読版◆八木重吉 詩集『貧しき信徒』全103編 朗読:小島香奈子
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