ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

佐藤優『先生と私』幻冬舎文庫

2018年01月26日 15時36分52秒 | 
佐藤優の書いた、田辺元の本を読んでから、此の人どんな人なのかということで読んでみたのが、『先生と私』である。
内容の紹介は、以下のようなもの

モーパッサンの「首かざり」を教えてくれた国語の先生。『資本論』の旧訳をくれた副塾長。自分の頭で考えるよう導いてくれた数学の師。――異能の元外交官にして、作家・神学者である〝知の巨人〟はどのような両親のもとに生まれ、どんな少年時代を送り、それがその後の人生にどう影響したのか。思想と行動の原点を描く自伝ノンフィクション。

小学生から15歳、中学校卒業までのことを事細かく覚えているのには、びっくり。

とはいえ、15歳までの発達については興味深い。
村瀬の『13歳論』と、14歳に関する検討。そして15歳。数えで15で元服となる。
このへん、大人になっていく発達の道筋との関係を考えてみたい。