ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

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映画「復活の日」(小松左京原作)

2020年09月11日 10時52分19秒 | 映画

新型コロナウィルスで感染症の恐怖を味わっていることもあって、それを予言したといわれる小松左京原作「復活の日」が注目を集めている。たしか、NHKの番組でも取り上げられたように記憶している。

小松左京については、文庫版の自伝が出ているので、1930年生まれ。生きていれば、90歳。大野松雄さん・田中杉恵先生と同じ年齢である。戦中勤労動員、戦後三高に入学してすぐに、新制大学になり再度兄弟の文学部を受験するということになった。そんな激動の時代を生き、高橋和巳などとともに文学部で学ぶ。たしか、卒論はイタリア文学だったか。その後、編集の仕事などをして作家として独立。「日本沈没」などのSFの世界を構築。堺屋太一などと、万博などをプロデュースしたこともあったか・・・。

「復活の日」は、1964年刊行され、映画は、角川が1980年に製作した。いつ映画館で見たのかわすれてしまったが、草刈正雄とオリビアハッセーのことをうっすらと記憶している。オリビアハッセーはこの後、布施明と結婚したと思う。今回はAmazonPrimeの映画で見た、というより聞いた。英語が多かった、多岐川裕美なども登場していた。はじめのところで、アメリカのメリーランド大学のウィルス研究所が登場するが、このメリーランド大学の図書館に占領期の検閲の図書が所蔵されているのかとふと思った。

映画のストーリは追えていないが、ところどころチラ見する程度だった。SFとは縁遠いのだが、原作もよんでみようかと。