フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

祭り 終章

2008-08-12 21:17:06 | Weblog
夕方Disneyが踊ると言う情報がはいったので人ごみの中へ出かけていったら。警官が5~6人いてなんだか捕り物中だった。


自分が着いたところが逮捕劇の現場だった。僕の足元に男が転がされて手錠をまさにかけられる瞬間だった。警官に混じって自分がいるしかも私服で(当たり前のことだけど)「刑事」になった気分。ゴロツキが足元でふんづかまって俺は、そいつを見下ろしている。いい気分だな・・・・と白日夢。「危ないからこっちへきなさい」と言われて「はーい」嫌な奴。騒動の真相は知らないが、人が手錠されるのは、初めて見たと思う。映画のように、ガチャとカッコよくいかないんだよ。腕を一本一本とってもたもたとするんだ。今、強化プラスチックなんだね。玩具かと思った。パトカー呼んで、3~4台すぐに来たけどそれに乗ってた奴がほんまモンらしく鋭くきびきびしてた。「ケンカ強そう」と思って見てた。人が楽しんでるのが気にいらないという輩は必ずいるからね。他所へいっときゃいいのに、そう言う人に限って、みんなの傍にいるんだ。分離不安かなんかのように。それでもって、必ず、騒動を起こす。見られたい、騒がれたいのかな。それとも、ゲームと現実の区別がつかないのかな。踊りは、Disneyと優勝チームと北海道と静岡を見た。


静岡チームはチャっきり節をアレンジして曲をまとめてたけどなかなか良かった。「唄は茶っきり節、男は次郎長」これほど、人生の方向性を示した曲はないよね。


でも、一服の清涼感はありました。次郎長さんもそうだけど、昔は、騒動は隠れて人に見られないとこでやりましたよね。


今では、人前で堂々と暴れるから巻き添えを食う確立が高いですから恐いね。僕らの定番だった「顔貸せ!」なんて台詞もう死語になってたのですね。何かが、崩れている。モラルというか、人目を気にしないというか、社会が崩壊現象にあるのかもしれない。言葉が死ぬと暴力が蔓延る。その暴力が、やがて戦争へと繋がっていく。想像力の無い大人が、若者をそそのかす。「やれ」と。だから、僕らは、小さな暴力も見逃さない。僕らにできること、これしかない。
コメント (2)
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