ヤブマメ(藪豆) (マメ科) 撮影地 能代市風の松原

2013年08月02日 06時41分49秒 | Weblog

このブログは、先人が能代市風の松原内を調査した、 『植生と植物相に基づく能代市風の松原海岸林の環境保全 近田文弘・梅田市美 自然環境科学研究 2001年発行別冊』 の植物目録に基づいて、能代市 「風の松原」 内の植物を、追跡調査できた範囲内での記録を、アイウエオ順で掲載しているものです。但し、先人が調査したものの中で探しきれないものもあります。絶滅した種もあるようですが、現在調査中ですので、見つけ記録でき次第投稿いたします。又その逆で新種もあり、新種については付け加えて投稿しております。

 

ヤブマメ緒言:ツル性の1年草。

日当たりのよい乾いたところや、やや日陰にも生えるツル性の1年草。茎は細く長く伸び、毛が密に生える。

葉は3出複葉で互生し、広卵形で全縁で、先は鈍頭。小葉は両面に毛が生え、両面に伏毛を有する。特に裏面脈上には長毛がある。

花は葉腋に総状花序を出し、青紫の蝶形で長さ1.5~2cm。旗弁は上部が紫色、翼弁、竜骨弁は白っぽい蝶形花をつける。旗弁は後ろ向きに反り返っていることが多い。萼は有毛で、5裂する。

豆果は長さ2~3cmある。種子は普通3~5個。地上部の種子は有性生殖、地下の種子は単為生殖である。花期8~10月。

 

01.09年09月01日 ヤブマメ 他の草花に絡んで生長している。自分では全部記録していると思いましたが抜けているので記録でき次第追加投稿いたします。今回はこれだけです。

 

02.09年09月01日 ヤブマメ 茎に毛がある。この個体の巻き方は左巻きである。

 

03.09年09月01日 ヤブマメ 3出複葉の葉の表裏。広卵形。頂小葉が一番大きい。葉柄は長い。

 

04.09年09月01日 ヤブマメ 3小葉の裏から見た交点ですが、小葉基部が極めて短い。脈状に毛がある。

 

05.09年09月01日 ヤブマメ 葉の先は鈍頭。

 

06.09年09月01日 ヤブマメ 葉柄が長く毛がある。

 

07.09年09月01日 ヤブマメ 蝶形花で旗弁が紫色で、翼弁、竜骨弁が開いて雄しべが見える。

 

08.09年09月01日 ヤブマメ 萼は有毛で、5裂する。

 

(注):私は植物調査と、写真撮影の技術も、始めたばかりで、ドシロウトも、大ドシロウです。あくまでも個人の趣味で調査したものです。間違った情報が多々あると思いますが、間違いを発見された場合御一報下されれば幸いです。宜しく御願い致します。

参考文献:山渓・日本の野草

 

 

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